平成17年度 通常総会 議事録

■開催日時  平成17年5月28日 13時00分〜14時25分
■開催場所  社団法人日本経営協会 2階ホール
■出席状況  正会員総数566人 有効出席数349人(うち委任状255人)

定刻、当法人定款の規定により総会に出席した正会員の中から山口一郎氏を議長に選出し、議長は総会の開会を宣言した。事務局より正会員総数、有効出席数の報告を行い、議長は本総会が適法に成立する旨を宣し、議事録署名人に大川喜教氏と喜多豊氏と池田隆年氏を選出し、直ちに議案の審議に入った。

■議事

1.第一号議案  平成16年度事業報告ならびに決算および監査報告について
(1)提案説明
堀会長が活動の総括を述べた後、事務局より議案内容の説明があった。その後、監査人より監査承認の報告があった。

(2)質疑応答
質問 セミナー講師の養成基準はどうなっているのか?
回答 明確な基準を作るのは非常に難しい。しかしながら、単にコンテンツを伝えるだけではなく、公開セミナー委員のメンバーを含めた場作りもできる人であり、日本ファシリテーション協会のミッションに見合う人材、というイメージで考えている。

質問 外部への講師派遣について、選考基準に協会活動への参加率は加味されているのか?
回答 事務局で個々の講師を評価することは一切していない。依頼者に書類選考をお願いするだけなので、協会活動への参加率は加味されないなど、課題もある。講師派遣のルールについてはまだまだ検討の余地があるため、今後協会としてより良い形を模索していきたい。

(3)審議結果
参加者全員の拍手にて承認された。

2.第二号議案 平成17年度事業計画ならびに予算について
(1)提案説明
堀会長が基本方針を述べた後、事務局より議案内容の説明があった。

(2)質疑応答
質問 ニューズレターの郵送化が予算化されているが、どのような形で考えているのか。また郵送は6回を予定しているのか。
回答 郵送に相応しい内容とボリュームにするなど、充実度に合わせて検討していく予定。郵送回数については、隔月発行のため、最高で6回となるので、その分だけ予算に充当している。

質問 会員制度の見直しについて。学生割引の制度を作る意図は何か。むしろ学生が増えてしまえば、定例会の質の低下を招いてしまうのではないか。
回答 門戸を開く、という意味であり、積極的に勧誘するわけではない。また、学生を受け入れることで、特別の手間をかける訳ではない。学生の参加が質を落とすことになる、とも考えていない。

質問 ファシリテーション基礎講座はいつ開催するのか。
回答 まず、資料に25クラスと記載しているが、これは1日に2クラス同時開催もあるため、このように表現している。その上で、開催時期についてであるが、既に東京では5月21日に実施しており、今後は6月には大阪で2クラス、7月には東京で2クラスの開催を予定している。その他にも、福岡や中部での開催も検討してい
る。講座情報については、適宜ホームページを参照して欲しい。

(3)審議結果
参加者全員の拍手にて承認された。

3.第三号議案 平成17年度役員の選任について
(1)提案説明
事務局より、池田隆年、加留部貴行、松本由貴子(通称黒田由貴子)、堀公俊、森時彦、以上5名の理事の再任と、尾村竜也、加藤彰、津田美智子(通称川端美智子)、古岩井一彦、三田地真実、以上5名の理事の新任の提案、および瀬部俊司、松下敏治、以上2名の監事の提案があった。

(2)質疑応答
なし

(3)審議結果
参加者全員の拍手にて承認された。

以上をもって本日の議事が終了したので、議長は14時25分閉会を宣した。

平成17年5月28日

住所  東京都渋谷区神宮前6丁目31番21号
名称  特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会

議長     山口一郎
議事録署名人 大川喜教、喜多 豊、池田隆年

総会後、森さんの合図で泡の会スタート! 総会に参加された皆さん。一仕事終えた後のビールに満足、満足。