ファシリテーションを学びたい仲間に最初に紹介するとしたらどんな本がいいんだろう?
「ファシリテーション入門」は読み終わったけど、他にどの本を読んだらいいんだろう?
最近、マンネリ化してきた・・・。新しい切り口のお勧め図書はないかな?などなど、
FAJ会員になりたての人も、なってしばらく経つ人も、ファシリテーションに興味のあるみなさんが図書を探すときの参考にしていただける様、お勧めするF本(ファシリテーション関連本)のアンケート調査を実施。「FAJ会員が推薦するF本大賞!!」と称して発表致します。
今回はシンポジウム、各支部・スクエア・サロンでの定例会、Webアンケートフォームから93人の方が参加、148冊の本を紹介いただきました。想像以上にいろいろな本が推薦され、かなり票がばらけております。
注目して頂きたいのはベスト10圏外の3票〜1票となった本の多様さ!目を見張るものがありますね!!これをご紹介しないわけにはいかないので、まずは書籍のタイトル名のみ掲載させていただきます。熱い推薦コメントも数多く寄せられていますので、追ってご紹介いたします。
今後も定期的にアンケートを実施し、皆さんのお勧めを反映していきます。ご期待ください(^^)/
[集計期間]2016年5月28日〜2016年7月11日
[回答方法]1人10冊以内でお勧めするF本(ファシリテーション関連本)を紹介
RANK | タイトル | 著者 | 出版社 | 票数 | 表紙 | お勧めする理由(抜粋) |
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1位 | ザ・ファシリテーター | 森時彦 | ダイヤモンド社 | 19票 | ![]() |
最初に勧められた本。話の中に入り込みやすかった。/組織を変えるファシリテーターが具体的にどのような行動をとるのかが、小説形式でわかりやすく想像しやすい。私はこの本を読んで、FAJに入会しました。/サクセスストーリーが痛快/チェンジ・ファシリテーター必読/「ザ・ゴール」のファシ版です。 |
2位 | ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法 | 堀公俊、加藤彰 | 日本経済新聞出版社 | 18票 | ![]() |
議論を見える化する技法を初心者でも分かりやすく解説してある/ファシグラへの入門はこの1冊しかない。基本をこれで押さえよ/参考例が多く、板書の流れに対する解説がわかりやすいから/板書する時の頭の中の動きが再現されている/簡単なイラストが付いていたり、写真解説があったりして判りやすい/キレイです。 |
3位 | ファシリテーション入門 | 堀公俊 | 日経文庫 | 17票 | ![]() |
万人にすすめられる入門書/まずは1冊目はこれでしょう/ファシリテーションスキル、基礎講座のベースです。/ファシリテーションの言語化との初めての出会いでした。何でもできると思いました。感動しましたので。/はじめて体系的に勉強した本/初心者の僕にもファシリテーションの概略が良くわかりました。/基本/FAJで学ぶ基礎が分かりやすく書かれているから。/広く浅くしることができる。/小さな本で内容が濃い! |
4位 | ワークショップデザイン―知をつむぐ対話の場づくり | 堀公俊、加藤彰 | 日本経済新聞出版社 | 9票 | ![]() |
ワークショップのデザイン方法・例が豊富/ワークショッププログラムデザインをするときにいつも参考にしています/ワークショップを設計・実施するのに必要な考え方が網羅されている。まずはこれを読んでから応用編へ!/とても役にたったので/具体的なプログラム例もあり、初心者でも企画しやすいから。/私は「知をつむぐ・・・」等ことば使いがすきです。 |
5位 | 森時彦、ファシリテーターの道具研究会 | ダイヤモンド社 | 8票 | ![]() |
非常に読みやすく、頭に残りやすい/フレームワークの豊富さが便利/図解が多くて分かりやすいです/いろいろ豆知識がたくさんあって便利/どんなツールがあるのかが分かり、自分で使えそうなものを探して実戦している/ファシリテーションの技法をレベル別に簡潔に説明している/パッと使えるツール(フレームワーク)をとてもわかりやすく説明してくれている/安心と信頼の道具箱。 | |
6位 | 「60分」図解トレーニング ロジカル・ファシリテーション | 加藤彰 | PHP研究所 | 8票 | ![]() |
