平成16年度 通常総会 議事録

■開催日時  平成16年5月29日 13時00分〜14時00分
■開催場所  社団法人日本経営協会 2階ホール
■出席状況  正会員総数212人 有効出席数168人(うち委任状107人)

定刻、当法人定款の規定により総会に出席した正会員の中から山口一郎氏を議長に選出し、議長は総会の開会を宣言した。事務局長より正会員総数、有効出席数 の報告を行い、議長は本総会が適法に成立する旨を宣し、議事録署名人に西田徹氏と八木建夫氏を選出し、直ちに議案の審議に入った。

■議事
1.第一号議案  平成15年度事業報告ならびに決算および監査報告について
(1)提案説明
事務局長より議案内容の説明があった後に、監査人より監査承認の報告があった。
(2)質疑応答
質問 どのような手続きで、何を根拠に監査結果を妥当なものを認めたのか?
回答 年度末の決算報告に基づき監査を行い、当法人の会計として適正なものと認めた。
(3)審議結果
参加者全員の拍手にて承認された。


2.第二号議案 平成16年度事業計画ならびに予算について
(1)提案説明
事務局長より議案内容の説明があった。
(2)質疑応答
質問 事業収入に算定根拠ならびに達成の見込みを教えてほしい。
回答 フォーラムに関しては平成15年度の実績に基づいて、公開セミナーについては同様の研修を行う団体の実績をもとに算定しており、十分に達成可能だと見ている。

質問 事業計画書にある「各地区研究会の質・量の充実」の具体的な中身は何か。
回答 量としては、中京地区研究会の立ち上げと、東京研究会で複数テーマを同時開催することを計画している。質としては、研究会と勉強会を分けて運営して内容を充実させていきたい。

質問 「学校教育分野の調査・研究」とは、今どんな取組みをしていて、今後何をするのか。
回答 まだ構想段階であるが、現在モデル校となる学校を探しており、そこを核に学校教育へのファシリテーションの応用の調査・研究を早期に始めたい。

質問 収支予算書にある「6種委員会」とは何か。
回答 今後、研究会の運営等を分科活動として進めていくため、東京・関西・九州・中京の研究会活動を司る四つの運営委員会と、ニューズレター編集委員会とウェッブ編集委員会を設置する予定である。委員はボランティアを募る。

質問 予算はどれくらいの具体性(確実性)があり、どれくらいリスクを見込んでいるのか。
回答 個人会費収入をミニマムの300人で計算してあり、収入にかなりの余裕を見ている。

質問 当会の将来ビジョンの中で、16年度に重点的に取り組む施策は何か。
回答 中京地区を立ち上げ、全国展開の一つの到達点としたい。初心者向け公開セミナーの立ち上げとプロ育成プログラムの準備に力を入れていきたい。

質問 16年度の経営方針にある「経営基盤の確立」とは何を指すのか。
回答 公開セミナー等の事業を立ち上げ、会費収入以外の収益の柱を築きたい。

質問 各事業の推進責任者(担当理事)は誰か。
回答 6運営委員会の話とあわせて、組織運営については、今年度は試験的に次のような形で運営し、規定類を整備した上で、来年度に正式に議案として提案したい。
①調査・研究事業  東京(森)、関西(堀)、九州(加留部)、中京(未定)
②教育・普及事業  公開セミナー・教育プログラム(吉村)
③交流・親睦事業  講師斡旋(池田)
④その他の活動   ニューズレター編集(吉村)、ウエブ編集(堀)

質問 学生会員の割合を教えてほしい。学生会員拡大のために学割制度をつくる考えはないのか。
回答 現在は6名。学割等の会費の設定の仕方に関しては今後検討していく。

質問 今後の研究会の具体的なロードマップについて教えてほしい。
回答 教育分野に関しては今後の検討課題である。東京研究会の充実および公開セミナーは9月の開催目安にしている。

(3)審議結果
参加者全員の拍手にて承認された。


3.第三号議案 平成16年度理事の選任について
(1)提案説明
事務局長より6名の理事の再任と加留部氏の新任の提案があった。
(2)質疑応答
なし
(3)審議結果
参加者全員の拍手にて承認された。

以上をもって本日の議事が終了したので、議長は14時00分閉会を宣した。

平成16年5月29日
住所  東京都渋谷区神宮前6丁目31番21号
名称  特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会

議長 山口一郎    議事録署名人 西田 徹    議事録署名人 八木建夫


FAJ総会・講演会・ポスターセッション

■日 時   :2004年5月29日(土) 13:00〜20:00
■場 所   :日本経営協会2F        
■参加者  :約60名

■内容  1.通常総会(正式な議事録は上記に)
   1)議案事項
    ・第1号議案(事業報告・決算):可決承認
    ・第2号議案(事業計画・予算):可決承認
    ・第3号議案(理事の再任・新任):可決承認
   2)自由討議
    ・新任理事:加留部さんの所信表明&挨拶
    ・「FAJに入ってよかったこと」
    ・「この1年、私はFAJに対して何をするか?」
     →出席者全員、担当テーマ毎にMLに報告のこと
    ・FAJニューズレターの紹介

  2.記念講演会
    「ファシリテーターの思考力と対人力」
    グローバル・インパクト代表パートナー 船川淳志氏

  3.ビデオ上映会
    NHKクローズアップ現代 「会議革命」

  4.ポスターセッション&懇親会
    ・担当テーマ毎に9ヶ月間の研究内容をシェア。
    ・船川さんのビデオ上映&トーク(ボディ?)セッション。

皆様のお陰で楽しく有意義な時間を過ごせたことを、心より感謝いたします。2004年度もファシリテーションの普及に向けて、FAJ一同、明るく楽しく真面目に頑張りましょう!

名議長の山口さんが打ち合わせにないミニワークショップが始め、会場騒然! ファシリテーターの真髄を見た船川さんの講演。あっという間の1.5時間でした。
「会議革命」のビデオ上映のあと、9ヶ月間の成果を競うポスターセッションに突入! 新任理事の加留部さん。泡と料理が投入され、議論のボルテージは上がる一方 。