2022年4月 第200回青テーマ:話し合いを任された!さあ、どうする! 準備が肝心、話し合いの場づくりを考える中部支部

1.実施日時 2022年4月17日 (日) 13:30~16:30

2.会場 オンライン

3.担当者
担当:ひろみ、とばっち、ぐっちょ、すずきち、まきさん

4.参加者数
会員:15名(担当(従業)者は含まず)
会員(従業者):5名
一般・見学:1名(お試し参加)
合計:21名


5.プログラム概要

  • ねらい
    「会議の準備」と「話しやすい環境」について、みんなで考え、理解を深める
  • ゴール
     ①会議の進行を任された時に「やってみよう!」と思えている
     ②定例会で"話しやすい!"が体感できている
     ③安心・安全な場づくりのヒントを得られている
  • プログラム
    13:30~14:00   オープニング 開会挨拶、はじめに
    14:00~15:25   1.「場づくり その1」ミニレクチャー1+ワーク1 事前準備をする
    15:25~16:35    2.「場づくり その2」ミニレクチャー2+ワーク2 話しやすい場(環境)をつくる
    16:35~17:35     茶話会

    6. 参加者コメント

◇良かったこと、役立ったこと(内容、運営、ファシリテーターなど)

〇気軽に参加できました
〇zoomおchatを使ったアンケート
〇実践の場があることが良かったです。
〇運営のチームワークがとてもよくとられていると感じました。
〇他の方のアジェンダを共有頂き勉強になりました。ワークも実践的で良かったです。
〇実践・振り返りの場がしっかりとあったのが良かった。
〇テンポ良く運営されていて、事前準備を整えてくださったところが良かったです。いつもありがとうございます。
〇実際にファシリテーターをしてみて意識しないといけない所を意識できないと上手くいかない、無意識のうちに思い込んでいる認識をどう意識できるようになるか、他にもまだまだ勉強しないといけないことだらけだとわかりました。
〇場づくりの重要性をあらためて、考えることができた
〇アジェンダづくりの中に反映させつつ、アジェンダにのらない部分での細かい気配りが必要である。事前に決めておいたことでも当日の参加者や雰囲気に合わせて、柔軟に変更していく必要がある。
〇ワークのインストラクション(説明)がシンプルでかつ分かり易く、伝わってきた
〇個人演習を15分取ったこと。2回繰り返したこと。ストレッチが2回もあったこと。

◇改善が望ましいこと(内容、運営、ファシリテーターなど)

〇場づくりとダイレクトにつながっていたのかな?途中から場づくりを忘れている自分がいました。アジェンダによる会議の場づくりと理解すればOKでしょうか?
〇アジェンダのフォーマットに参加者を入れることを推奨します(3Cのシート参照)。
〇参加者分析が最も重要だと思います。
〇時間もちょうど良かったと思います。
〇いつもより短めだったことが気になりました。あと1回ワークをやった上で各自が振り返りの場を設けられれば、今日一日での成長にも気が付くことができ、スモールステップ・スモールサクセスが得られたと思います。
〇色々と工夫がされていて、進め方からも学びがありました。ありがとうございました。

◇今後FAJ中部に期待すること、要望など(例えば、知りたいこと、勉強したいこと、実現したいこと、呼んでほしい人、再現してほしいプログラムなど)

〇今後も実践的なワークを経験できれば有難いです。
〇会議の環境のところが聞きたかったところで今日の定例会うれしかったです。今後も、もっと実践的なお話を伺いたいです。
〇理論も勉強したいと思います。初心者向けのものがあれば「初心者向け」と書いてあると嬉しいです。
〇今の社会(世界を含め)で、望まれている「ファシリテーション」について、キーワードの掘り下げを期待します(ダイバーシティとインクルージョン、エンゲージメント、心理的安全性 等)

7. 定例会担当によるふりかえり

<KPTふりかえりコメント>
KEEP
・初心者にニーズのあるプログラムだった
・プログラムをコメントを使ってブラッシュアップできた
・グループワークちょうどいい人数だった。4人がいい
・3時間あっというまだけどそれぐらいがいい
・事前に丁寧なメールを送った
・BGM
・ワークの流れを説明してから個々のワークに入った
・ストレッチで気分転換&リラックスできたこと
・ほぼほぼ時間通りに終われた
・3時間にチャレンジした
・投票機能で参加者を巻き込めたこと
・説明が判りやすかったといわれて良かった
・ふりかえりタイムを無理に入れるのをやめた
・アジェンダ作成し、模擬会議のさわりをしてもらったこと
・参加者の声を拾って、その場でワークの説明に追記した(ワーク2役員の状況)
・楽しい背景イラストとフォントで歓迎
・チーム編成を即座に変えれて良かった
・自分たちも自己紹介をちゃんとやった
・3時間なのに休憩2回とったのでゆったり感が出た
・全体共有のグラフィック良かった
・インストラクションと問題文を最後までブラッシュアップした
・茶話会で一部の人が話し続けていた場面をとばっちが切り上げた
・担当者全員参加で行えたこと
・スポットライト機能がうまく使えたかな(ストレッチの時)
・総合司会を設けたこと

