6月4日(土)オープニング/1st.セッション

オープニング・セッション
社会を拓く"協働"の知を求めて〜集団の意思決定の本質を探る〜(仮)

■セッションID -
■ファシリテーター 亀田達也、堀公俊
■日時 6月4日(土)10:00〜12:00
■定員 -

セッション内容

 私たちが、明日に向けて社会を拓く上で欠かせないのが様々な話し合いです。では、私たちは何のために話し合いをするのでしょうか。話し合いが生み出すものは何でしょうか。どんな話し合いをすれば意義のあるものとなるのでしょうか?
このセッションでは、社会心理学の立場から、人間や生物における合意形成の意味を明らかにし、公開ダイアローグを通じて協働の本質を参加者の皆さんと一緒に探求していきます。

ファシリテーター紹介

亀田達也 亀田達也
北海道大学大学院文学研究科教授。
研究分野は、社会心理学、意思決定、行動生態学で、社会的行動の進化的・適応的基盤に関する検討や集合体における合意形成、集団による意思決定過程の分析に従事。社会心理学、集団力学、行動的意思決定論が研究のキーワード。
堀公俊

堀公俊
堀公俊事務所代表、組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー。

1960年神戸生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。大手精密機器メーカーにて経営企画やマーケティングに従事した後、1995年より組織開発、企業合併、教育研修、まちづくり、市民活動など、多彩な分野でファシリテーション活動を展開。ロジカルでハートウォーミングなファシリテーションは定評がある。2003年に有志と共に「日本ファシリテーション協会」を設立し、初代会長に就任。関西大学や法政大学で非常勤講師を務める。現在は、講演や執筆活動を通じてファシリテーションの普及・啓発に尽力している。
著書に、『ファシリテーション入門』『ワークショップ入門』(以上、日本経済新聞出版社)、『「ホンネ」を引き出す質問力』『今すぐできる!ファシリテーション』(以上、PHP研究所)、『問題解決ファシリテーター』(東洋経済新報社)、『チーム・ファシリテーション』(朝日新聞出版)など多数があり、海外でも翻訳・出版されている。

ドラムサークルを体験しよう〜リズムでひらく、人とつながる〜

■セッションID 11
■ファシリテーター 米澤倫子
■日時 6月4日(土)13:00〜15:00
■定員 -

セッション内容

 ドラムサークルとは、その場に集まった人たちで即興的に作り上げる打楽器・パーカッションアンサンブル。そこには年齢・経 験・性別まったく関係なし。もちろん初心者大歓迎!!一番大事なのは楽しむことです。自分の心地よいリズムを奏でましょう。
あなたのリズムは誰にもまねできないのです。そしてみんなのリズムが集まって素敵な音楽が演奏されるのです。さあ、主役はみなさ んです。いっしょにたのしみましょう!
※楽器はこちらで準備していますので、持参不要です。

ファシリテーター紹介

米澤倫子 米澤倫子
札幌市出身。2002年にグループドラミングに出会い感動し、その後渡米して現代ドラムサークルの創立者アーサー・ハルにドラムサークルを学ぶ。札幌を中心に北海道内さまざまな場所で活動。年間、約5000名の方々と一緒にドラムサークルを実施している。
札幌ドラムサークル代表、REMOエンドーサー(グローバルドラムサークルファシリテーター)、DCFA(日本ドラムサークルファシリテーター協会)会員、米澤音楽教室主宰、生涯学習音楽指導員。

ソフト・リーダーシップの時代〜ファシリテーションの応用と実践〜

■セッションID 12
■ファシリテーター 森時彦
■日時 6月4日(土)13:00〜15:00
■定員 40人

セッション内容

 ソフト・リーダーシップが重要な時代になっている。ソフト・リーダーシップとは、メンバーの多様性を尊重するオープンでインタラクティブなリーダーシップである。そのリーダーシップの源泉は、問題を分かりやすく問い掛ける力、チームから答えを引き出し動機付ける力である。これに対してハード・リーダーシップは、権威や権力を背景にした上意下達型のリーダーシップである。その力の源泉は、経験や知識、権威や権限、物理的な力強さである。
今回のフォーラムでは、参加者の皆さんが自らのリーダーシップについて考え、それを鍛えるための方法を議論する場を提供する。自分のリーダーシップをどのように高めていくかについて、指針が得られることを期待している。

