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ファシリテーションフォーラム2007
あるミーティングの風景 プロセスとコンテント
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■日時 :2007年5月26日(土) 13:30〜17:00
■場所 :ATCホール B4会議室
■参加者:11名
■担当 :妹尾さん、寺尾さん、海野さん、岩崎
■テーマ
「プロセス」と「コンテント」の理解と習得
■概要
ファシリテーターとして、メンバー、自分自身、グループの中、に起こっ
ていることを知り、感じる力を強化する。
「プロセス」と「コンテント」を理解し、活用できるようになる。
■内容
◆自己紹介(75分)
・自己紹介:何処から来たか?、名前、現在の気持ち
・ペアで話す:ペアを作りお互いに自分のことを紹介
10分話をして、その後、今感じていることを10分、更に10分を掛け
話し始めてから10分後と20分後の気持ちの違いを話し合い。
ペアを変えて、前のペアとの自己紹介で自分の中に起こったことと
今感じていることを10分で話し合い、その後、全員で振り返りを行
なった。
→伝えること、観察することを同時にするのは難しい。
他人の観察はなれているけど、自分の観察は???
◆ミーティング実習(100分)
・5つのテーマから一つを選び、そのテーマに関しての「見解」を出す。
この話し合いの後に、ワークシートを使った個人の振り返りを行ない、
グループの振り返りを行なった。実はこの話し合いには観察者がいて、
振り返り途中からこの観察者も加わり、話し合いの外側から視点でフィ
ードバックをもらった。
→話し合いの流れが決まった一言があった、答えを出さなくてはとあせ
った、この時間ではムリとあきらめた、と真逆の意見あり。
話し合いの流れを決めた一言があった。
◆今日の振り返り(35分)
・全員で今日感じたこと、学んだこと、を共有。
→プロセスをコンテントにすることで場を読むということが理解できた。
でも、場を読むってやっぱり難しい!!
わかったことで、余計にもやもやしてきた。
日常において、どう活用したらいいのか?
今ここで起こっている事が「プロセス」
表明したらすでに「コンテント」になっている。「今ここ」に焦点を当てることが重要。
■感想(岩崎)
フォーラムを象徴するように関西勢は2名だけというインターナショナル?
な11名の参加者で行なわれたこの分科会は、こじんまりとしたものに見えま
したが、空間、時間、気付き、どれも贅沢な分科会となりました。
最近の定例会では難しくなった「全員参加の振り返り」がタップリとってあ
り、多くの「気付き」や「学び」をシェアすることができたことが一番良か
った点ではなかったかと思います。私を含め最後の一言では「ここに参加し
てよかった」とおっしゃる方が多く、また、満足げな表情がこの分科会の質
の高さを物語っていたのではないかと思います。
「ここで何が起きているか感じようとする気持ちがあれば、ファシリテータ
ーとしてやっていけますよ。」妹尾さんからの贈り物を、おすそわけ、です。