2016秋田サロンスペシャル連続企画 第1弾 終了しました秋田サロン

テーマ

 『TOCxファシリテーション〜クリティカルに考える力を育む意義を探求する〜』

話題提供者

飯島 邦子氏 (kuni)(東京支部)
ファシリテーション公開セミナー講師・TOC×ファシリテーションプロジェクト所属

日時

2016年 8月 28日(日)10:00〜16:00

場所

秋田県青少年交流センター ユースパル

参加費

一般:3000円  FAJ会員:無料

テーマ詳細

 この変化の激しい、将来が展望しにくい状況において、「次世代を担う人材」をどう教え育んでいけばよいのでしょうか?
経団連が発表した資料には、次世代を担う人材には「自らの問題意識に基づき、課題を設定し、他者に正解を求めず、主体的に解を見出す能力、自らの意見を論理的に発信する力」が必要と記載されています。また文部科学省の提言においても「課題解決のために自ら考え判断・行動できる”社会を生き抜く力”」や「考える力(クリティカルシンキング)やコミュニケーション能力」の育成というこれからの教育の方向性が示されています。これらのことは「アクティブ・ラーニング」という言葉が昨今話題になっている背景にもつながっています。
このような力を育む一つの選択肢として、今回は、“教育のためのTOC”を取り上げます。

教育のためのTOC”(TOC for Education:以下TOCfE)とは、子どもの教育改革のために考案されたシンプルな考えるための3つの道具です。
ものごとのつながりを考えるブランチ、対立するジレンマを解消するための思考を促すクラウド、目標を達成するための戦略的な計画を立てるアンビシャスターゲットツリーからなり、いずれも人々が効果的に学習し、望ましい、あるいは適切な行動を選択することを支援する思考ツールです。
考案したのは、TOC(制約理論)の生みの親・物理学者エリヤフ・M・ゴールドラット博士。博士自らがTOCという産業界で活用されている思考プロセスの体系を未来を担う子どもたちのためにアレンジしたツールです。
Thinking and Communication Tools(考えてコミュニケーションをとる道具)とも呼ばれており、これらのツールを効果的に学び合うことによって、論理的に考え、主体的に解を見出し、他者を尊重しながらクリティカルにコミュニケーションしていく力を育むことができます。

ゴールドラット博士は、「教育とは、それは、子ども達が充実した人生を送ると同時に、各々の行いに責任を持つ大人になるための準備をすることなのではないか?」と言っています。この言葉は、学校教育関係者や子どもを持つ親はもとより、日本社会を担う産業界のリーダーたちにとっても大切なことではないでしょうか?

今回のワークショップは、TOCfEの思考ツールを学び・体験して頂くことを通して、今の社会に必要な力を育むための「学び合いの場」を調査研究するワークショップです。
 

 〇論理的に考え主体的に解を見出す力を育むための手法を探している方
〇チームでクリティカルに考え、チームで課題を解決する方法を見つけたいと思っている方
〇そのような場にどんなファシリテーションが活用できるのかを考えてみたい方
〇ファシリテーションに興味のある方


皆さまのご参加を心からお待ちしています!

【泡会のお知らせ】
話題提供者のkuniさんを囲んで、講座で話しきれなかったことやTOCや
ファシリテーションの深い話や楽しい話をしませんか?

場所 柚柚(秋田駅前)http://r.gnavi.co.jp/t558201/
時間 17時半〜2時間程度
予算 4000円程度
参加希望の方は8月26日までにお知らせください。
 

参加申し込み方法

お申込みはFaceBookとメールで受付しております。

お問い合わせは下記アドレスまでどうぞ。
akita-fc-member@faj.or.jp