日本ファシリテーション協会(FAJ)では、2011年3月11日に東北・関東を襲った地震・津波・原発事故の複合大災害からの復興に関し、地域コミュニティの再構築、および自治体や社会福祉協議会、NPO・NGO間のネットワーク強化などの領域において、ファシリテーションを活用したさまざまな支援を行うために、災害復興支援室を設置し、ファシリテーションを通じた災害・復興・防災・減災に関する活動をしています。
〈災害復興委員会のふたつの活動領域と活動概要〉
1.地域コミュニティの再構築・住民主体の復興支援
2.支援機関同士のネットワーク強化
詳しくは下記リーフレットをご参照ください
当委員会の原点:2011年3月11日から4年間の災害復興支援室の活動報告書
特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会(FAJ)の災害復興委員会は、
地域コミュニティの再構築・住民主体の復興支援
支援機関同士のネットワーク強化
の2点を活動の柱とし、「被災地の思いや気持ちを伝える」「住民主体のまちづくりを推進する」「支援団体同士の連携を深める」「災害復興・防災・減災に役立つ」ことでより効率的・効果的な支援を実現するため、復興・減災を願う人々や団体の「思い」を「カタチ」にするお手伝いとして会議やワークショップなど、さまざまな話しあいを支援してきております。
過去の災害からも、社会的に弱い立場にある方々ほど、震災の影響が長期にわたる可能性が高く、復興への道のりが遠いことは間違いのない現実です。
失われた「つながり」を機能的に回復すること、それにより、一人ひとりに居場所があり、役割と出番があり、参加があり、関係がある、そのような「誰ひとり排除されることのない社会」を築いていくために、ファシリテーターとして貢献できることは、まだまだたくさんあるはずです。
私たちは、必ずしも、困難に直面している方々に対する直接的な支援を行っているわけではありませんが、たとえば、連携と協働により社会的排除の構造と要因を克服するためのネットワークをつくり、育んでいくことも、復興支援の大切なひとつの形であり、そこでファシリテーションが果たす役割は、ますます大きくなっていくものと考えております。
災害復興・防災・減災の各種支援機関のみなさん、また自助グループのみなさん、事前の「場づくり」(プログラム・デザイン)から、当日の進行・運営まで、話しあいの技術である「ファシリテーション」を活用してみませんか?
どうぞ、お気軽にお問いあわせください。
特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会
災害復興委員会
災害復興委員会の2023年度の活動報告書が完成しました。
下記画像からもご参照いただけます(PDF形式)
2022年度以前の活動についてはこちらのアーカイブページをご参照ください
*『災害復興支援室』が立ち上がった2011年から2022年度までの過去の活動報告書等がダウンロードできます。
2024年5月
2024年4月
2024年3月
(2024年5月1日現在)
■災害復興委員会メンバー(五十音順)
・浅羽 雄介
・浦山 絵里
・遠藤 智栄
・遠藤 紀子
・小栗 由香
・杉村 郁雄
・野口 和裕
・疋田 恵子
・平山 猛
・元持 幸子
・山田 真司
災害復興委員会では、会員向けに情報交換のためのメーリングリストを設置しています。
などにご活用いただけます。
日本ファシリテーション協会の会員のみ参加できます。メーリングリストへのお申し込みはこちらです。