6月5日(日)午前 2nd.セッション

みんなでつくろう!札幌の未来予想図
(共催:札幌市)

■セッションID 21
■ファシリテーター 加留部貴行
■日時 6月5日(日)10:00〜12:00
■定員

セッション内容

 札幌市では今、「まちづくりの将来ビジョン」策定準備が進行中。ただ、これからのまちづくりは、行政だけが考えるのではなく、市民をはじめとする多様なマルチステークホルダーと共に考えて行動していく「共働(協働)」で進めていくことが大切です。そこで札幌市とFAJが初めてタッグを組んで札幌市の未来予想図を一緒に考えていく分科会を設定しました。あなたの札幌への思いや期待、外から見て「知ってる札幌・知らない札幌」を全国から集まるメンバーで持ち寄って語り合いましょう。
何が生まれるかはお楽しみ。札幌市民のみなさんはもちろん、市外からの参加を歓迎します。こんな素敵な街の将来を外から描くチャンスはここにしかありません。

ファシリテーター紹介

加留部貴行 加留部貴行
九州大学大学院 統合新領域学府 特任准教授。日本ファシリテーション協会フェロー、日本ボランティアコーディネーター協会理事、運営委員長。1967年生まれ。
福岡県出身。1990年、九州大学法学部卒業。同年、西部ガス(株)入社。人事、営業、新規事業部門に従事。学生時代からまちづくり活動に携わり、入社後も活動を継続。2001年には西部ガスより福岡市へNPO・ボランティア支援推進専門員として2年半派遣。西部ガス復帰後は指定管理者制度を担当。2007年からは九州大学へ出向し、大学改革プロジェクトを経て、現在はファシリテーション導入を通じた教育プログラム開発や学内外プロジェクトを担当。企業、大学、行政、NPOの4つのセクターを経験している「ひとり産学官民連携コラボレーション」を活かした共働ファシリテーションを実践。他に、福津市行政評価委員会会長、柳川市外部評価委員会会長など。

ファシるための基本機能(Tell-Ask-Listen-Analyze)を鍛える!

■セッションID 22
■ファシリテーター 船川淳志
■日時 6月5日(日)10:00〜15:00(12:00〜13:00休憩)
■定員 60人

セッション内容

 1997年、ある外資系企業から「会社変革を進めていくために、ファシリテータースキルを社員に教えてほしい!」という依頼をうけました。その時に発表したのが、「4大基本機能:Tell-Ask-Listen- Analyze」です。
基本を徹底的に鍛えれば、応用範囲は広がっていく、というのは、ファシリテーターにとってもあてはまることです。特に、「ハードルが高い、ファシリ場面」では、なおさらです。当日は、頭も、心も、体も、フルに使いながらワークショップを楽しん頂ければと思います。
尚、2009年10月、私が東京フォーラムで行ったワークショップに参加された方は今回他の方に機会を優先させて頂きます。

ファシリテーター紹介

船川淳志 船川淳志
株式会社グローバルインパクト代表パートナー。慶応義塾大学法学部法律学科卒業。東芝、アリコ・ジャパン勤務の後、アメリカ国際経営大学院(サンダーバード校)にて修士号取得(MBA in International Management)。その後、米国シリコンバレーを拠点に組織コンサルタントとして活動。帰国後、グロービスのシニアマネジャーを経て、人と組織のグローバル化対応を支援するコンサルティング会社、グローバルインパクトを設立。グロービスマネジメントスクール講師。NHK教育テレビ「実践・ビジネス英会話」の講師も務めた。
著書は『Transcultural Management』(米国Jossey-Bass出版、1997年)、『ビジネススクールで身につける思考力と対人力』(日本経済新聞社、2002年)、『大学院生のアタマの使い方』(東京図書、2006年)、『世界で戦う知的腕力を身につける』(今北純一氏との共著、ファーストプレス、2007年)、『グローバルリーダーの条件』(大前研一氏との共著、PHP、2009年)等多数。日本ファシリテーション協会フェロー。

