6月5日(日)午後 3rd.セッション/クロージング

教育現場のファシリテーション

■セッションID 31
■ファシリテーター 藤原友和
■日時 6月5日(日)13:00〜15:00
■定員

セッション内容

 教育現場にも徐々にファシリテーションが浸透しつつあります。本セッションでは黎明期から「ワークショップ型授業」の普及に貢献してきた石川晋(NPO法人「授業づくりネットワーク」理事)と、言語技術教育の理念を具現化するため、授業にワークショップの手法を導入してきた堀裕嗣(「研究集団ことのは」代表)、そして学校現場にファシリテーション・グラフィックを意欲的に導入している藤原友和(教育実践サークル"LINKS")による「授業で使えるファシリテーションの技」を、具体的な活動を通して提案します。

ファシリテーター紹介

藤原友和 藤原友和
函館市立昭和小学校教諭、NPO授業づくりネットワーク、研究集団ことのは所属。

ダイバーシティが組織を救う!?
〜多様性を活かすために本当に必要なこと〜

■セッションID 32
■ファシリテーター 荒金雅子
■日時 6月5日(日)13:00〜15:00
■定員 40人

セッション内容

 性別や年齢、国籍、価値観の違いなど、個人のもつ様々な違いを尊重し、組織の力に変えていこうというダイバーシティ(多様性)推進の動きが高まっています。けれど、個々のライフスタイルや価値観を認めるとややこしい事が増えるし、対立する意見をまとめるのは一苦労ですね。
多様性の受容は一筋縄ではいきませんが、もはや避けて通れないのも事実。ダイバーシティで悩んでいる方や関心のある方。このワークショップで多様性を組織に活かすために本当に必要なことを一緒に考えてみませんか?他者を尊重する柔軟な思考スタイルを身につけお互いの違いと共通点に目を向けて、多様性を協働創造につなげていくプロセスを体感しましょう!

ファシリテーター紹介

荒金雅子 荒金雅子
都市計画コンサルタント会社、NPO法人理事、会社経営等を経て、株式会社クオリアを設立、代表取締役に就任。長年女性の能力開発、キャリア開発、組織活性化などのコンサルティングを実践。企業のビジネス戦略と働く女性の活躍推進について研究を続けている。近年のメインテーマはダイバーシティマネジメント、ワークライフバランス、 「学習する組織」、ファシリテーション、女性のリーダーシップ開発等である。
主な著書に『ワークライフバランス・レッスンノート』(株式会社クオリア)、『ワークライフバランス入門』(ミネルヴァ書房)、『なぜあの人はイキイキとしているのか』(プレジデント社)他。日本ファシリテーション協会会員。

「フューチャーサーチ」って何だろう?
〜マルチステークホルダーでグローバルに考えローカルに行動する〜

■セッションID 33
■ファシリテーター 香取一昭
■日時 6月5日(日)13:00〜15:00
■定員 40人

セッション内容

 フューチャーサーチとはすべてのステークホルダーが一堂に会して共通のよりどころをさがし、企業やコミュニティのよりよい未来について考え行動を起こすためのプロセスです。
このセッションでは、ホールシステム・アプローチの代表的な手法であるフューチャーサーチの基本的考え方、プロセス、ファシリテーションについての解説に加え、タイムラインなどのワークを体験します。

ファシリテーター紹介

香取一昭 香取一昭
日本ファシリテーション協会フェロー。マインドエコー代表。ワールドカフェ・コミュニティ・ジャパン会長。1943年千葉県生まれ。県立千葉高校、東京大学経済学部を卒業後、1967年に日本電信電話公社(現在のNTT)に入社。米国ウイスコンシン大学経営大学院でMBA取得。NTTニューヨーク事務所調査役、NTT理事・仙台支店長などを歴任。NTTラーニングシステムズで常務取締役として営業教育プログラムの開発やeラーニング事業の立ち上げを行う。その後、NTTナビスペース社長、NTTメディアスコーブ社長、NTT西日本(株)常勤監査役を歴任し、学習する組織の考え方に基づいた組織変革を推進。現在は、ホールシステム・アプローチを活用した組織変革や社内コミュニケーション活性化のコンサルティングを行っている。
また、ワールドカフェ・コミュニティ・ジャパンや日本ファシリテーション協会などでの活動を通じて、ワールドカフェ、OST、フューチャー・サーチなどを含む一連のワークショップ手法の普及活動を展開している。
著訳書に『ワールドカフェ』『ワールドカフェをやろう!』『フューチャーサーチ』『決めない会議』などがあり、組織変革、人材開発、マーケティングなどの分野での講演や論文多数。