「構造化力」がよくわかる/練習問題がセットになっている/わかりやすさNO.1だと思います。/要点がもれなく簡潔にまとまってます。/ロジカルに考える方法を簡単に説明している/ビジネスの現場で使えるノウハウがいっぱい/話の噛み合うミーティングを実現するために最低限必要なポイントを教えてくれる。 |
7位 | 世界で一番やさしい会議の教科書 | 榊巻亮 | 日経BP社 | 8票 | ![]() |
新人社員が設定なのでハードルが低く実行しやすいと思いました/具体的な例 マンガ わかりやすい/かくれファシリテーターから始めるイメージが良い/入口の低さに初めて・若い人でもやってみようという思いがわく/「ファシリテーション・グラフィック」で難しいと感じた人はこの本に沿ってファシグラするとよいです/●ミーティング・ファシリテーションに必要なスキルがほぼ網羅されている●普通の人が外部のファシリテーターを使うことなく「どういう順番」で自分の組織に導入していったらスムーズかが整理されている(ここ、ほんとに重要なんですが、説明されている本などは知る限り殆どないです)●ミーティングの準備の仕方(資料の部数確認、とかのレベルじゃなくてね)がしっかり書かれている(これも、しっかり説明されている本は非常に少ない)●キレイなグラフィックなんていらない!と言い切る勇気(私は〇〇さんみたいなグラフィック書けないからファシリテーターなんて...という人は意外に多いものです) |
8位 | ファシリテーション・ベーシックス ―組織のパワーを引き出す技法 | 堀公俊 | 日本経済新聞出版社 | 7票 | ![]() |
問いかけが豊富にある/基本から上級まで網羅されている 費用対効果が高い/ファシリテーターとして必要なスキルが学べる/今までにないファシリテーションの極意が頻出している。/人が納得するのにはプロセスが必要だと気づかせてくれる/①使える!②堀さんの新刊だから・・・ |
9位 | ワクワク会議 | 堀公俊 | 日本経済新聞出版社 | 5票 | ![]() |
初めてFについて読んだ本。実践出来ると感じた。/会議は楽しくやってこそ質等が上がると思うので。/読みやすい 背表紙のインパクト有/関西の人がいっぱい写っている |
10位 | ファシリテーター完全教本 最強のプロが教える理論・技術・実践のすべて | ロジャー・シュワーツ | 日本経済新聞社 | 4票 | ![]() |
ファシリテーターにとっての必須のスキルである「場の現状分析」と「介入」について、基礎ルールに基づいて明確に説明されていて、実践に結びつけやすい。/介入の仕方についてくわしく述べられた/私の原点2 |
票数 | タイトル |
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3票 |
【チーム・ビルディング―人と人を「つなぐ」技法】【ワークショップ入門】 |
2票 |
【1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術】【U理論―過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術】【会議が絶対うまくいく法】【かかわり方のまなび方】【教育研修ファシリテーター】【ザ・ファシリテーター2】【セルフファシリテーション】【ダイアローグ 対話する組織】【チームファシリテーション】【ディジションメイキング】【板書の極意】【ビジネスフレームワーク】【ファシリテーション 実践から学ぶスキルとこころ】【ファシリテーションの教科書】【ファシリテーター型リーダーの時代】【プロジェクトファシリテーション】【プロフェッショナル・ファシリテーター】【問題解決ファシリテーター】【リーダーの為のファシリテーションスキル】【ロジカル・ディスカッション】【ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創る~】【わかりあえないことから】 |
1票 |
