2021年7月 第191回青テーマレポート:ウマ~い合意の作り方 ~見つけよう!合意形成『さしすせそ』~中部支部

1.実施日時:2021年 7月18日(日)13:00〜17:10
2.会場:オンライン会議システム「Zoom」
3.担当:いけちゃん、かねぴ、がっくん、じゅげむ
4.参加者数:会員:23名(担当(従業)者は含まず)、会員(従業者):4名、一般・見学:1名 合計:28名
5.プログラム概要
◆オープニング
◆目的、ゴール、本日の流れ、グラウンドルール
◆グループで自己紹介(花火の思い出含む)
◆レクチャー1【対立解消合意形成のステップについて】
◆グループワーク①(公園で花火)前半【発散まで】
 ~休憩~
◆レクチャー2【対立解消合意形成のステップのおさらい】
◆グループワーク①(公園で花火)後半【合意まで】
◆レクチャー3【ふりかえりのポイント】
◆グループふりかえり
 ~休憩~
◆全体共有
◆グループワーク②(対面orオンライン)【認識合わせ、発散、最終合意まで】
 ~休憩~
◆グループふりかえり
◆全体共有
◆ハーベスト(各個人で次に気を付けたいこと、チャレンジしたいこと)

6. 参加者コメント
【よかったこと】
・参加者の方のすばらしさに触れることができて良かったです。
・準備や進行が素晴らしく、感動しました。勉強になりました。発散を意識します。
・具体的でわかりやすかった
・休憩がブレークアウトルーム込みだったこと。もやもやしました。あと、前半ワークが二つに分けられて、とても短かったです。特に発散。
・チームに分けて休憩を入れたので、話がしやすかった。
・気づきがありました。
・ワークが2つあったので良かったです。
・「さしすせそ」を知りたかったが ????
・スムースな運営が良かったです。
・その時の状況に応じて時間配分を柔軟に修正しながら進められたことが満足度の高さにつながった。
・かなり議論しながら作りこまれたのだと思います。お疲れさまでした。
・合意形成のファシリテーターを実践練習でき、いろいろと意見をもらって足りない部分が明確になった。また他のグループの意見により視野が広がった。
・ワークは実際にありそうなテーマだったのでとてもイメージがしやすかったです。
・実践しておられる皆さんから新たな学びが多かった.
・同じ進め方のワークを2回できたこと。1回目の振り返りを意識して2回目に臨めたので。
・話し合いのお題が、馴染みのある話題で、前提の設定も含めてちょうど良かったと、個人的に思いました(これが一番難しいことの1つだと思うので、ここは良かったです)
・全体的には、内容、運営、よかったです。
・対立解消のプロセスは知ってはいたものの、実践をするとなると難しいことが実感できた。
・合意形成のプロセスの前説明があった上でワークを行なえたこと。
【改善が望ましいこと】
・ワークの時間がもう少しあればよかったと思います。
・F役の人の準備時間を取った方が良い様に思います。
・ブレイクアウトの後、戻ってくる時に自動ミュート設定した方がいいのではないでしょうか。
・時間配分が厳しい.だが,あとからのふりかえりの共有によって学びがたくさん.
・ワークの設定が対立が生まれにくかったので、もう少し詳細な設定にした方が良いと思いました。もしくは制約条件など。
・最初のワークの時間設定は難しいですね。
・時間配分です。最初のワークの前半が15分は短いです。役割の決定もあるので。もうあと5分はあった方がいいです。
・ファシリテーションを学んでいるからこそ、気を遣ってしまうようなので、もう少しワークの設定を細かくしても良かったのかもしれない
・時間的に難しいかも知れないが、1ワークの時間がもう少し長く取れればと思った。

7. 定例会担当によるふりかえり
 反省点が2つあります。1つは、ワークの設定についてオンライン開催を排除することを入れ忘れたことです。これは、元ネタのかねぴのアイデアの段階ではあったので、それを落し込む際に忘れたためです。
 もう1つは、ふりかえりが、ワーク全体の振り返りのつもりだったのが、ファシリテーターに対しての振り返りに特化したポイント説明になってしまったことです。加藤さんのふりかえりポイントは完成度が高く問題ないのですが、ふりかえりのポイント説明に関して、ピックアップする資料の選択を間違えたことが原因です。
 どちらも、きちんとした定例会全体のシミュレーションをしていれば気づけたかもしれないので、その点が今後への課題です。
 いろいろと問題点も多かった定例会ですが、ベテランの方に助けていただけて、なんとか最後まで破綻なく終われたと思います。また、初参加者を含め、参加者の方の暖かい心持ちに本当に助けていただきました。ありがとうございました。(いけちゃん)

 今回はワークを一度やって、そのふりかえり結果を元にもう一度ワークをするという構成でした。時間配分を色々と工夫したのですが結果的には前半のワークやふりかえりの時間が短かったですね。
参加者の方からはこのワーク二部構成に肯定的な意見が多かったので定例会全体としては良かったのですが。でも前半のワークやふりかえりを長くすると定例会全体の時間が延びてしまうし、、、難しい。
 私は、ワーク②のふりかえりからクロージングの担当でした。ふりかえりの全体共有で各グループからの発表に対してアクションをほぼ何もできなかったことを反省しています。
本来なら他グループの方から質問をもらったりすればよかったのですが、ここでも時間が足りない!という意識が大きすぎました。心に余裕が無かったです。
 今回は2021年入会の方に多く参加いただき、参加者コメントを見る限り満足していただけてるようですので安堵しています。(がっくん)

当初は昨年開催した「合意の道も一歩から」「合意形成1000本ノック」の続編として企画がスタートしましたが、打ち合わせを重ねて初参加の方でも理解出来る様な内容へ変更しました。
途中何度も煮詰まってしまい直前まで試行錯誤していました。打ち合わせ中の時間管理はもっと良い方法があったはずと反省です。
ワーク→振り返り→振り返りを活かして次のワークという流れが好意的に受け入れられた反面、ワークの時間不足や休憩を全体で取るかグループで取るか等の指摘もありました。
定例会の時間全体にも関わる事なので難題ですが次回機会があれば取り組みたい部分となりました。
今回はテクニカル兼グループ分け担当でした。参加者がベテランから今年入会・初参加の方まで幅広く、各地から参加して頂いたのでグループのバランスが均等になる様に心がけましたがいかがだったでしょうか...?
至らない所も多々ありましたが、参加者の皆さんに助けられ何とか最後まで出来た事に感謝です。ありがとうございます。
また今回は「合意の道も一歩から」で加藤彰さんが作成された資料をご本人承諾の元、利用させて頂きました。突然のお願いにも関わらず利用許諾を下さった加藤さんにも感謝です。(かねぴ)

私がFAJに入ったことで成長したと感じられることが、合意形成のプロセスを意識できるようになったことです。特に主張の根拠や背景・ホンネを引き出して、議論の前提を揃えるところを強く意識していたつもりでした。
ところが、今回の定例会に参加いただいた皆さんとの話し合いの中で、主張の根拠や背景・ホンネを引き出すために、どこで対立をしているのかをしっかり見極めることが重要と気づかされました。
対立している箇所が分かるから、それに対してしっかりと発散できる。今後、意識して使っていきたいと思います。
改めて合意形成は奥深いと感じました。また皆さんと学びあいたいと思いますので、その際はよろしくお願いします!(じゅげむ)