ファシリテーター紹介

森時彦 森時彦
1952年、大阪生まれ。大阪大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒。工学博士 (PhD)、経営学修士(MBA)。神戸製鋼所を経て、GE (ゼネラル・エレクトリック)に勤務。製品開発から事業企画・営業まで様々な組織のリーダー、日本GE役員などの要職を歴任。その後テラダイン(日本法人)代表取締役を経て、(株)チェンジ・マネジメント・コンサルティングの代表取締役として組織活性化に携わるかたわら、2007年から中堅企業の成長促進による価値創造をビジネスモデルとする投資アドバイザー会社、(株)リバーサイド・パートナーズの代表パートナーに就任。BBT大学教授、日本工業大学客員教授。リーダーのためのファシリテーション、組織変革加速論などを講義。
著書に『ザ・ファシリテーター』『ファシリテーター養成講座』『ファシリテーターの道具箱』。雑誌などへの寄稿多数。日本ファシリテーション協会フェロー。

構造化の基礎力を開花させる〜まずは意見を分類できるようになろう〜

■セッションID 13
■ファシリテーター 加藤彰
■日時 6月4日(土)13:00〜15:00
■定員 40人

セッション内容

 ファシリテーションをするときに、まず最初に当たる壁が「みんなからいかに意見を引き出すか」です。それを乗り越えると今度は「たくさん出てきた意見にどう収拾をつけるか」が大きな壁として立ちはだかります。
収拾には、論理思考力を駆使した様々な働きかけが必要ですが、ここでは「まずは意見を分類できるようになる」をめざして、皆で練習を積みたいと思います。分類の苦手な方がよくはまる落とし穴に焦点を当て、今後の自己鍛錬への第一歩を踏み出せるようにします。

ファシリテーター紹介

加藤彰 加藤彰
1965年、愛知県生まれ。1990年、京都大学大学院工学研究科修了。(株)デンソーにて半導体研究に従事した後、(株)日本総合研究所にて経営コンサルティングに従事。経営戦略策定・浸透、特に製薬企業の営業・マーケティング戦略策定、業務再構築、人材育成体制構築をメインに担当。テーマを問わず、ワークショップ/ワークアウト企画運営、中堅人材向け研修などの対話・学習の場づくりを得意とする。顧客企業メンバーの創造的意見を引き出すファシリテーター型コンサルタントを目指している。現在、(株)日本総合研究所総合研究部門主任研究員、日本ファシリテーション協会フェロー。
著書に『ファシリテーション・グラフィック』『チーム・ビルディング』『ワークショップ・デザイン』(共著、日本経済新聞出版社)。

仕事で生かせる!質問型コミュニケーション
〜質問力が未来を変える「質問会議」導入とその効果 〜

■セッションID 14
■ファシリテーター 清宮普美代
■日時 6月4日(土)13:00〜15:00
■定員 40人

セッション内容

 皆さん、日常の中で「コミュニケーション」がしっかりととれていますか?「しっかりできている!」そう断言できる方はなかなかいないのではないでしょうか?コミュケーションが希薄になると、ビジョンの共有ができずにチームがまとまらなかったり、モチベーションがダウンしたり、プロジェクトがスムーズに進まなかったりと、さまざまな弊害を生み出す可能性があります。そうした状況にならないためにも、日頃のコミュニケーションを大切にしていく必要があります。
その手助けをしてくれるのが、「質問会議」です。今回はその「質問会議」のメカニズムを紐解き、さらに、企業への導入実績とその効果をお話しさせていただきます。質問を効果的に使って、これから未来へのコミュニケーションに役立てましょう!

ファシリテーター紹介

清宮普美代 清宮普美代
(株)ラーニングデザインセンター代表取締役。WIAL公認マスターALコーチ。東京女子大学文理学部心理学科を卒業。(株)毎日コミュニケーションズに入社。事業企画・人事業務などの責任者として数々の新規プロジェクトを立ち上げる。15年の勤務を経て、渡米。ジョージワシントン大学大学院にて、人材開発学修士号取得。同大学院にて、米国アクションラーニングの権威であるM・J・マーコード教授の指導下、日本企業へのアクションラーニング導入について調査・研究を重ねる。
帰国後、外資系金融機関の人事責任者を経て、(株)ラーニングデザインセンターを設立。人材開発プログラムの設計、導入を通して、企業内に対話を生み出す相互学習の場を提供している。国内唯一の日本アクションラーニング(AL)コーチ認定機関、NPO法人アクションラーニグ協会代表も務め、2011年現在400名に及ぶALコーチを輩出している。
翻訳著書に「実践アクションラーニング入門」(ダイヤモンド社)マイケルJ・マーコード著。著書に、『質問会議』(PHP研究所2008)、『「チーム脳」のつくり方』(WAVE出版2009)、『対話流』がある。

グローバルファシリテーション〜アジアと繋がろう〜

■セッションID 15
■ファシリテーター FAJ Global Facilitation Initiative Team(G-FIT)
二宮正克
■日時 6月4日(土)13:00〜15:00
■定員 30人