身近な自然の中で・・からだとこころのチューニング
〜ネイチャーガイドのファシリテーション体験〜

■セッションID 34
■ファシリテーター 高木晴光
■日時 6月5日(日)13:00〜15:00
■定員 20人

セッション内容

 札幌は豊かな自然に囲まれた北の都です。ちょっと感性を開くだけで 見えるモノがまったく違いますよ。フォーラム会場を飛び出して、豊かな自然の中でネイチャーガイドのファシリテーションを体験しましょう。

ファシリテーター紹介

高木晴光 高木晴光
NPO法人ねおす理事長。黒松内町在住。自然体験型プログラムの提供を中心に、「自然と人、人と人、社会と自然」をテーマに地域づくりのワークショップなどを国内各地で展開。NPO法人北海道NPOサポートセンター理事なども務める。共著に『地域からのエコツーリズム』(2008、学芸出版社)

まちづくり系 普段使いのファシリテーション 極楽入門編

■セッションID 35
■ファシリテーター 丸山博子
■日時 6月5日(日)13:00〜15:00
■定員 30人

セッション内容

 ファシリテーションを、もっと身近なものにしたい。それがこのセッションのねらいです。ファシリテーションとは、「みんなで、進めやすようにする」手助けだと捉えると日常の暮らしのなかにも、その役割をしているものが見つかります。ファシリテーションシップとは、「みんなで、やりやすいようにする精神」だと考えるとそんなこころ使いや気配りをいただくことが、よくあります。特別な知識や技術がなくとも、家庭や地域、職場で、何気なく気負わずに使えるファシリテーションを見つけたいと思っています。
お集まりいただく皆さんが、お互いに「開かれ」、うなづき合える悟りを「啓き」、いつもの現場で未来を「拓く」道のりを、全員参加で模索してみたいと思います。「財布の中身拝見」「ウィッシュポエム」などの活動を体験しながら、このセッションの雰囲気がどう変わっていくかを話し合ってみたいと思います。
「極楽」入門編とし、「可能な限り楽チン」に過ごしたいと思います。北海道名菓などを用意いたします。

ファシリテーター紹介

丸山博子 丸山博子
丸山環境教育事務所代表。1992年に丸山環境教育事務所を主宰し現在に至る。環境教育の企画運営、プログラムや教材の開発、指導者の養成研修などを通じ、「協働型社会への参画の仕組みをつくることにより、次代を担う人を育てる」という目的で活動を展開。「ひとり残らず地球の子ども」が活動のキャッチフレーズ。趣味は、鼻歌を歌いながら森を歩くこと。

ファシリテーションにできること〜チームのために、社会のために〜

■セッションID 36
■ファシリテーター 黒田由貴子
■日時 6月5日(日)13:00〜15:00
■定員 40人

セッション内容

 強いチームや高い成果をあげるチームには、どのような特徴があるのか、そのようなチームを作るために、どうファシリテートしたらよいのか。独自の調査データを紹介しながら、職場での組織やプロジェクトチームなどのビジネス・シーンを中心に、チームビルディングの実践方法を学びます。
最後に、世界各地の被災地や難民を支援している立場から、身近なチームのみならず、ファシリテーションがよりよい社会づくりのためにできることを考察します。

ファシリテーター紹介

黒田由貴子 黒田由貴子
ピープルフォーカス・コンサルティング 代表取締役。専門分野は組織開発、リーダーシップ、チェンジ、エグゼクティブコーチングほか。ソニー(株)にて海外マーケティング業務に従事。その後、米系大手経営コンサルティング会社のシニア・コンサルタントとして各国大手企業の経営陣のためのコンサルティング活動を行なう。1994年に株式会社ピープルフォーカス・コンサルティングを創業。1996年には、グローバルプロフェッショナル育成を使命とした株式会社サイコム・ブレインズ(旧:サイコム・インターナショナル)をトフルアカデミーと共同設立。PFCにおいては、組織開発やリーダーシップ開発に関する企業内研修やコンサルティングを展開。経営層向けにエグゼクティブコーチングも数多く手がける。2010年6月よりアステラス製薬(株)の社外監査役に就任。また、NPO法人JEN (Japan Emergency NGOs)の理事、国連UNHCR協会の理事を務めるなど、国際問題に関連する活動も行っている。慶応義塾大学経済学部卒業。米国ハーバードビジネススクールにて経営学修士(MBA)取得。
著書に『勇気の経営』(日本能率協会)、『組織開発ハンドブック』(共著、東京経済新報社)、『会社を変える会社を変わる』(共著、ファーストプレス)、『リーダーシップ論』(監訳、ジョン・コッター著、ダイヤモンド社)、『コミットメント経営』(監訳、ジョンRカッツェンバック著、ダイヤモンド社)、『ファシリテーター型リーダーの時代』(監訳、フラン・リース著、プレジデント社)他。日本ファシリテーション協会フェロー。

