東京フォーラム2006 分科会 5

分科会 5

テーマ 撃的空間ファシリテーション (魔法の杖を使うには?)
―現場を動かす新しいミーティング技法―
概要  "ミーティングを行うことで、現場は動いていますか?"ヒーローがいなくてもミーティングは活性化できるのです! "みんなの【本音】が自然と湧き出てくる・・・"そんな魔法があったら、、と願う人は多いのではないでしょうか。
今回は、あなただけ特別に本音が湧き出る『魔法の杖』の使い方をお伝えしましょう。(『魔法の杖』はイベント会場「一撃触発ファシリテーション」にて入手できます)そしてスペシャルゲストにより『魔法の杖』を使った実例も、ご紹介する予定です。 "人が動く! ミーティングが活性化する!"そんな『撃的空間』を覗いてみませんか。(注:「撃」的空間→あなたの感情に共感を与える空間)
定員 40名
ゲスト 株式会社コア 執行役員
野秋 盛和さん
担当者 彦田 美香子

第5分科会

「撃的空間ファシリテーション」 〜魔法の杖を使うには〜

☆参加メンバー

●ゲスト1名

野秋 盛和氏 (株式会社コア 執行役員)

●ファシリテーター 彦田 美香子 (FAJ会員)

●総参加者数 40名 (スタッフを含む)

☆プログラム

●説明やアイスブレイクなど
ゴールは、理想的なミーティングを運営するために、

 ・魔法の杖のキーワード(5種類)

 ・魔法辞典の呪文(2種類)

をヒントに、「魔法のレシピ」を完成させること。

※魔法の杖は、ファシリテーターの役割を、魔法辞典は、ファシリテートする場づくりのための技術を表現したもの。

●ワーク�「ミーティングの場面で抱える問題点」

日常ミーティング時に起こる様々名問題を各グループ毎に書き出し、グループで共有。(マップ図)

●ワーク�「理想的なミーティングとは」

それぞれが理想とするミーティング像をグループ毎に書き出す。グループで共有。(マップ図)

●魔法の杖のキーワードを共有

「理想的なミーティング」を運営するためにヒントとなる魔法の杖をオープン。それぞれの杖に書かれているキーワード(4種類)をグループ毎に共有する。
※魔法の杖は、理想のミーティングを実現するための「場づくり」の魔法。キーワードは、ファシリテーターの魔法の杖と合わせて全部で5種類。最後の1種類は、分科会の最後に種明かし。

●魔法辞典(場づくりのための技術)の呪文を共有

魔法の呪文を共有する。

※魔法辞典は、理想のミーティングを実現するための呪文。

--【休憩】--

●魔法辞典の呪文の解説

「場づくりの技術」と「本音を引き出す技術」を魔法辞典の呪文を使って解説。

※「場づくりの技術」に関する呪文は・・・『合わせ』

「本音を引き出す技術」に関する呪文は・・・『対話(ダイアログ)』

●「本音を引き出す技術」をロープレで体験

「対話(ダイアログ)」の"質問"に焦点を当て、相手の本音を引き出すロープレを2人ペアで体験。

●魔法の杖を使った、企業事例(�コア 執行役員 野秋氏)

魔法の杖の導入時(中心メンバーの教育、周囲の理解、他)、導入実施時(中心メンバーによるファシリテーショントライアル、合宿研修、他)、導入後(社員のモチベーション、中心メンバーのファシリテーションスキル、対話する場の提供の効果性、他)など。

また、導入に関する成功事例、失敗事例、今後の展開など。

●グループディスカッション

理想的なミーティングをマップ図で再度確認。

3つくらいにテーマを絞る。

●魔法のレシピを作る

ファシリテーターの魔法の杖をオープン。5種類のキーワードが揃う。

魔法の杖の5種類のキーワード + 魔法辞典の呪文 を使ってレシピを考える。(サンプルを紹介)

●まとめ=「ファシリテーターのいる場」

議長ではなく、ファシリテーターがいるミーティングの場とはどのような場か。

魔法の杖の5種類のキーワードをひもといて解説。

※ファシリテーターのいる場、それは『ファ・シ・リ・テ(ー)・タ(ー)』・

 第5分科会では、「場づくり」を行うために

どのような「場」が理想なのか

ファシリテーターは何をしなければならないのか

理想の「場」を創り上げるために必要なことと技術

をテーマに、「魔法」をキーワードにストーリー展開しました。

理想のミーティングを運営するための第一歩は、「場づくり」と「ファシリテーターの役所」ということで

いかに現場において「本音が引き出せるミーティングの場」をつくるのか・・・ということを、導入事例をもとに検証しました。

キーワードや呪文一つ一つに深い意味が込められています。

この持ち帰ったキーワードを再度じっくりと眺めていると、色々なヒントが浮かび上がってくると思います。

今回、特に目玉となったのは現場の生の声です。

ファシリテーション技術を用いて、組織変革を行おうとしている企業の成功談、失敗談、今後の展開やファシリテーション技術の可能性などについて語っていただきました。

 参加者からたくさんのご意見が出ましたが、特に、「内部ファシリテーター起用で、どのくらい成功できるのか?」「ファシリテーション技術を導入する上で、上司や部下をどのように説得したらよいのか」「社内でのファシリテーター教育が本当に実現できるのか」「合宿でのメリットは?(オフサイトミーティング形式)」という意見が注目されました。

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