2019年10月第67回定例会『じぇんだーってなんじゃー?』秋田サロン

日時

2019年 10月24日(木)18:30~21:00

会場

サブウエイ秋田キャッスルホテル店

参加者

 FAJ会員 7名  一般 5名   計12名

内容

チェックイン
自己紹介 名前・性別・所属(仕事)・参加動機について
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ゆるりと食べながら・・・
・LGBTの世界を知りたい
・身近にいるので理解したい
・学びたいとピンと来た
・まずは知らないことを知りたい
部室のサブウエイは平日の夜なのに、学びたいオーラいっぱいのみなさんで大盛況!

1)『性と人権ネットワークESTO』の事務局スタッフの安保さんからのレクチャータイム
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・LGBTとは?
・・・レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字で性的マイノリティの総称、20人に一人くらいの割合でいるといわれ、左利きの人がいる確立と同じといわれている

・ジェンダーとは?
・・・日本では社会的文化的な性のありようで身体の性に対すること場として使われている
・セクシャリティとは?・・・人間一人ひとりの人格に不可欠な要素であり上記の二つと性自認、性的指向を含む

・当事者・・・
自分の存在を否定してしまう、自分らしく生きられないと悩む人も多い
理解してもらえないと家族にさえ言えない、孤立してしまう⇒引きこもりや自殺
カミングアウトしたことで生きやすくなる人もいる
地方に行くほど受け入れてもらえる環境や人が少ない

セクシャリティも多様化し、50種類の性別にわかれている
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・法律からの観点
婚姻に関して
パートナーとして認める自治体も増えてきた
同性婚はハードル高い⇒婚姻は子供を作り育てることが目的・・・?!
(必ずしもそうではない男女の夫婦もいるのに。。。)
パートナーに何かあった時の公的機関との対応が困難な場合あり(病気、介護、諸手続き等)

・支援団体として
理解してもらいたいと思う方、まわりは知られたくない、ひっそりしていたい方、支援さえ拒む方もいる。実は正しい情報が当事者にも伝わっていないことも多いのが問題⇒支援の難しさ
カミングアウトしたことによる差別。
アウティング(就職等で他者に情報提供したことで第三者にも知られてしまう)による二次被害もある

3)ワーク
男女でわかれているのもの、ことについて考える
『学校の場合』DSC_1660.JPG
参加者の世代間ギャップも判明!
履きや紅白帽子の色分けされたとか、男子短パン女子ブルマだったよねとか
授業も家庭科と技術でわかれたとか
でも昭和と平成は違うよね・・・と、コソコソ(笑

各班で発表

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なかなか思いつかないこともあった⇒当たり前、普通という刷り込みがあることも発見
振り返りDSC_1663.JPG
これから私たちができることについて話しました。

ジェンダーの話を笑って話せる世の中なるといい
ジェンダーレスを心にとめておきたい

たくさんの資料が配布されました

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来年、東北各地の支援団体さんや当事者のみなさんで周知のため秋田初のパレードが
予定されています。
映画上映会があったりとタイムリーなことがいっぱい!
この機会に参加してみたいものです。



ESTOの安保さん、ご教授ありがとうございました。

参加者の振り返り

・ジェンダー等に関するの知識は必要だということがわかった。しかし知識を得たからといって表立った支援をするのではなく、あえた何もしないという選択もありと思った。

・世の中の分けられていることも多さに気が付きました。
それって必要?という分け方もあり、分けることでの区別や差別をなくしたい。

・いろんな情報を鵜呑みにせずに学び続けたい
・当事者の方が助けてほしいときに声をあげられる社会にしていきたい

・無であることも大事
・深く広い世界であることがわかりました。だからこそあらゆる人が個人の幸せを選べる社会をつくりたいと思う