【ビジュアル・ミーティング】【ファシリテーション型リーダーの時代】【Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか】【反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」】【"結果"の出ない組織はこう変えろ!】【「幸せ」について知っておきたい5つのこと】【e・ファシリテーション】【GE式ワークアウト】【Healping】【How Google Works】【Inter vation Skill】【ITリーダーが確実にファシリテーションを身につける本】【KP法 】【The NHL Handbook of orgaization Development and cnange】【U理論入門】【アイデア発想フレームワーク】【明日からリーダーやっての為のファシリテーション】【アジャイル開発とスクラム】【アダム・カヘン】【いかにして問題をとくか】【いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学】【イノベーションファシリテーター】【今すぐできる!ファシリテーション】【いますぐ使える!ロジカルシンキング】【オープンダイアローグとは何か】【会議ファシリテーションの基本が身に付く本】【描きながら考える力】【学習する組織】【かもめのジョナサン】【考える力をつける3つの道具】【クリエイティブ・トレーニング】【ゲームストーミング】【元気になる会議】【コミュニケイション的行為の理論】【ザ・ゴール】【ザ・チョイス】【自己開示の心理学的研究】【シャーマンズ・ボディ】【主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント】【出現する未来】【シンクロニシティ 出現する未来の続編的な書物 】【ストーリーとしての競争戦略】【世界一やさしいファシリテーションの教科書】【ソーシャルデザイン実践ガイド】【組織「再起動」プログラム】【組織改革ファシリテーター】【組織開発ハンドブック】【対話する力】【たった一つを変えるだけ】【チーズはどこへ消えた?】【チェンジ・ザ・ルール】【問いかける技術】【なぜあの人だと話がまとまるのか?】【なぜ会社は変われないのか】【日産のすごい~】【発酵道】【ピクサー流創造するちから】【ビジネス・フレームワーク】【ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学】【人を伸ばす聴く力】【ファシリテーションⅡ】【ファシリテーションでできること〜2011年3月から4年間の物語】【ファシリテータートレーニング】【ファシリテーターになろう】【プレイフル・ラーニング】【フレームワークの失敗学】【プロセス・エデュケーション】【プロセスコンサルテーション】【プロデュース能力】【プロフェッショナルの条件】【ホールシステム・アプローチ】【ポジティブチェンジ】【ホワイトボードミーティング】【ホンダジェット: 開発リーダーが語る30年の全軌跡 】【マインドセット「やればできるの研究」】【ミーティング・ファシリテーション入門―市民の会議術】【ミツバチの会議】【夢をかなえるゾウ】【ラクガキノート術】【ロジカルシンキング】【ワーク・ルールズ!】【ワークショップデザイン論】【ワールド・カフェをやろう】【影響力の武器】【会議ファシリテーションの基本がイチから身につく本】【企業変革力】【技術倫理 1】【強い会社は「周辺視野」が広い】【教育研修ファシリテーション】【権限のない社員が会社を変える―「権限がない」という呪縛からの解放】【元気になる会議 ホワイトボードミーティングのすすめ方】【三国志】【自己主導型学習ガイド】【柴田昌治の変革する哲学】【小学生が作ったコミュニケーション大事典 教室から飛び出した!全国のみなさんに読んでもらいたい贈り物! 34の伝え合う力を調べました!】【情報デザインのワークショップ】【心の対話者】【新人コンサルタントが最初に学ぶ 厳選フレームワーク20 (マジビジPRO)】【人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門】【人は見た目が9割】【人生の成功とは何か】【性格がよくなるメールの書き方】【戦略的意思決定手法AHP (シリーズ オペレーションズ・リサーチ)】【組織の罠 -人間行動の現実-】【男の作法】【途上国の人々との話し方:国際協力メタファシリテーションの手法】【道は開ける】【南国港町おばちゃん信金】【発想する会社!】【無責任の構造 モラル・ハザードへの知的戦略】【問題解決フレームワーク大全】【裏方ほどおいしい仕事はない!】【甦る組織 ファシリテーター】【ビジュアル・ミーティング 予想外のアイデアと成果を生む「チーム会議」術】 |
タイトル | 著者 | 出版社 | お勧めする理由(抜粋) | |