セッション内容

 今、アジアの元気がいい。中国やインドを筆頭に、韓国、台湾、シンガポール、それにオーストラリアも。ファシリテーション活動の伸びも目を見張る。海をまたぎ、それらの国々と文化や歴史の違いを生かして学び合い気づき合う。そんな世界をオンラインファシリテーションで一気に開・啓・拓いてしまおう!
IAF(International Association of Facilitators)の協力で、3月より「アジアGFマラソン」と称し、台湾を皮切りに様々なトピックで各国とのWeb会議を走り抜ける。そのゴールは北海道フォーラム。レポートあり、会場でのリアルなやりとりなど。アジアとオンラインのファシリテーションに関心があるなら、大歓迎です。あなたも繋がりませんか?(但し、当日通信環境に混乱が生じた場合、用意したオフラインの日本語会議に切り替えますので予めご了承下さい)
※使用言語について
1.セッション中使われる言語は?
基本的に英語です(海外通信の不具合が生じた場合は日本語セッションとなります)。
2.参加者に要求される英語力は?
英語に自信がなくても意欲があれば参加し易い工夫と場を設けます。皆さんのチャレンジをお待ちしています!
3.当日パソコンなどは必要?
必要な機材・ソフトなどは全てこちらで用意させていただきます。

ファシリテーター紹介

二宮正克 二宮正克
早稲田大学理工学部応用物理学科卒。MBA。米国系石油会社で海外トレーディング、経営企画等を経験。ヨーロッパ系認証機関日本支社長を経た後、シンガポールでアジア・オーストラリア地域マーケットディレクター。帰国後NIBAC International 代表としてビジネス・人材の活性化をテーマにコンサルティング及び研修サービスを行っている。
ファシリテーション活動として、IAF(International Association of Facilitators)日本支部代表を務める。2009年のIAF台湾大会、2010年韓国大会に参加し日本のファシリテーションがそのレベルの高さにも関わらずガラパゴス化しつつあるのではないかという懸念を感じ、FAJ内にG-FIT(Global Facilitation Initiative Team)を香取氏と共に設立。海外との架け橋役を目指す。日本ファシリテーション協会会員。

なるほど、ざ、ファシリテーション〜わたしにもできるよ、明日から〜

■セッションID 16
■ファシリテーター FAJ セミナー委員会有志
■日時 6月4日(土)13:00〜15:00
■定員 30人

セッション内容

 「ファシリテーションって何をするの?」「会議でファシリテーターをしようかな?」と思い始めている方いませんか?このセッションでは、FAJファシリテーション基礎講座のエッセンスと、すぐに使えるいくつかのスキル・道具について解説し、プチファシリテーター体験をしていただきます。
参加を通じて、「ああ、これがファシリテーションなんだ。」「ファシリテーションはこうするんだ。」との気づきがあると思います。ここを皆さまのファシリテーションのスタートにしてみませんか?ファシリテーションの道を開いていきませんか?皆さまのご参加お待ちしております。

ファシリテーター紹介

 FAJ セミナー委員会 FAJ セミナー委員会
札幌から沖縄まで、全国各地でFAJが誇る人気セミナー「ファシリテーション基礎講座」を運営しています。毎回、受講者の満足度が高いのは委員会のチームワークのたまもの?もっと楽しく魅力あるセミナーにするためにどうしよう、といつも前向きな面々です。

多職種連携(IP)ファシリテーション
〜地域ケア会議への取り組みから〜

■セッションID 17
■ファシリテーター FAJ 多職種連携(IP)
ファシリテーションプロジェクト
鈴木まり子、小藤輝正
■日時 6月4日(土)13:00〜15:00
■定員 20人

セッション内容

 専門知識や価値観、組織文化が違う人々が集まって話し合うことには大きな意義があります。しかしそのような話し合いは、大きな困難を伴うのも事実。どのような働きかけをすれば、困難を乗り越え、充実した話し合いにすることができるのでしょうか? 
このセッションでは、福祉分野における「地域ケア会議」をモデルに、多領域の多様な専門職が協働して問題解決に当たる「多職種連携」(インター・プロフェッショナル:IP)におけるファシリテーションの活用を、みなさんと考えていきます。

ファシリテーター紹介

鈴木まり子 鈴木まり子
わくわくコミュニティ世話人。ビーネイチャースクール講師、法政大学、静岡産業大学兼任講師。日本ファシリテーション協会副会長。ニックネームはちびまり。
小藤輝正 小藤輝正
建設会社経営企画室勤務、ファシリテーションで企業風土改革中。日本ファシリテーション協会理事、事務局長。