ファシリテーションサポート委員会−災害復興支援グループ

日本ファシリテーション協会(FAJ)では、2011年3月11日に東北・関東を襲った地震・津波・原発事故の複合大災害からの復興に関し、地域コミュニティの再構築、および自治体や社会福祉協議会、NPO・NGO間のネットワーク強化などの領域において、ファシリテーションを活用したさまざまな支援を行うために、災害復興支援室を設置しました。
2016年3月、災害復興支援室は持続可能な支援活動のために室を廃止し、専門委員会「ファシリテーションサポート委員会」の1グループとして活動することになり、現在に至ります。

支援室説明図OL.png〈災害復興支援グループのふたつの活動領域と活動概要〉
1.地域コミュニティの再構築・住民主体の復興支援
2.支援機関同士のネットワーク強化


《災害復興支援グループ活動報告書のご案内》
■活動報告書『ファシリテーション わたしたちにできること』
東日本大震災の起きた2011年3月に「災害復興支援室」をFAJのなかに立ち上げてから、2015年3月までの4年間の活動記録です。50頁にわたる本報告書は、この未曽有の災害の中で法人としてどのように考え、どのような事業を行ったか、一人ひとりのファシリテーターがさまざまな復興支援の現場でどのような振る舞いをしたのかを記録しました。

活動報告書2015-2016
2015年4月〜2017年3月までの2年間の活動をコンパクトにまとめました。この間には2016年4月の熊本地震に伴う、上益城郡嘉島町での話し合い支援も災害復興支援グループの活動範囲に加わりました。

活動報告書2017
2017年4月〜2018年3月までの1年間の歩みをまとめました。この期間内には新たに2017年7月の九州北部豪雨災害が発災し、直後から福岡県朝倉市などで開催された「支援者情報共有会議」で行ってきた板書支援活動も記載しました。

※各活動報告書は下記バナー☟よりダウンロード・閲覧いただけます。


災害復興支援グループからのメッセージ

これまでの災害復興支援活動において関係を育んできた団体を中心に、被災地それぞれの復興フェーズに合わせた支援を行います。FAJ内外において、被災地の復興をファシリテーションで支援する人材の発掘・育成を行います。また、災害復興・防災・減災に役立つファシリテーションの普及に取り組みます。

特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会(FAJ)の災害復興支援グループは、東日本大震災発災2週間後の2011年3月27日に「災害復興支援室」として活動を開始し、現在に至っております。活動にあたっては

  • 地域コミュニティの再構築・住民主体の復興支援

  • 支援機関同士のネットワーク強化

の2点を活動の柱とし、「被災地の思いや気持ちを伝える」「住民主体のまちづくりを推進する」「支援団体同士の連携を深める」「災害復興・防災・減災に役立つ」ことでより効率的・効果的な支援を実現するため、復興・減災を願う人々や団体の「思い」を「カタチ」にするお手伝いとして会議やワークショップなど、さまざまな話しあいを支援してきております。

阪神・淡路大震災の経験からも、社会的に弱い立場にある方々ほど、震災の影響が長期にわたる可能性が高いこと、さらに、原発事故の影響を踏まえれば、この先も復興への道のりが遠いことは間違いのない現実です。

失われた「つながり」を機能的に回復すること、それにより、一人ひとりに居場所があり、役割と出番があり、参加があり、関係がある、そのような「誰ひとり排除されることのない社会」を築いていくために、ファシリテーターとして貢献できることは、まだまだたくさんあるはずです。

私たちは、必ずしも、困難に直面している方々に対する直接的な支援を行っているわけではありませんが、たとえば、連携と協働により社会的排除の構造と要因を克服するためのネットワークをつくり、育んでいくことも、復興支援の大切なひとつの形であり、そこでファシリテーションが果たす役割は、ますます大きくなっていくものと考えております。

災害復興・防災・減災の各種支援機関のみなさん、また自助グループのみなさん、事前の「場づくり」(プログラム・デザイン)から、当日の進行・運営まで、話しあいの技術である「ファシリテーション」を活用してみませんか?

どうぞ、お気軽にお問いあわせください。

特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会
ファシリテーションサポート委員会 災害復興支援グループ

メンバー

(2018年9月1日現在)

■支援グループメンバー(五十音順)
・浅羽 雄介
・浦山 絵里
・遠藤 智栄
・遠藤 紀子
・尾上 昌毅
・杉村 郁雄
・鈴木 まり子
・疋田 恵子
・平山 猛

災害復興支援 情報交換メーリングリスト

災害復興支援グループでは、会員向けに情報交換のためのメーリングリストを設置しています。

  • 災害復興支援におけるファシリテーションに関する意見交換・相談
  • 被災地の状況に関する意見交換
  • 災害復興支援に関する、イベント・セミナー・お知らせなどの情報交換
  • 災害復興支援グループの活動状況お知らせや、ファシリテーター募集のお知らせ

などにご活用いただけます。

日本ファシリテーション協会の会員のみ参加できます。申し込みページはこちらです。

復興支援グループへのお問い合わせ

日本ファシリテーション協会 災害復興支援グループ fukkou311@faj.or.jp