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ファシリテーション | ファシリテーター型リーダーの時代 | フラン・リース | プレジデント社 | ファシリテーターのあり方からミーティングの捌き方そしてツールの使い方まで一通り学べる/温故知新。ファシリテーターに必要なちょっとしたコツが散りばめられている。 |
ファシリテーションの教科書 | グロービズ吉田泰文 | 東洋経済新聞社 | ビジネスの現場では会議で決まったことを行動に移す事が求められる。そこにフォーカスしている | |
プロジェクトファシリテーション | 白川 克、 関 尚弘 | 日本経済新聞出版社 | コンサルタントとクライアントがプロジェクトを成功させるために、ファシリテーションという技法が用いて、成功に導くリアルな物語。ファシリテーションが企業変革や業務改革に必要であることがわかる一冊。/臨場感満載です!会議は会議室で起こっている!! | |
会議ファシリテーションの基本が身に付く本 | 釘山健一 | すばる舎 | この本で初めてファシリテーションを知ったのですが目からうろこで、見よう見まねでやった会議がうまくいったので | |
ファシリテーション わたしたちにできること〜2011年3月から4年間 | 日本ファシリテーション協会 | 日本ファシリテーション協会 | ファシリテーション実践の貴重な記録だと思います。 | |
プロフェッショナル・ファシリテーター | ラリー・ドレスラー | ダイヤモンド社 | ファシリテーターとして「どうあるべき」かを考えさせられる | |
ITリーダーが確実にファシリテーションを身につける本 | 新岡優子 | 日経BP社 | ファシリテーターのセリフや、自己との対話が豊富で、実践的 | |
かかわり方のまなび方 | 西村佳哲 | ちくま文庫 | ファシリテーターは何をしているのか? ワークショップとは何か?人の見え方というテーマで、様々な現場で活躍しているファシリテーターにインタビューした本。いろんな現場で、人の力を引き出している人々の生の声に触れられる。整理されたノウハウにはない、迫力や刺激、きらめきが詰まってます。 /Fの多様性、心の持ち方を知る | |
会議 | ミーティング・ファシリテーション入門―市民の会議術 | 青木将幸 | ハンズオン!埼玉出版部 | 視覚障害者、聴覚障害者との会議に関する章がある |
ミツバチの会議 | トーマス・D.シーリー | 築地書館 | ミツバチの集団の意思決定にはFの共有→発散→収束→合意形成が分かる | |
会社・組織を変える | "結果"の出ない組織はこう変えろ! | 森時彦 | 朝日新聞出版 | ファシリテーションのスキルは有用だが、そはある目的を達成する道具に過ぎない。組織の目的と課題に格闘する著者のしなやかな気迫を感じる一冊! |
権限のない社員が会社を変える--「権限がない」という呪縛からの解放 | 藤原 雄一郎 | インターワーク出版 | 組織内での自己規制を排するリフレーミング | |
ストーリーとしての競争戦略 | 楠木建 | 東洋経済新報社 | 流行語が躍る思考フレームたちが頼りなくつなぎ合わされただけの競争戦略は、危うくつまらない。世の多くの経営戦略の本のなかにあって、本書は魂が宿りみんながコミットする戦略とはどんなものかを示してくれています。有機性を高めて組織を変革しようとするときのヒントになりそうです。 | |
なぜ会社は変われないのか | 柴田昌治 | 日本経済新聞社 | 第一歩を踏み出した時の助け | |
GE式ワークアウト | デーブ・ウルリヒ | 日経BP社 | 組織に動きを起こす手法としてのワークアウトをしっかり理解できる。 | |
チームビルディング | How Google Works | エリック・シュミット | 日本経済新聞出版社 | チームビルディングの大切な視点を与えてくれる本。また、成果を出したいチームのファシリテートに大切なことを教えてくれる本 |
ワーク・ルールズ! | ラズロ・ボック | 東洋経済新報社 | グーグル社の、採用、育成、評価の仕組みをオープンにしており、社内でのチームビルディングや働き方への見本になった | |
Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか | Brian W. Fitzpatrick | オライリージャパン | How Google Worksは外から見たもので、こちらはチームの内側から見たもの。HRT(Humility/Respect/Trust)という強いチームのメンバーが持つべき要素をきちんと説明している。 | |
