F力測定ラインナップ

F力測定ラインナップ

※エントリー順

1.場あたため力rev2(仮称)

企画者

岸 靖久,藤田邦和、坂本祐央子、町野美香、吉岡良浩、佐藤重範 他

測定要素概要

2013年度でシンポジウムで実施した「会話力(アイコンタクト)」および2014年度のシンポジウムで実施した「場あたため力」に引き続き、ファシリテーターや参加者が、ノンバーバル・コミュニケーションによって場の状態に関わるところを分析し、かつ場の状態を測る手法を探ることにも挑戦する。今年度については、昨年度の実施結果に基いて知見が得られた、場に対しての効果的要因をいくつか拾い出し、場の温度、場のノリ、場の繋がりを作る行動の数や効果をチェックし拾い出し、可観測可能か測定できるかどうかを検証する。

2.共感つなげる力 ~ 相手に「この人共感してくれた!」と思ってもらうには?

企画者

山本 善隆/十川智美/松浦春選/田中裕喜美/山際彰宏

測定要素概要

測定要素概要:人間関係やビジネスなど多様なジャンルで大切になる「共感力」。誰かと対話する時、共感によって互いの距離が縮まり関係が豊かになることを私たちは経験から知っています。ではどうすれば相手に「この人、共感してくれた!」と感じてもらえるのでしょう?対話を通じて行動や会話のポイントをおさえつつ、相手にあなたの「共感」が伝わるかどうかを測定します。
※「自分が共感する力」ではなく「相手にそう思わせる力」をテーマとします。

3.お話スッキリかみ合わせ力

企画者

飯島 邦子/藤田 国和/松尾 貴寛/大久保 綾乃/吉池 裕/星野利夫/吉田 裕美子

測定要素概要

発言の意味が曖昧で分かりにくかったり、筋が通っていなかったり、または誰かの思い込みによる発言に流されそうになったり、そもそも何を言っているかが分からない時、人それぞれの解釈に任せて余計なトラブルが引き起こされたりしていませんか? そんな時、ファシリテーターは、メンバーの認識をかみ合わせるための問いかけをします。 これを「お話スッキリかみ合わせ力」と名付けました。 このチカラは、問題解決の場は勿論、ありとあらゆる話し合いの場で必要です。 このF力測定では、建設的な話し合いを実現し、メンバーのしっかりした相互理解を促すために論理的にかみ合うように促すチカラを測定します。

4.ブレストファシリテーション力

企画者

尾上昌毅、永野直樹、中西百合、遠藤紀子、大川喜教、近藤高史、内藤修、藤原美和

測定要素概要

ファシリテーションの発散の代表選手、ブレインストーミング(ブレスト)。 脳の引出しからアイデアを出し、他のアイデアと結合連鎖、付け加えをしながら、新しいアイデアをどんどん膨らませ参加メンバーが、これまで考えていなかったような飛躍的なアイディアを出したり、自分の枠を越えた新たな発想を生み出せるように促すチカラを、【ブレストファシリテーション力】と名付けました。
これは発散シーンにおいて、単に自分が多くのアイディアを出すのみならず、いち参加者として他のメンバーに促進的な影響をながらブレストをファシリテートする重要なチカラです。

5.議論把握力

企画者

堀公俊 他

測定要素概要

意見が異なる3人が議論するビデオを見た後、「そこで何が話されていたか?」を問う設問シートに回答を書いていく。
例)重要な論点は何ですか?(3つまで) Aさんの一番言いたかったことは? 3人で合意したことは何ですか?

6.カテゴライズ 力(りょく)・リターンズ

企画者

柴田千晶/安倍能行/岩崎 覚/大国兼道/小藤輝正/楯岡かおる/中島美暁/花田孝之/増平貴之 他

測定要素概要

話し合いで出た雑多な意見達をファシリテーターが分類したり関連づけたりする場面があります。その時に「似た意見をまとめてラベル付け」したり「全体を見ていくつかに大別するための切り口を見つける」のに発揮される力を「カテゴライズ力」と名付けました。カテゴライズ力は、発散シーンであれ、収束シーンであれ、参加者が「雑多な意見達が何を言っているのかを捉え、これから何を話せばよいかを共有する」のに必要な力です。(2014年度シンポジウムにて実施の再演)

7.質問力

企画者

本宮大輔/白方通隆/藤嶺和隆/酒井麻里/田中敏彦/櫻木正彦/杉田恵子/橋詰敦樹

測定要素概要

測定側が設定した場で、被測定者に質問を発してもらい、(1)意図や形式、(2)質問を発するまでの時間、2点で評価し、質問力を測定する。
測定の流れは、以下のとおり。
1)被測定者は、会議の設定・アジェンダ・状況について書いてある文書を読む。
2)測定ブースに入り、出題者・評価者と対面にて着席。
3)出題者から会議中の一場面が記載した問題シートを被測定者に渡す。
4)その場面における質問を回答する。

8.言い換え力

企画者

神田信治/大西克之/上山幸恵/角野善郎/名越千紘

測定要素概要

ファシリテーターにとって必要な4つのスキルは「場のデザイン」「対人関係」「構造化」「合意形成」です。
特に、会議や話し合いの場での「対人関係」で大切なのは、ファシリテーターの“傾聴”能力の高さです。その“傾聴”を、「聴く」「引き出す」「深める」に3分類し、「引き出す」のに必要とされる『言い換え力』を<F力>のひとつに設定しました。
会議が停滞したり、行き詰ってしまう時・・・
ファシリテーターに求められる<F力>は、参加者に投げかけ、場を和めたり、さらに議論を深めたり、活性化するための『言い換え力』ではないでしょうか。
その『言い換え力』に必要なのは、豊富な語彙と、それをタイミングよく選択し使いこなせるスピードです。そんな能力を測るために、今回の<F力測定>問題を作成しました。