東京フォーラム2006 分科会 4

分科会 4

テーマ 教育現場に活かすファシリテーション
―ファシリタティブなティーチャーを目指して!―
概要  皆さん、ご自分が学生時代だった頃に受けた講義・授業を思い出してください(学生の方は、今の講義・授業のスタイルを思い出してください)。 あるいは、社会人の方で現在受けられている研修は、どんな感じですか?「一方通行」で眠くならないですか? 講師から「こうあるべき」と言われて、 何だかシラケタ気持ちになった経験はないですか?
 この分科会では、「ファシリタティブなティーチャーを目指して」を副題として、
こうした教育現場の問題を解決すべく、 そこにファシリテーションを導入すること
でどんな効果があるのか、 皆さんに模擬セッションの体験もしていただきながら 一緒に考えていきたいと思います。
定員 40名
ゲスト 横浜市教育委員会

指導主事 高橋 秀吉さん

担当者 三田地 真実、松下 敏治

第�分科会         

「教育現場に活かすファシリテーション」

−ファシリタティブなティーチャーを目指して!−

☆参加メンバー (敬称略)

●実践報告�     高橋 秀吉 (横浜市教育委員会 指導主事)

�     松下 敏治 (FAJ監事)

●基本的な説明    三田地真実 (FAJ理事)

●ファシリテーター  山口佳奈美  西  嘉之 (FAJ会員)

●グラフィッカー    高橋 信貴 (FAJ会員)

●タイムキーパー   片山 葉子 (FAJ会員)

●記録(写真)     志塚 昌紀 (FAJ会員)

●サポート       山口 秀子、山口 一郎 (FAJ会員)

●総参加者数 38名 (スタッフを含む)

☆プログラム

●説明やメンバー紹介、参加者の期待など

●実践報告�「気付きを生み出す体験型研修」

コミュニケーションに関するアクティビティを行い、気付きをシェアした。

●実践報告�「学習効果を高める知識伝達型研修」

財務に関するワークの一部を行い、知識伝達をどのようにファシリタティブに進めるかを説明した。

●実践報告者のトーク・参加者によるディスカッション

研修をファシリタティブにデザインした背景、その効果などについて報告者が説明し、参加者の質問に答えた。

また、ファシリテーションとは?、教育や研修の場でファシリタティブに進めるとは? などについて参加者がディスカッションした。

●参加者の感想の記入、ひと言チェックアウト

☆トーク・ディスカッションの内容、参加者の声

   ●どこがファシリテーション?

・実践報告では、グループの座り方、場を和らげるはたらきかけ、参加者に「書かせる」「ポストイットを貼って分けさせる」こと、身近な知識→専門用語という手順、体験→気付きが生まれるしかけ、参加者の気付きの共有など。プロセス、コンテンツどちらを重視しているかによって異なる。

・さらに、分科会のプログラムの構成そのものが、参加者に気付きをうながすデザインになっている。

●教育現場ではファシリテーションは取り入れられている?

・言葉としての認知度は低い。小学校では授業の中で、自然な形で実践されている。ピアサポートなどで、手法を知っている先生もいる。

●参加者より

・これなら子どもは育つ

・新鮮な経験をした

・グラフィックがいい

・ファシリテーションに興味をもった

・知識欲が刺激された

・会議でも使おう、など

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