問題解決 | いかにして問題をとくか | G.ポリア | 丸善 | 「問題」に対するさまざまな「視点」を持つように考えさせられる本 |
場づくり | プロデュース能力 | 佐々木直彦 | 日本能率協会マネジメントセンター | いくらファシリテーションをやろうと思っても、その場を創り出せない人にはファシリテーションはできないから。 |
プレイフル・ラーニング | 上田信行、中原淳 | 三省堂 | 誰もが持っている遊び心(プレイフル)。どんな組織でもプレイフルに振る舞うことで人間の集中力が高まり、場を活性化させる方法論は、読むだけでワクワクしてきます! | |
発酵道―酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方 | 寺田 啓佐 | スタジオK | 腸内フローラと同じようにFrのFの字もでてきませんが、場づくりの真ずいに触れられると思います。 | |
対話 | ダイアローグ 対話する組織 | 中原淳、長岡 健 | ダイヤモンド社 |
複数の人がわざわざ集まって話し合うことの意味を分かりやすく書いてある。会社で対話の意味を伝える際に、使えるフレーズが多いこと。 |
オープンダイアローグとは何か | 齊藤環 | 医学書院 | チームでの対話が、精神疾患の患者の治療の手法になっている、という本。対話の可能性を感じるとともに、どのような対話が人間にどういう影響を与えるのかを考える手掛かりになる一冊。 | |
手強い問題は対話で解決する | アダム・カヘン | Human value | ファシリテーターの世界観を広げた | |
聴く | 心の対話者 | 鈴木秀子 | 文藝春秋 | 傾聴の極意をこの本で習得すべし。 |
人を伸ばす聴く力 | 日本能率協会コンサルティング | 日本能率協会マネジメントセンター | 聴く力、特に上司がしっかりした部下の話を聞くためのスキルがたくさんのっている | |
コミュニケーション | 小学生が作ったコミュニケーション大事典 教室から飛び出した!全国のみなさんに読んでもらいたい贈り物! 34の伝え合う力を調べました! | 北九州市香月小学校平成17年度6年1組34名/菊池 省三 | 中村堂; 復刻版 | 子供たちが調べたコミュニケーションの力にハッとするものがある。最近、他社から再版されたらしい。 |
道は開ける | D・カーネギー | 創元社 | コミュニケーションや会社での人間関係に悩んでいたときに出会った本で、自信にも繋がった | |
コミュニケイション的行為の理論 | ユルゲン・ハーバーマス | 未来社 | 難解な本ですが、合理性の限界と話し合いの重要性を説いた思想の本です。 | |
影響力 | 影響力の武器 | Robert B. Cialdini(著)、社会行動研究会(訳) | 誠信書房 | 対人関係における心理的な操作を知ることで、ファシリテーターの公平さを意識できる |
委ねる | たった一つを変えるだけ | ダン・ロスステイン、ルース・サンタナ | 新評論 | 問を考えること自体を参加者に委ねる手法に関する本。問を立てることは、話し合いや思考の方向性に決定的な影響力を持っている。それをファシリテーターが手放すことで、話し合いの内容を、参加者が自分たちの問、自分たちの問題、つまり「自分ごと」にしていける。ファシリテーションを突き詰めるとそこに到ると思うので、お勧め図書としてあげました。 |
主体的に動く | 主体的に動くアカウンタビリティ・マネジメント | ロジャーコナーズ他 | ディスカヴァー21 | 面白い!「オズの魔法使い」をもとに、主体的に自ら進んで責任を引き受ける意識の大切さを説く。(私はコレで変わりました!) |
違いを知る | わかりあえないことから | 平田オリザ | 講談社現代新書 | 他人との違いを前提にするところからファシリテーションは始まる |
メンタルを知る | 無責任の構造 モラル・ハザードへの知的戦略 | 岡本浩一 | PHP研究所 | 組織や個人の深いところにあるメンタルモデルに対する洞察に役立つ |
アイデア・発想 | 発想する会社!世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法 | トム・ケリー | 早川書房 | アイデア/イノベーションを生み出すための実践方法が満載。 |