支援ファシリテーターという仕事
〜東日本大震災復興支援など、地域の現場から〜

■セッションID 23
■ファシリテーター FAJ 九州支部 田坂逸朗、山口覚
■日時 6月5日(日)10:00〜12:00
■定員 40人

セッション内容

 「地域」もまた、知的相互作用を必要としている「集団」、つまりファシリテーションが功を奏する場です。東日本大震災は、この「地域」のあり方を考える大きなきっかけでもありました。復興を、「地域づくり」という文脈で捉えたとき、そこではどんなファシリテーションが望まれ、また、活かすことができるのでしょうか?
復興支援と、それに続く地域支援ファシリテーターによる経済的な自立促進という概念とその「仕事」について、ゲストスピーカーとしてお招きする徳田太郎さんといっしょに考えます。

ファシリテーター紹介

田坂逸朗 田坂逸朗
日本ファシリテーション協会会員/NPOローカルアントレプレナースクール代表理事
山口覚 山口覚
日本ファシリテーション協会会員/NPO地域交流センター理事

カードファシリテーション

■セッションID 24
■ファシリテーター FAJ 関西支部 芳本賢治
■日時 6月5日(日)10:00〜12:00
■定員 40人

セッション内容

 グループで討議しやすいようポストイットに記載された情報を駆使して、発散→収束→合意形成を進めます。今回は時間が短時間ですので、そのミニ体験をしていただきます

ファシリテーター紹介

芳本賢治 芳本賢治
日本ファシリテーション協会会員

FAJ白熱教室〜モラルジレンマによる対話型授業のすすめ〜

■セッションID 25
■ファシリテーター FAJ 中部支部 上井靖
■日時 6月5日(日)10:00〜12:00
■定員 40人

セッション内容

 昨年は、ハーバード大学サンデル教授の「白熱教室」が話題となりました。このセッションは、実際にモラルジレンマを題材にした道徳の授業を体験していただきます。
道徳的価値を思考や推論を通して学んでいくために、対話型授業やワークショップを中心に、白熱した場になるように、FAJらしいプログラムを考えています。この体験を通して、ファシリテーションのさらなる可能性を探っていきます。
私たちの日常もジレンマだらけです。この授業を通して、みなさんのお仕事、日常、人生に何らかの影響があるかも?幅広い職種の方々に是非とも参加していただきたいと思っています。

ファシリテーター紹介

上井靖 上井靖
上井 靖(ウわい やすし) 福岡市生まれ、名古屋育ち。名古屋市立中学校校長として、コーチング&ファシリテーションで学校経営。
教職員全員でビジョンづくりに取り組み、「笑顔で学び、笑顔で生きる」学校を目指している。趣味は、テレマークスキー、ランニング、山歩き。ビートルズをルーツに、今もバンド活動継続中。モットーは『案ずるより、ウわいやすし』。昨年に引き続き、支部おすすめセッションを担当。FF2010実行委員長。現FAJ理事。

コテラが伝える会議の数値化〜会議を因数分解せよ〜IN北海道

■セッションID 26
■ファシリテーター FAJ 東京支部 小寺康史
■日時 6月5日(日)10:00〜12:00
■定員 40人

セッション内容

 話し合いの場を数値化し分析しましょう。イコール 自身のファシリテーションの分析につながります。例えばあなたのファシリテーションの強みは何でしょう?納得感の高い結論に導くことでしょうか。どんな場も和やかに変えてしまうことでしょうか。グラフィカルに議論を見える化することでしょうか。
このワークではファシリテーション初級者はファシリテータの視点を感じることができます。上級者は自身の場づくりが場にどう作用するか検証できます。一生懸命 勉強したのに、高価な研修に参加したのに、有名な著者の本をたくさん読んだのに、ファシリテーションが現場にぜんぜん反映されないあなたへ。東京支部ではすぐに満員御礼の人気プログラムです。ぜひ遊びに来てください。

