ファシリテーション・シンポジウム2017 基調講演

基調講演

テーマ

他者の実践を自分のチカラに変換するインストラクショナル・デザイン

日時

2017年5月27日(土) 10:00~12:00

演者

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鈴木克明(すずき かつあき)氏

熊本大学大学院社会文化科学研究科
教授システム学専攻教授 専攻長
フロリダ州立大学大学院修了。Ph.D。

プロフィール

「いかにしたら効果・効率・魅力的に教えられるか」を追求するID(Instructiomal Design 教授設計学)の第一人者。
研究活動はもとより、学会、企業、医療機関、行政など、幅広い分野で「教え方」を教えている。
主著「研修設計マニュアル」、「インストラクショナルデザインの原理(共監訳)」、「学習意欲をデザインする(監訳)」など。

概要

インストラクショナルデザイン(ID)とは、学びの「効果・効率・魅力」を高めるための手法を集大成したモデルや、それを支援するプロセス全体を指します。
その中には、教育学や心理学などさまざまな領域の知見をも反映した、さまざまな実践的フレームワークがあります。

我々、ファシリテーターの役割もその場にいる者が「自ら学ぶ」ことを支援して、彼らの「考え方」や「行動」が「変化していくこと」を望むものでしょう。
「KKD(勘・経験・度胸)」に頼るのではなく、「ID」を学ぶことで、さらに自律的な学びの場を作ることを目指してみませんか?

鈴木克明先生は、日本でのIDの第一人者であり「教え方を教える」専門家です。基調講演とはいえ、一方的に話して終わり、なんてことはありません。
きっと、この2日間の学び方の指針ともなり、みなさんの知識・経験をさらに質の高いものに「変換」させてくれることでしょう。