プロジェクトにおけるファシリテーション

■セッションID 37
■ファシリテーター 松本潤二
■日時 6月5日(日)13:00〜15:00
■定員 20人

セッション内容

 プロジェクトは生き物と同じで、日々刻々と進捗やチームの状況が変化していきます。そしてリーダやマネージャは、プロジェクト運営のため様々なツールや手法を用います。そのツールや手法を補完するように、ファシリテーション視点や関わりが注目されています。
変化を柔軟に捉えるため、ファシリテータはチームや環境から積極的に様々な情報を常に感じ取る必要があります。また、プロジェクトのゴールを見据えて、チームに対して自ら働きかけチームの活動を促す必要があります。当セッションでは、直接見たり測ったり出来ないものを取り扱いファシリテートするためのヒントをワークショップ形式で学びます。

ファシリテーター紹介

松本潤二 松本潤二
プロジェクト・ファシリテーター協会代表。日本コーチ協会東京チャプター幹事。PFの実践と実践者の育成と導入支援を行う。

ゲームを使ってみんなの意見を聞いてみよう!

■セッションID 38
■ファシリテーター FAJ 北海道支部
■日時 6月5日(日)13:00〜15:00
■定員 30人

セッション内容

 『クロスロード』というゲームを使って話し合いをします。人生は道しるべの無い分かれ道の連続。「みんな違って、みんないい♪」カードを使ってゲームをしながら、みんなの意見に耳を傾けてみよう!"YES"か?!"NO"か?!自分ならどっちを選ぶ?
どちらが正しいか、正解は無い。色んな違った考えがあっOK!どうしてそう決めたのか?その過程が大切です。色んな事に気がついて、一緒にワクワク・ドキドキ感動体験してみませんか?
※子ども達だけでの活発な話し合いをするために、参加者は子どものみとさせて頂きます。大人の方の見学は大歓迎です。

ファシリテーター紹介

FAJ北海道支部 クロスロードチーム
FAJ北海道支部の定例会で『クロスロード』を体験し、その素晴らしさに心動かされたメンバーがチームを結成しました。
多様なメンバーが集まり、参加して下さるみなさんに「違いを楽しむ」体験を提供いたします。

自分をひらく、世界にひらく、自分のからだと心から
〜円山公園を歩き、自然の中で心身丸ごと開けごま!〜

■セッションID 39
■ファシリテーター 中野民夫
■日時 6月5日(日)12:00〜15:00
■定員 16人

セッション内容

 札幌に行くたびに訪れていた円山公園の山頂まで、初夏の季節の中、気持ちのよいハイキングを楽しもう!と思っていました。この震災で、自然は美や恵みの源泉であるだけでなく、実に荒々しい怖い側面もあることを痛感しました。
この機会に、それぞれの震災体験をわかちあったり、私たちが深いところで望む持続可能な社会とは何かを問いあいながら、心とからだを少しでも開いていきたいと思います。
※セッション時間は12:00〜15:00となります(昼食時間含む)

ファシリテーター紹介

中野民夫 中野民夫
ワークショップ企画プロデューサー&会社員。1957年東京生まれ。東京大学文学部卒。カリフォルニア統合学大学院(CIIS)組織変革学修士。大手広告会社に勤務する傍ら、人と人・自然・自分自身をつなぎ直すワークショップやファシリテーション講座を各地で実践。日本ファシリテーション協会フェロー。Be-Nature Schoolファシリテーション講座監修・講師。明大、立教大学院などの兼任講師。
主著に『ワークショップ』(岩波新書)、『ファシリテーション革命』(岩波アクティブ新書)、共著に『対話する力』(堀公俊氏との共著)など。

クロージング・セッション

■セッションID -
■ファシリテーター FAJ 北海道支部
■日時 6月5日(日)15:30〜17:00
■定員

セッション内容

 メインファシリテーターと参加者が一同に会して、フォーラム全体を振り返ります

※一部セッションIDがチラシと異なりますが、WEBページの情報が最新となっております。