2018年8月 第155回 赤テーマレポート:食に秘められた力を探る!ハンバーガーチームビルディング中部支部

第136回FAJ中部 2018年8月定例会 赤テーマ報告
1.日時:2018年8月18日 (土)  13:00~17:30
2.会場:瑞穂生涯学習センター 第3集会室
3.担当:FAJ中部 数学大好きとしちゃん、ひとろん、ざわちゃん、かじこ、はるちゃん、ツカモト、こっしー
4.参加者数: ファシリテーター(チーム) 4名、参加者 7名(会員 6名+見学者 1名) 
5.プログラム概要:
13:00~ オープニング
13:05~ 意図開き
  ・定例会が生まれたきっかけの説明
  ・ワークの流れの説明
13:20~ チェックイン
  ・大きな輪になって、ひとり10秒チェックイン(テーマを選んだ理由)
13:25~ グループ分け
  【問い】「賞味期限切れの牛乳、何日切れたものまで飲んだことある?」
  一列に並び、価値観の近い人同士で4人一組をつくる
13:35~ 4象限自己紹介
  ①呼ばれたい名前(食べ物)
  ②どこからきたの?
  ③好きな食べ物
  ④私にとって「食」とは?"
13:45~ ワーク①体験・エピソード共有
  【問い】「食べ物があることで場の雰囲気が変化したり、相手との関係性が変化したというエピソードを共有してみましょう。」
14:00~ ワーク②食の力を活かした会議の場をセッティングしよう
  【問い】「みなさんはファジバーガー社の新入社員です。この度、社内で新商品のアイデアコンテストが行われることになりました。
コンテストで優勝を勝ち取ったアイデアが実際に店舗で商品化されるということで、みんな張り切っています。
コンテストには今同じテーブルに座っている4人1組で参加します。
ということで、この後◎時◎分からこの4人で新商品の企画とプレゼンの準備を行います。
そのために、◎時◎分までに話し合いがしやすいようにみなさんで会議の準備をしてください。
ワーク①を参考に、チームの話し合いがより円滑になるような食べ物・飲み物、より高い成果につながるような食べ物・飲み物を用意してみましょう。
会社の備品として、紙皿・紙コップ・フォーク・スプーン・割り箸・おしぼりは自由に使うこと
 ができます。」
・話し合い~買い出しまでの時間配分は各チームで行う。"
15:15~ ワーク③実際に会議を行いながら、食の力を確かめてみよう
【問い】新商品コンテストに応募する、ファジバーガーの秋の新作ハンバーガーを企画してください。
商品名は必ず決めてください。15:45から各チーム3分間のプレゼンタイムがあります。時間内にプレゼンの準備まで行ってください。
プレゼンの方法は各チームにお任せします。
コンテストの審査員はファジバーガー社の社長○○○さんです。社長に選ばれたチームが採用されます。
16:00~  ワーク③のふりかえり(グループで)
【問い】
ワーク②③を通して、食があることで人との関係に変化はありましたか?
①どんな事が起こりましたか?(事実)、
②その時、どんな気持ちになりましたか?(感情)
事実と感情に分けて、振り返ってみましょう。
16:20~ ワーク③のふりかえり(全体共有)
・それぞれのグループのふりかえりの内容を共有
・最後に、今日の1番の気づきを各自A4の用紙に記入し、発表。
16:45~ 中部支部ふりかえりタイム
6.参加者コメント:
【ふりかえより】
Aチーム
◎考えた会議のセッティング
 ・床に輪になって座る
 ・ノンアルコール飲料
 ・付箋紙のかわりに煎餅にチョコペンなどで記入する
 ・メンバーのニックネームにまつわるお菓子や食材
◎コメント
 ・会議促進の食選びというより、いかにチームの会話を楽しく面白くするかにフォーカスした。
 ・アルコールはできないけど、ノンアルで会議促進、会話促進を図ってみた。
  →手酌禁止として、飲み物でコミュケーションを図った。
Bチーム
◎考えた会議のセッティング
 ・フルーチェとねるねるね~るねを会議の場でつくりながら食べる。
◎コメント
 ・ねるねるね~るねや、フルーチェを作るということ、作業を共有することで、チームビルデング
 ・チームで買い物する内容を決める→チームビルディングにつながる、楽しかった!!
全体コメント
・買い出し→盛り上がった。なぜなら、欲しいものがなかった!!新しいアイディアが買い物をする中で、融合的に出た。
 →フルーチェを作るために、牛乳を買った。余った牛乳をどうする?コーヒーで割ろう!というアイディアで解決した。
・今回の定例会は、関係性は促進、議論は混乱した。

【アンケートより】
・テーマおもしろかったので、参加してみて興味が広がりました。
・はなしあいで形になるということがよかった
・「食」の重要性はわかっていたので、新たな発見はそこまでなかったが、確認ができた。
・楽しかったです。
・新しい形の進行だった。少人数でやりやすかった。
・楽しい定例会でした。皆でミーティングをデザインして、買い出しに行くという「共同作業」もチームビルディングに一役買っているかも。
グランドルールを忘れてしまったのであいだに声かけがあったほうがよいかな...
・バージョンアップを期待してます。
・時間配分を検討
・時間配分にもう一工夫してもよいかも。ワーク③があわただしく感じた。また、ワーク①を短縮してその分をあててもらうとやりやすかった
7.担当者振り返り: 《プログラムの内容について》
・食の可能性を再確認した。もっと考察や、仕掛けを考えて、第二弾をしたい気持ちになった。
・あるあるエピソードはすごい盛り上がった。→共感がうまれて、関係性が深まった。
・ワークの作り方として、エピソード→結果→関係性にどう影響があったか?をフレームワークにして、見える化すると一層深まった。
《進行・ファシリテーターについて》
・今回の定例会は、調査と研究だったから、全体として定例会はどうだったか、仮説についてどうだったか?の効果を確認できる仕掛け、問いにすればよかった。
→効果があった。なぜならば〇〇・・・or 効果がなかった。なぜならば〇〇・・・のふりかえりをもらえば、今回の定例会のレポートとして実験結果となった。
・ふりかえりが慌ただしくなってしまった。全体共有、時間をかけたかった。
・全体で円になって、今日のふりかえりを発表しあうやり方もあったように思った。
参加者の反応がどうだったか少し見えにくかったので、円になって一言でもよかったかもしれない。
・中部支部のふりかえり時間と、定例会担当のふりかえりの整合、流れを事前に整合しておく必要があった。
→そうすることで、一連の流れができ、より深まったと思う。少し締めが参加者にとって、中だるみしてしまった気がした。