ファシリテーションを学びたい仲間に最初に紹介するとしたらどんな本がいいんだろう?
「ファシリテーション入門」は読み終わったけど、他にどの本を読んだらいいんだろう?
最近、マンネリ化してきた・・・。新しい切り口のお勧め図書はないかな?などなど、
FAJ会員になりたての人も、なってしばらく経つ人も、ファシリテーションに興味のあるみなさんが図書を探すときの参考にしていただける様、お勧めするF本(ファシリテーション関連本)のアンケート調査を実施。「FAJ会員が推薦するF本大賞!!」と称して発表致します。
今回はシンポジウム、各支部・スクエア・サロンでの定例会、Webアンケートフォームから60人の方が参加、68冊の本を紹介いただきました!
今後も定期的にアンケートを実施し、皆さんのお勧めを反映していきます。ご期待ください(^^)/
[集計期間]2017年5月27日〜2018年1月31日
[回答方法]1人10冊以内でお勧めするF本(ファシリテーション関連本)を紹介
(※集計内のうち1冊につきましては、タイトル、著者名が判別できずデータに反映できませんでした。)
順位 票数 | タイトル | 著者/出版社 | お勧めする理由(抜粋) |
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19票 |
森時彦/ダイヤモンド社 |
ファシリテーションを勉強するという堅さがまったくなく、小説を読むように物語の中でファシリテーションを学ぶことができた。/本当のことみたいに書いてあって、自分に落とせる/ストーリー形式でどんどん引き込まれています。面白かったです。/ファシリテーションしたくなる、熱い一冊です/これを読んでFacilitationを始めたので/わかりやすく、実感がわく/Fa全部がつまってます/FAJに入るきっかけ。主人公のようになりたい/ファシリテーターを知るにはこの1冊。すごく読みやすい。 |
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8票 |
堀公俊、加藤彰/日本経済新聞出版社 | ホワイトボードの豊かさが、具体的な例で示されており、翌日からすぐに実践できるものが多く紹介されている。/実際に会社の会議で使えました!準備してもそれを捨てる勇気も持てました。/10年以上経った今でもなおファシグラのエッセンスは不変。事例も豊富/実際の記入例がありわかりやすい/グラフィッカーの気持ちが面白い/かくネタの基礎はこの一冊/グラフィックに加えて、Fの頭もわかる/2番目に買った関連本で色々ためになった。わかりやすい。 | |
〃 | 堀公俊/日経文庫 | 一番最初に買った。全体的に学びたいときは良いと思う/なんたって基本中の基本です/基礎講座のもと/基礎が充実/入門書として最適/ファシリテーションってなに?を知れる勉強入門。 | |
4位 5票 |
堀公俊、加藤彰/日本経済新聞出版社 | 実用的・頭が整理しやすい。ほぼこれしか読んだ事がない/ワークショップ設計・実施に必要な内容が満載/やってみよう!という時の種本。/最初に買った関連本で色々ためになった。わかりやすい | |
5位 4票 |
森時彦、ファシリテーターの道具研究会/ダイヤモンド社 | 使えるフレームワークを2頁読み切りで実に分かりやすく解説/まずはこの一冊で会議を変えてみるといい/実際に使えそう。 | |
〃
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森時彦/ダイヤモンド社 | ストーリーでファシリテーションを学べる/ストーリーでファシリテーションが学べる。 | |
7位 |
榊巻亮/日経BP社 | 会議で主人公と同じ発言ができて ちょっとすっきりした/入門編として/ストーリー仕立てて分かりやすい。ファシリテーションて何?といわれた時に薦めている。 | |
〃
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堀公俊/東洋経済新報社 | 言わずと知れたファシリテーションの基本書/概論がもうらされてる | |
〃 |
加藤 彰/PHP研究所 | 1つ1つの項目がシンプルにまとまっていて読みやすい/入門の次をめざす人にぴったり。2頁読み切りで、参考フレーズも多い。/今読んでいます。60分では読めない深さ。でもわかりやすい。 | |
〃
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堀公俊/朝日新聞出版 | フレーズごとにまとめられている/文字が大きい。シンプルでわかりやすい/使える!! |
三神 英彦、 沢田石 誠/柏艪舎
子どもたちが自ら進んでファシリテーターになっていきます!/子供向けは珍しい
中野民生/岩波書店
ファシリテーションのルーツを辿れます
中野 民夫、 堀 公俊/日本経済新聞出版社
考えが広がった/異色組み合わせがいい
ちょん せいこ、 西村 善美、松井 一恵/解放出版社
実用的。初心者にもわかりやすい。よく現場に持っていっています。/具体的なファシリテーションのスキルがあること。
漆原 次郎/東洋経済新報社
実用的(実会議で使える)/こんなのできたらと思う
・GRIT やり抜く力(アンジェラ・ダックワース/ダイヤモンド社)
どの分野であれ、人々が成功して偉業を達成するには、「才能」よりも「やり抜く力」が重要であることを論理的に説明したとても気づきの多い本でした。TEDでもプレゼンしてます。ファシリテーション向上の精神的な部分にとても役立つと思いました。最近、自分のマインドに大きく影響を与えた本です。
・フィードバック入門: 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術(中原 淳/PHP研究所)
