青テーマ:「一緒につくる定例会」「ファシリテーションがれ~じコース」キックオフ!
~ファシリテーション入門「たんぽぽワークショップ」体験とこれからのことを考える計画会議の実践 レポート
◆実施日時: 2017年5月20日 (土) 13:00~17:30 ※実際の実施時間
◆会場 / 部屋番号: 東生涯学習センター / 第3集会号室
◆参加者数: ファシリテーター(チーム) [2] 名 + 参加者 [20] 名
◆プログラム概要: <告知文>
FAJ中部支部定例会では、ファシリテーションを知って興味を持ち始めた方、実際に試みだしてもっと向上させたい方を対象にした「ファシリテーション・がれ~じコース」を立ち上げ、定期的に開催します。
ファシリテーションのベーシックな知識やスキルを体系的に学び、現場での実践につなげるコトをつかんだり、実践経験を聴き合ったりする場をめざしています。
毎回2コマづつ、シンプルなプログラムを皆でつくって皆で試し、話し合い成長につなげていきたいと考えています。
キックオフとなる初回は、話し合いを体験しながらファシリテーションを知る入門編のワークショップと、ファシリテーションを学習するためのマップ(俯瞰図)を作りながら今後やっていきたいテーマを探る話し合いの2本立てのプログラムをやっていきたいと思います。
ファシリテーションの初心者だけでなく、「原点に戻って見つめ直そう」という中級者の方にもお勧めです。
<当日のプログラム>
13:00 オープニング
13:00 (5分) 1.オープニング ・あいさつ・事務連絡 ・担当者紹介
13:05 (5分) 2.趣旨説明 ・がれ~じ立ち上げ背景の説明 今日のねらい・スケジュール紹介
13:10 (5分) 3.チェックイン ・自己紹介と期待すること共有(全員で)
13:30 1限目 ファシリテーション入門「たんぽぽワークショップ」
13:30 (25分) 1.開始~
アイスブレイク" ①たんぽぽの紹介と進め方 ②ペアインタビュー+他己紹介 ③たんぽぽシート紹介"
13:55 (120分) 2.話し合い ①レクチャー「ファシリテーションとプロセス」 ②模擬会議のOARR ③話し合い1・たんぽぽシート記入 ④話し合い2・たんぽぽシート記入 ⑤話し合い3・たんぽぽシート記入
14:55 (30分) 3.ふりかえり ①意図開き ②種シート記入 ③ペアで共有
15:25 (15分) 休憩と席替え
15:40 2限目 計画会議「これからのプログラムを考える」
15:40 (5分) 1.導入 ・次回以降のスケジュール ・進め方の提案
15:45 (45分) 2.やりたいことやアイデア出し ・やりたいこと、アイデア出し ・やりたいことをまとめて、マトリックスで学習マップづくり。
16:30 (25分) 3.スケジュール 役割決め ・年間でやることを決め、役割分担する。
16:55 (10分) 休憩
17:05 クロージング
17:05 (15分) 1.全体ふりかえり ・(進め方 未定)
17:20 (5分) 2.挨拶 ・お礼
17:25 (5分) 3.原状復帰
◆参加者コメント:
○定例会の良かったこと・役立ったこと
・1時間目は実践的な部分もあり、おもしろく、勉強になりました。
・他己紹介がとても面白かったです。たんぽぽのテンポがよかった。
・席替えマジック A5サイズ使います。
・基本を深く考えられたこと。その裏も考えることに気が付けたこと。
・他己紹介のワークをぜひ取り入れたい。
・知らないことが多すぎました。実際の討議の中でファシリテーターが一緒に考えているシーンは印象に残りました。というのはこれが会議の運営法だと得心が行ったからです。
・アイスブレイクや意見の見える化がたいへん役に立った。
・和気藹々で良い感じです。プロジェクターでなく直筆も良いですねー
・ていねいな進め方も含めて学びになった。」
・テーマが基本に立ち返ってのものなので基礎が学べてよかったです。
・「がれ~じ」のキックオフできたこと。そして定員いっぱいになったこと。「持ちかえり」が他の人も含めていっぱいあったこと。「たんぽぽ」がやれてよかった。
・「テーマ決め」の難しさと、その進め方を改めて知ることができました。
・たんぽぽワークは活用しやすい。
・アソになれた気がした。
・基本の重要性が実感できてよかった。
・たんぽぽ初体験!
・「やること」を上手に決められて良かった
・カミポを実際のプレゼンで使ってみたい。
・紙プレゼン マーカー ポストイット 等の使い方
・実施日(土曜の午後)が参加しやすいものだった。駅からも比較的近く便利だった。人数の規模が大きすぎずちょうどよい。自分以外にも初参加の方がいたので安心できた。いろいろなスキルが学べた。
○改善がのぞましいこと
・2時間目の多数決が何だかふに落ちませんでした。
・部屋が少し寒かったです
・合意の箇所はもう少しなにか欲しい気がしました。
・たんぽぽをもう少し長くやりたかった。
・全体としてやや時間が短かかったような気がします。
・特になし
○今後FAJ中部支部に期待すること、要望など
・ありがとうございました。
・Web上でのFAJ広報は今後どういう予定でしょう?普段、目にしなくて残念です。土曜以外の泡の会あるとウレシイです。
・模擬会議の中での実際のファシテーションを見てみたいと思う。
・「がれ~じ」をつづけていけそうで今後ともつづけましょう!!
・今回の様な新たなテーマを今後も設定をお願いします
・今後もがれ~じが続けてほしい
・特になし
・思考を深めるための発問のスキル。アイスブレイクのネタ(後の話し合いや研修につながるようなものとしてどのようなものがあるか)
◆担当者振り返り:
がれ~じプログラムとして、基本を学ぶシリーズの第一回としてたんぽぽワークショップが選ばれ、中部支部では2年ぶりの開催となりました。参加者20名の内訳として、FAJ入会1年未満と、未入会合わせて10名で、3年以下ですと16名となり、FAJ歴が浅く、普段の定例会ではあまりお見かけしない方が多くいらっしゃいました。今までの定例会には参加したいテーマが無かったのではないかと想像でき、がれ~じへの期待を感じました。
自分はたんぽぽワークショップMFは3回目、2年ぶりでしたが、その間に参加者としてと、たんぽぽワークショップ後のフォロー担当を行っていますが、やはり自分でMFを担当し、参加者と向き合うと、勉強になるというか、刺激を受ける楽しさがあります。
最後の振り返りで、自らMFを務めたいたいという方が2名いらしたことはとても嬉しく思いました。(すみやん)
たんぽぽを担当いただいたすみやん、表に陰にサポートしてくれたスタッフ、そしてこのテーマに参加いただいた皆さまのおかげで、無事がれ~じキックオフできました。
前半のたんぽぽワークショップの経験や話し合ったことが、後半の計画づくりの話し合いに反映されて、「学習・練習からの実践を意識した進行にすることができました。つたない進行でしたが、参加の皆さまから暖かいメッセージをいただきうれしい限りです。8月と来年2月のテーマも決まって、今後どんな発展をとげるのか楽しみです。(とばっち)