1.実施日時:2021年7月17日 (土)13:00~17:00
2.会場:オンライン会議システム「Zoom」
3.担当者:こめっと(林加代子)、りょう(吉本凌)、うわーい(上井靖)
4.参加者数: 会員27名、一般2名、担当者2名 [合計32名]
5.プログラム概要:
・はじめに、全員でのチェックイン
◆「正解同調圧力との闘い」にたどり着いた私の物語」
1 ファシリテーションとの出会い
2 科学的合意形成を目指す!(グループワーク)
3 正解が通用しない
4 本当の思いは?
5 とあるアクティビティとの出会い
6 同調圧力、正解圧力を感じるとき(グループワーク)
7 とある方との出会い
8 政界同調圧力との闘い
9 正解同調圧力からの脱出(グループワーク)
10 自分のキャリア・デザイン
11 対立、分断の架け橋
・おわりに
◆ ふりかえり
<告知文>
関西支部で定番になっていた「ファシリテーションの流儀」シリーズの中部への逆輸入版です。と言いたいところですが、さらにバージョンアップしました。FAJのいろいろな拠点でひっぱりだこのうわーい(上井靖)さんにおススメのワークをしていただきます。
同調圧力を感じるこの頃...。一旦立ち止まって考えてみましょう!
【うわーいさんについて】
FAJに入会して15年、ファシリテーションとともにキャリアを積み重ねていらっしゃいます。公立の中学校の先生時代からファシリテーションを活用して取組んできた事例をあhじめとして、この15年間をインタビューでナラティブに語っていただきます。もちろん、うわいさんの定番ワークを体験します。そして、うわいさんだけでなく、参加された一人一人のファシリテーションの流儀を探ります。
6. 参加者コメント:
・ブレイクアウトルームでのお話で場の進め方問いが参考になった
・同調圧力の発生要因について答えは無いが考えることができたことは有意義だった。
・意見をもう一度自分でかみくだいて考えたいと思います。
・上井さんの生き様に触れることができた。
・グループワークが多く、有意義な議論が来ました。
・ブレイクアウトで対話する場面が多く、異なる視点でたくさんの気づきを得ることができた
など
7. 定例会担当によるふりかえり:
・今回はうわーいさんの経験や体験談をもとに「正解同調圧力が生まれる背景」「そこから脱出するプロセス」について考えることができとても有意義な時間でした。グループワークでは「〈正しさ〉そのものを疑ったり振り返る場がないよね」「正義感を内省できる環境がないよね」など正解同調圧力が生まれる背景や原因、そこから「どうすれば一歩前に進むことができるのか」という脱出のプロセスについて対話することができました。
・身の回りの場では「日本人は同調圧力に陥りやすいよね」という結果や情況について語り合うことはできても、原因や背景、そこからの脱出方法についてまで語り合う場はほとんどありません。私自身その経験がなかったため、それをうわーいさんの経験をもとに考え、グループで対話し自分なりの答えを導き出せたことがとても有意義でした。また、今回時間の関係で省略となってしまった「モラルジレンマ」のワークもぜひまた再挑戦できる場があればと思います。
・なお、今回は担当者としてうわーいさんへのインタビュアー、ふりかえりタイムの担当を行いましたが、インタビュアーについては今回ほとんど役割を果たすことができませんでした。当日の流れの中でどこにツッコミを入れたらよいか、中々そのポイントを掴むことができず、うわーいさんに1人語りをさせてしまうという結果となってしました。今回最大の反省点です。
・ふりかえりタイムの担当については、進行や説明自体は無事こなすことができましたが、ワークの内容やコンテンツを一旦終わらせるという部分が少し曖昧のままふりかえりタイムに入ってしまいました。そのため、中にはコンテンツの振り返りをメインに行われた方もいたようで、もう少し〈プロセスについて〉を強調して説明することや、プログラムとふりかえりタイムとの切り分けを明確にするべきであったという反省が残りました。
・今回初めてふりかえりタイムの担当を行ったことで説明の流れや進行など役割を把握することができました。ぜひ今回の反省をふまえ、また別の定例会にてふりかえりタイムの担当にも挑戦したいと思います。
(りょう)
うわ~いさんの安定の進行と内容に、スタッフというよりも、いち参加者でいました。なぜ、うわ~いさんがモラルジレンマをテーマにしたのか?という背景も知ることができ、誰でも一度は通ってきた学校教育の大切さや、現場にいる先生方のジレンマも垣間見ることができました。企画した側としては、楽しい時間でした。
定例会では、テクニカルのデビューでしたが、無事に終わることができて、ほっとしています。(やればできる!と少し自信がつきました)挑戦してみることが大切!と思いました。こんな機会をいただけて感謝しています。(こめっと)
・今回、コメットさんのリクエストにより、実施しました。りょうさんも快くスタッフとしてサポートいただきました。当日、全国各地、アフリカからも参加いただき感謝感謝でした。改めて、自分のファシリテーションとともに歩んできた道をナラティブに語ることにより、意味づけされました。
私の十八番ワークの体験を通して、いいかにオープンマインドで関わり合えることができるかがポイントであり、その場を参加者とともに作ることこそ、大事にしていきたいたいと再確認できました。(うわーい)
以上