わたしたち日本ファシリテーション協会は、内閣府から認証を受けたNPO法人です。
2004年1月の設立以来10年以上、ファシリテーションの普及や啓発を目指して活動しています。
まず、私たちのビジョン(ビジョン3.0)を紹介します。
●タテ型社会の常識からヨコ型社会の知恵へ(社会の視点・ファシリテーションの視点)
① 社会を構成する多くの人が、対話と議論の手法や知恵を自ら学び活用し、協働している。
② ファシリテーションが、あらゆる地域・分野の現場で、その存在を知られ、社会全体が、上意下達のタテ型社会の常識から、多様な考えやあり方を認め合いともに歩むヨコ型社会を目指して変革をはじめている。
●強い意志を持ったイノベーターのネットワークへ(ファシリテーターの視点・FAJの視点)
③ 社会や組織の課題を解決したいと願う挑戦的なイノベーターが、ファシリテーションによって現場で変革を起こしている。
④ 自覚と責任あるファシリテーターのネットワーク型組織が、臨機応変にその実践とイノベーションを支えている。
このビジョンを実現するために会員が日々あらゆる現場で実践を重ねています。
今では、1700人を越える会員とともに、7つの支部と11の地域サロン、また平成28年からは新たに始まったテーマ型サロンを加えて20を越える拠点で活動しています。
お待たせしました、ファシリテーション・シンポジウムの紹介です。
わたしたちは全国各地あらゆる場で多様に活動していますが、1年に1度、会員が全国から集まる場があります。
当初は、他団体との交流・親睦を目的とした「ファシリテーション・フォーラム」として2007年から開催。
また、2013年からは「ファシリテーション・シンポジウム」と名を変え、ファシリテーション技術の調査・研究を目的として開かれています。
そして!2017年
ファシリテーション・シンポジウム が九州・福岡で開催されます。
今回のシンポジウムからは、会員のみならず職場や地域活動など、様々な領域でファシリテーションを活用・実践している一般のみなさまも、参加対象者として募ることとなりました。
ファシリテーション・シンポジウムは「ファシリテーションの深化」を主な目的とし、2つのコア・コンテンツを軸にプログラムを構成しています。
第1コンテンツとして
第2コンテンツとして
ファシリテーション・シンポジウムが開催される二日間を通じ、ファシリテーションの深化を皆で探求しましょう。
そして探求で得られた知見を、参加者が活用できる知見に変えていきましょう。
各領域におけるファシリテーションの実践が、わたしたちの明日と社会の未来をつくっていくことを願って。
みなさまの参加をお待ちしています。
ファシリテーション・シンポジウム2017 実行委員一同