ファシリテーター紹介

小寺康史 小寺康史
日本ファシリテーション協会 会員、東京支部所属。FAJでは定例会/その他 企画を20以上担当してきました。2005年 日本ファシリテーション協会に入会。関西支部で活動。関西支部にて運営委員を務め、その後 東京支部へ活動の場を移し、2009年度は副支部長。実践の中でファシリテーションを探求中。

元気になる会議〜子どもホワイトボード・ミーティングの進め方〜

■セッションID 27
■ファシリテーター ちょんせいこ
■日時 6月5日(日)10:00〜12:00
■定員 30人

セッション内容

 一人ひとりの意見が活かされる「元気になる会議」のポイントは、進行役がファシリテーターになること。その方法の1つ「ホワイトボード・ミーティング」は、ファシリテーターが(1)「質問の技」で話を聴き (2)ホワイトボードに意見を書き (3)発散(黒)→収束(赤)→活用(青)にわけて話し合いを進めます。
これを教室でやってみるとステキな「子どもファシリテーター」が誕生しました。声が大きい、力が強いではない、友達の話を聴くリーダー性。そんな学びを積み重ねて、最後には、トラブルだって自分たちで解決しちゃう。その「最初のきっかけづくり」を一緒に体験しましょう。子どもも、大人も大歓迎です。

ファシリテーター紹介

ちょんせいこ ちょんせいこ
大阪府在住。ホワイトボード・ミーティングを提唱し、主に会議や研修、事業推進におけるファシリテーター養成に取り組む。トレーニングには、ボランティア、NPOスタッフ自治体職員、教職員、社会保険労務士、起業家、社会福祉施設職員、システムエンジニア、ビジネスコンサルタントなど、多様な人が集まる。
著書に『人やまちが元気になるファシリテーター入門講座』『学校が元気になるファシリテーター入門講座』『元気になる会議〜ホワイトボード・ミーティングの進め方』(いずれも解放出版社)。日本ファシリテーション協会会員。

ファシリテーションの活用事例と策を紹介

■セッションID 28
■ファシリテーター ファシリテーション活用支援プログラム専門委員会
遠藤智栄、平山猛
■日時 6月5日(日)10:00〜12:00
■定員 20人

セッション内容

 あなたなら、社会や地域から「ファシリテーションを活用したい!」と依頼があった場合、準備期間3ヶ月でどのようにチームメンバーを集め、依頼者とコミュニケーションを図り、成果を出すべく進めますか。このセッションは、この課題に立ち向かったみなさんのプロセスとその時の工夫や苦悩、成果ややりがいを伺うことを通して、ファシリテーションの価値と可能性、重要なポイントは何かについて考えます。「もし私だったら」という視点で一緒に考えてみませんか。
<参考>(1)ファシリテーション活用支援プログラムとは(2)2010年度の依頼ケースの紹介(3)依頼ケースのプロセスを分解・分析(4)重要ポイントの導き出し(5)ファシリテーションの価値と可能性を感じ考える。

ファシリテーター紹介

遠藤智栄 遠藤智栄
地域社会デザイン・ラボ代表。地域活性化コンサル、NPO支援センター等の仕事を経て、現在は人・組織・地域の活性化/持続可能な地域づくりに関わる様々な企画・プロジェクトを実践中。コミュニティビジネス、環境教育、グリーンツーリズム、農商工連携、地域自治などの分野での研修やワークショップも実施。
日本ファシリテーション協会理事。ファシリテーション活用支援プログラム専門委員会委員長。
平山猛 平山猛
ファシリテーション活用支援プログラム委員会副委員長、日本ファシリテーション協会理事、博多をこよなく愛する男。社会人1年目の研修で3ヶ月間を苫小牧で過ごして以来、北海道大好き人間です。ファシリテーションで北の大地とつながることができる喜び!感慨もひとしおです!