研究発表概要 5月28日(日)
※「発表者」は必ずしも全員が当日参加するとは限りません。
教育現場にファシリテーションを広める
- 題
- [C1]学校教育現場でファシリテーションが普及するための唆し&巻き込みの極意
- 日時
- 5月28日(日)12:15~13:10
- 発表者
- 上井 靖(FAJ会員)
- 概要
- ファシリテーションに対する関心が高くなく、従来型のスタイルで会議や打ち合わせが行われていた学校が、ファシリテーター校長によって変わった!ホワイトボード会議が当たり前のように実施され、ファシリテーションを活用したいと相談が来るようになった。そこには一体、どのような奥義が?
- 題
- [D1]場がファシリテーターを育てる~広島修道大学地域イノベーションコース
- 日時
- 5月28日(日)13:20~14:15
- 発表者
- 田坂 逸朗、渡邊 遥(以上FAJ会員)
- 概要
- 広島修道大学に新設された「地域イノベーションコース」でのファシリテーション実践事例を研究発表します。教育組織とファシリテーションをテーマに、授業、地域連携、組織運営、および、授業の枠を超える交流の場においての、ファシリテーター育成の要としての「場の創設」について深掘りします。
組織改革
- 題
- [C2]公立病院の組織開発におけるファシリテーションの活用
- 日時
- 5月28日(日)12:15~13:10
- 発表者
- 大山 裕之、空井 郁男(以上FAJ会員)
- 概要
- 「コミュニケーション不足」や「組織間協力体制の不足」という課題について、病院全体のチーム力結束のためにファシリテーションを使ったり、組織開発の実施にあたりリーダーへの意識改革の教育を行ったこと等で、病院全体が活性化し、部門間の連携が進んでいる。コーチングスキルとの連動も効果あり。
- 題
- [D2]組織改善を目的としたプロジェクトのふりかえり(Closing Meetingと業務プロセスへの適用)
- 発表者
- 中野 功(FAJ会員)
- 概要
- あるITサービス企業で2年にわたり65件のProject Closing Meetingを実施した事例。従来の問題追及の反省会を「ふりかえり」に変え、そのフィードバックを組織の開発プロセスに更新するサイクルを作っていった過程で、何をファシリテートしていったのかを紐解く。
学究の対象としてのファシリテーション
- 題
- [C3]カテゴライズ力研究の実践
- 日時
- 5月28日(日)12:15~13:10
- 発表者
- 柴田 千晶、安倍 能行、飯森 祐、今井 祐子、加藤 博敏、楯岡 かおる、古川 哲、増平 貴之(以上FAJ会員)
- 概要
- 話し合いで出たさまざまな意見を、「似た意見をまとめてラベル付け」したり、「全体を見ていくつかに大別する切り口を見つける」ために発揮されるのが、「カテゴライズ力」である。その測定方法が開発され、測定精度の向上やFAJ会員の「カテゴライズ力」の向上に関する研究が進展している。
- 題
- [D3]ワークショップや定例会をどのように研究論文に変換するか
- 日時
- 5月28日(日)13:20~14:15
- 発表者
- 岡田 栄作、松井 大、宮田 基(以上FAJ会員)
- 概要
- 今までワークショップは実践事例として報告するしかなかったが、ワークショップや定例会を研究論文として変換するにはどのような記述が必要になるか。実践事例を研究論文にするための方法 について、まずは、論⇒学にするための条件に触れ、実際の学会抄録や論文の記述例を用いて参加者と考察する。
垣根を超える
- 題
- [C4]電力システムへの共通理解を得るための一手法
- 日時
- 5月28日(日)12:15~13:10
- 発表者
- 山崎 彰、浦野 昌一(以上FAJ会員)
- 概要
- これから電力技術を学ぶ社会人や学生に全体的なイメージを掴んでもらう手法を試している。手法はバリューエンジニアリングやファシリテーション技法・スキルの一部を使っている。今回は発表者のCPF取得時の経験を活用しながら、その概略説明とともに参加者の電力技術へのイメージを共有してみたい。
- 題
- [D4]北京でファシリテーション(GFPC活動報告を兼ねて)
- 日時
- 5月28日(日)13:20~14:15
- 発表者
- 前田 卓也(FAJ会員)
- 概要
- グローバルファシリテーション推進委員会(GFPC)の活動紹介。GFPCの国際交流活動は、単に外国人と交流できて楽しいというものだけではなく、日本国内でのファシリテーションスキル向上にも寄与するものであることを異文化理解のための8つの指標を用いながら紹介する。
FAJ活動
- 題
- [C5]ファシリテーションサポート委員会活動事例を振り返る~実践事例を通して、コーディネーションを考える~
- 日時
- 5月28日(日)12:15~13:10
- 発表者
- 浦山 絵里、ファシサポ委員会デスクメンバー(以上FAJ会員)
- 概要
- ファシサポ委員会では、ヒアリング、実践、振り返りのプロセスをコーディネイトすることを支援の軸に置いています。今回は担当者への関わりから継続的な活動の場に展開した事例を通して、ファシリタティブな文化や継続的な学びあいの兆しを創るコーディネーションについて考えます。
- 題
- [D5]2017関西支部イベント来場動員および黒字化達成への軌跡とその秘訣
- 日時
- 5月28日(日)13:20~14:15
- 発表者
- 水江 泰資、奥西 豊、繁村 早百合、井上 真里(以上FAJ会員)
- 概要
- イベント準備をタスク別チームで行うのは多いですよね? 私達もチーム制でスタート‼良かれと思ったのに実際は、お互いが孤立化。 情報共有できずストレスはたまる、そのうえ申込みは伸びず、で次第にメンバーが疲弊、対立も... そこで導入したある方法でタスクが回り出しモチベーションが復活! さて、その方法とは?
心理
- 題
- [C6]ポジティブ行動変容のためのフレームワーク(PCFW)を用いた面接研究~大学生を対象とした日常生活の悩みの解決に向けて~
- 日時
- 5月28日(日)12:15~13:10
- 発表者
- 岡村 祐一(FAJ会員)
- 概要
- 日常生活の悩みを抱える学生を対象に、ポジティブ心理学・解決志向アプローチ・組織行動学を統合したポジティブ行動変容のフレームワーク(PCFW)を開発し、短期面接を実施している。研究者兼カウンセラーとしてPCFWを基本とした参加型カウンセリング面接の考え方や実施方法、また事例を紹介する。
- 題
- [D6]話し合い場面においてノンアルコール飲料は場を盛り上げる効果があるのか
- 日時
- 5月28日(日)13:20~14:15
- 発表者
- 神田 信治、岡村 祐一(以上FAJ会員)
- 概要
- 近年、飲酒運転の罰則強化などにより飲用率・飲用頻度ともに上昇しているノンアルコール飲料だが、オフィシャルな会議などで出すことは、まだ世間的に受け入れられてはいない。会議の場面にノンアルコール飲料を出し、乾杯をすることが、人や場にどのような影響を与えるのか、研究した。