アイデア発想フレームワーク | 堀公俊 | 日本経済新聞出版社 | 「カテゴライズ力」プログラムの参考にしています | |
アクティブ・ラーニング | 自己主導型学習ガイド | マルカム・S・ノールズ | 明石書店 | アクティブラーニングが流行るずっと以前に、学習者が主体的に学ぶために、教師がどのような意識をもって、どのような手法で、教育を組み立てるかについてを、数多くの成人教育の実践から抽出した成人教育の古典。本そのものが、読者が主体的に学ぶようになることを目指して書かれており、本というメディアを通じて、著者の「学習者の意欲と主体的な学びを引き出そうという働きかけ」(=ファシリテーション!)に直接触れられるようになっている。 |
ポジティブ心理学 | 「幸せ」について知っておきたい5つのこと | NHK「幸福学」白熱教室 | KADOKAWA/中経出版 | ポジティブ心理学がもうら的に学べる |
事務局 | 裏方ほどおいしい仕事はない! | 野村 恭彦 | プレジデント社 | 事務局の段取りがもたらす可能性が広がる |
伝わる言葉 | 性格がよくなるメールの書き方 | 和田裕美 | 光文社 | 美文や正しい文章ではなく、心が伝わって、相手が元気になりそうな言葉を使った文章が満載です。みんながそんな言葉を使ったらたくさんの笑顔が増えそうです。 |
ふるまい | ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学 | 入山章栄 |
日経BP社 |
人の行動学的な部分が、ファシリテーターとしてどう動けばよいかの参考になる |
男の作法 | 池波 正太郎 | 新潮社 | ファシリテーターとして、また人としての立ち振る舞いなど勉強になります。いいかげんな奴では、ファシリテーターとしての信用もない | |
反応しない | 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 | 草薙龍瞬 | KADOKAWA/中経出版 | 反応することでうまくいくファシリテーションもあれば反応することでうまくいかなくなるファシリテーションもあると思う。それを見極めるための道標としておすすめの一冊。 |
思想 | シャーマンズボディ―心身の健康・人間関係・コミュニティを変容させる新しいシャーマニズム | アーノルド・ミンデル | コスモスライブラリー | 「人生の深い智え」をファシリテートできる。 |
人生を促進 | 夢をかなえるゾウ | 水野敬也 | 飛鳥新社 | この本は人生を促進して容易にする |
ホールシステムアプローチ | ワールド・カフェをやろう | 香取一昭・大川恒 | 日本経済新聞出版社 | ワールドカフェのバイブル本です。初心者に読みやすくおススメです。 |
ホールシステム・アプローチ | 香取一昭・大川恒 | 日本経済新聞出版社 | ホールシステム・アプローチの意味、構造、関係、内容等をコンパクトに分かりやすくまとまっている。基本文献の1冊だと思います。 | |
ワークショップ | ワークショップデザイン論 | 山内 祐平、森 玲奈、安斎勇樹 | 慶應義塾大学出版会 | 個人的に、ワークショップ空間で感じる違和感の謎が解るような一冊でした。 |
情報デザインのワークショップ | 情報デザインフォーラム編 | 丸善出版 | 意外なワークショップアクティビティのアイデアが豊富に載っている。 | |
ファシグラ | 板書の極意 | 八木健夫 | アメニモ | 具体的なファシグラの成功体験が書かれている(残念ながら、中古でのみ入手可) |
元気になる会議 ホワイトボードミーティングのすすめ方 | ちょんせいこ | 解放出版社 | 板書はファシリテーション実践の入り口と思ってます。しかもホワイトボードは職場では一般的な板書道具。実践的な内容で、本を片手に実践ができるところがお勧めです。 | |
ラクガキノート術 | タムラカイ | エイ出版社 | ファシグラのアイコンが描けないと思う方へ。絵なんてかんたんです(F本ではないのですが) | |
物語から学ぶ | かもめのジョナサン | リチャードバック | 新潮文庫 | このジョナサンたちかもめの群れに、リーダーとその集団のあるべき姿を見ます。リーダーシップとフォロワーシップ、両者に本質的な区別はなく、誰もが自らの人生の当事者となって、大切なものを順に受け継いでいく様が描かれています。 |