2017年7月第43回定例会 『いのちの樹から考える地球の未来』秋田サロン

日時

2017年7月15日(土)13:30〜16:00

会場

秋田県青少年交流センター(ユースパル)

参加者

従事者1名

参加者(5名 うち FAJ 4名 一般 1名)

計6名

内容

1)アイスブレイク...自己紹介⇒住んでみたい所・好きな動物


2)ミニレクチャー
『いのちの樹』とは(Tree of Life)

生物の家系図である。
生態系は細菌、古細菌、真核生物などから成り立っている
動物や生き物は、そのほんの一部の真核生物

全てのものが存在し得るためのバランスを保つことが大事

3)個人ワーク
環境を守るために実行していること、心がけていることは?
ブレーンストーミング


みんなでグループ分け
光熱費の節約、主電源を切る、まとめ買い、地産地消、ごみの分別
早寝早起き、無駄な食材を出さない←主婦目線多数^0^

4)環境について考える啓発イベントを作ってみよう



5)発表
『もし冷蔵庫が三日間使えなかったら』



家電の中で一番電気を使うのが冷蔵庫だという観点から
冷蔵庫がなくても過ごせるのか?を考える
冷蔵庫の歴史、そもそも冷蔵庫がなかった時代の工夫、
食品の保存方法の工夫、未来にあったらいい冷蔵庫などを自由に考える

6)振り返りとおしゃべりタイム

参加者の振り返り


地球規模で環境を考えることが新鮮だった。

生物はみんなつながって存在しているという現実に、
不思議さと納得感が得られて、勉強になりました。

自分が生活の中でできることは小さいことばかりですが、
地球の未来を考えれば、その積み重ねが大事と気づきました。
日々少しずつ意識して生活してみようと思います。

初めての参加でしたが楽しかったです。
いろいろな意見を持つ人たちとの対話が新鮮で勉強になりました。

楽しかったです。場の雰囲気作りは、伝えかた、対話より難しいと思ってます。
普段の自分オーラも如何に無理せず、みんなと融合していくのか。
来て良かったありがとう!って、本音がまた、雰囲気に出てくることもあります。
挨拶や無視やスルーも敏感に優しくキャッチボールし合わなければいけません。
専門家さん(電気屋さん)のお話がてんこ盛りで、対話の場作りになってうれしかったです


MFまいこさんの振り返り

夏の連続ワークショップ企画の第1弾として行った今回の定例会では、
「『いのちの樹』から考える、地球の未来』というタイトルで、
生物多様性と地球環境をテーマにしたワークショップを行いました。

なかなか普段の生活では意識しない生物多様性が、実は私たちの日常生活と
密接な関係にあること、そして、未来の生物多様性や地球環境のために
私たちができることを考える、ということを目的としました。

参加者はいつもよりも対象年齢を広げて、小学校高学年以上としたのですが、
今回は残念ながら、子供の参加はありませんでした。

大人5人の少数精鋭たちが集まり、ミニレクチャー、ブレインストーミング、
グループでの話合いを経て、最後には未来の「いのちの樹」を守ることを
目的としたイベントを企画しました。

今回の参加者は、女性4人、男性1人という構成だったのですが、
さすが女性は日常生活でお料理や家事などをこなしているだけあり、
様々なアイデアを出してくれました。また、男性も職業の専門的知識を活かし、
貴重なアイデアを提供してくれました。

最終的には女性ならではの生活に密着したテーマに、
専門的知識から出てきた発想を加えた、「もしも3日間冷蔵庫が使えなかったら」
というイベントを企画してくれました。
3つのテーマに沿ったブースを設けて、地球環境から生物多様性を考えられるという、
実現できそうなイベントでした。

メインファシリテーターとしては、ミニレクチャーにもうちょっと
生活に密着したネタを盛り込んだ方がよかったこと、グループワークの際に
設ける設問設定の枠が広すぎたことが反省点です。
特に、ゴールであるイベント企画の設問設定を絞り込んだ方が、
参加者が考えやすくなったのだと思います。設問の枠の決め方については、
自身の苦手分野なので、より学びが必要だと思います。

全体として、これまでとは少し色合いの違ったテーマ設定で
チャレンジングな企画でしたが、皆さんに楽しんでいただけたのではないかと
思っています。
次回はより多くの参加者を募り、より楽しんでいただけるようにしたいと思います。