Problem
・ワークシートを使って、事前にワークしたほうがよかった。
・全体共有の時間を発表してしまったのはされた方はいややったかも
・ワークの検証が十分でなかった(答え方、かかる時間)
・ワークシートのサンプルを求められるかもしれないと慌てて作った
・休憩時間は5分刻みにせず分刻みが良かった→結果のびた・・・
・アジェンダ以外の「場づくりの工夫」については、参加者があまり取り上げなかった
・目的・目標の説明は、ダイエット話じゃなくても良かったかも。
・ブレイクアウトでどんな話がされているのかわからない
・ワークシートにどこに書くのか言わなくても勝手に書いてくれてた。
・もう少し余裕をもって、当日をむかえられるとよかった
・ワークのテーマは、参加者の状態など、もう少し詳細を設定しても良かった。
・ワークシート2もチャトで配信するとよかった(同じだったけど・・・)
・早いうちに、定例会の「目的」を明文化しておくほうがいいのかなあ
・ほぼ毎回打合せのファシリテーターをしてしまった
・15分で収束までいったグループがあった
・ワークシートの議事メモ欄は活用されなかった。 テーマを書く場所は工夫が必要
・事前にスマホなのか、タブレットなのかは聞いたほうがいいかも
・参考図書を言えばよかった

TRY
・このプログラムは定番にする
・ワークは自分たちもあらかじめやる
・事前に丁寧なメールおくろうぜ!
・時間設定は、細かく考える。計算式反映されているか確認
・ストレッチおすすめ 研鑽テーマ名物にできるかも
・ワークの流れをあらかじめ紹介すると安心感がでる
・総合司会設けると統一感が出るし、臨機応変な対応をしやすい
※「場づくり」もう1パターン隠し持ってます!

<各担当からの個別コメント>

今回は前からやってみたいと思っていた会議を始めるときに大切な5つのこと「もやしのお約束」ともいいますが。プログラム作成にあたり大きな道筋を決めて、ZOOM打合せ+メッセンジャー+グーグルスライドのコメントを使った当日説明用スライドの作成を行いました。スタッフのスキルに依るとは思いますが今回は素晴らしくスピード感のあるブラッシュアップが出来ました。特に不参加者が出た時のメンバー変更の時などは短時間で何か所も変更が必要なのに素晴らしいチームワークで乗り切れました。(まきさん)

1冊の本なかの1つの章の、1つの見出しを伝え、ワークをするだけで1時間弱かかかりました。人に分かりやすく伝え実践する難しいですね。そして1冊の本を理解しできるようになるための道のりは遠いと感じましたが、今後も青テーマの定例会で基礎的なことの研鑽のお手伝いができたらと思いました。(すずきち)

「場づくり」をテーマにした定例会だけに、自分たちも「参加者が楽しく前向きに学んでもらうためにどんな場づくりをすればいいのか?」にこだわったプログラムを皆で考えました。 毎回の定例会も、現場での会議やワークショップでも場づくりがおざなりだったり、形骸的だったりしているなあと改めて気づくことができました。 上記ふりかえりで出たTRYアイデアは定例会提供者、少なくとも研鑽テーマ担当は意識するといいな、と思いました。(とばっち)

当日は、全体的に丁寧な場づくりができたと感じております。ストレッチも思ったより喜んでいただけたようで、役立ち感がありました。
一方で、グループワークのテーマ作りについては、あらかじめ自分たちが実践することで、もっとブラッシュアップしておくことができたと反省しております。
ただ、簡単ではないので、作りこみをどこまでやるかは時間との戦いだなとも思いました。現場でも実践していきます(ぐっちょ)

今回は初心者向けの「場づくり」のため、初心に立ち返り、プログラムを考えることができました。プログラムの他にも色々なアイデアを出し合い、自分自身も参加者目線で考え、楽しみながら具現化できたのでは?と感じています。私が中部支部の研鑽チームへ加入させて頂き、ちょうど1年になります。私自身の成長も少しずつではありますが、感じることができました。今後は更に基礎内容の理解を深め、実践していきたいと思います。(ひろみ)