マネジメントの具体的な手法としてフィードバックをフューチャーした内容ではあるが、対人面において重要なコミュニケーション手法が学べ、ファシリテーションの基礎にも通ずる理論が学べると感じたため。
・患者安全のためのノンテクニカルスキル超入門(相馬孝博/メディカ出版)
図が分かりやすい。組織行動の一例 内容に新しさはあまりないが、よくまとまっている(病院に関係なく他分野でも使える)
・もしかして私、大人の発達障害かもしれない(田中康雄/すばる舎)
NHKが5月から1年かけて発達障害を追って行く小中学生の15人に1人何らかの障害の疑いがある ファシリテーションでそういう人を置き去りにしないために。
・会議が絶対うまくいく方法 (マイケル・ドイル, デイヴィッド・ストラウス/日本経済新聞社)
ファシリテーションを前面に出しておらず"会議"という形で進められているから
・インタラクティブ・ティーチング―アクティブ・ラーニングを促す授業づくり(栗田 佳代子, 日本教育研究イノベーションセンター/河合出版)
このMOOCの講座を受講して、教えることについての考えが変わりました。
・ファシリテーター養成講座 (森時彦/ダイヤモンド社)
プロセスデザイン、場のコントロール、かみあわせると順に分かりやすく説明されている
・行為のデザイン思考法 (林田智明/CCCメディアハウス)
人がどう行動するか予測してデザインする(企画をまとめる視点、手法の提供)
・幸せを拒む病(笠原敏雄/フォレスト出版)
本当にしたいこと探り出す方法を学ぶ(企画をまとめる視点、手法の提供)
・紙のつながり 彼らが本の紙を造った(佐々涼子/早川書房)
地震ドキュメンタリー本 協働の例 (日本製の紙石巻工場再生)
・デザイン思考と経営戦略 (奥出直人/NTT出版)
ものを作り出すワークショップにとって参考となる考え方がいっぱい
・組織行動のマネジメント(ステファン・P・ロビンス/ダイヤモンド社)
組織の中で人がどう動くかの基本を知っておくのに役立つ一冊
・ホワイトボードミーティングテキストBASIC(ちょんせいこ/ひとまち)
具体的なファシリテーションのスキルがあること
・研修設計マニュアル: 人材育成のためのインストラクショナルデザイン(鈴木克明/北大路書房)
社会人にどのような学びを促すか、という点で役に立ちました。
・ワークショップデザイン論―創ることで学ぶ(山内 祐平, 森 玲奈, 安斎 勇樹/慶應義塾大学出版)
WSの企画から振り返りまで詳しく解説している。
・ワクワクする職場をつくる。 (高橋克徳 重光直之/実業之出版社)
モチベーションを上げる、場を盛り上げる参考書。
・人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則 (エドガー・H・シャイン/英治出版)
支援のあり方について考えさせられた。
・戦略と実行 (清水勝彦/日経BP)
組織の中でいかに戦略を実行に落としていくかを学ぶ本。
・元気になる会議 ホワイトボード・ミーティングのすすめ方(ちょんせいこ/解放出版社)
書くことのマインドを知ることができる。
・実践!フィードバック(中原淳/PHP)
職場でのコミュニケーションの取り方の基礎が身に着く。
・企業変革力 (JPコッター/日経BP)
変革を起こしたい人にとって基盤となる教科書。
・ワクワク会議 (堀公俊/日本経済新聞出版社)
解り易い。実践したくなる。
・まちみんな元気ホワイトボードミーティング (ちょんせいこ/出版社)
基本の基本がわかりやすく実践的
・ワンフレーズ論理思考(堀公俊/出版社)
理解しやすい
・自分を立て直す対話(加藤雅則/日本経済新聞出版)
面白いから
・ザ・チェンジ(門田由紀子/フォレスト出版)
やる気になれる
・途上国の人々との話し方〜国際協力メタファシリテーションの手法〜(和田信明 中田豊一/みずのわ出版)
対話の中で気づきを引き出す質問術
・プロジェクトを変える12の知恵(影山明/日経BP)
プロジェクトをFする知恵。とても参考になる
・ファシリテーションベーシックス(堀公俊/日本経済新聞出版)
分かりやすい
・リーダーのためのファシリテーションスキル(谷益美/すばる舎)
分かりやすい!
・チームを動かすファシリテーションのドリル(山口博/扶桑社)
実践的なテキストとして利用しやすい
・マンガでわかるファシリテーション(谷 益美, 円茂 竹縄/日本能率協会マネジメントセンター)
エッセンスをマンガで学べる
・ファシリテーションわたしたちにできること(NPO法人日本ファシリテーション協会 災害復興支援室/NPO法人日本ファシリテーション協会)
実践がかかれている
・ファシリテーションの教科書(グロービズ/東洋経済新聞社)
体系だってまとまっている
・プロジェクトファシリテーション(白川克, 関 尚弘/日本経済新聞出版社)
実践的なテキストとして利用しやすい
・アイデア発想フレームワーク(堀公俊/日本経済新聞出版社)
フレームワークの数が多い。調べやすい
・100万回生きた猫(佐野 洋子 /講談社)
愛がわかる本
・ざっそう(甲斐 信枝/福音館書店)
自然からの学びが凝縮
<その他コメントなしお勧めF本>
今すぐできるファシリテーション/ファシリテーター型リーダーの時代/すごい会議/チームビルディング/悩む技術/ビジュアルファシリテーション/フューチャーセッションをやろう/ワールドカフェをやろう/シナリオ・プランニング/プロセス・エデュケーション/ザ・会社改造/ダイアローグ/シェアリングネイチャー/チームダーウィン/
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