2023年2月 第210回 赤テーマレポート:選択を選択する ~選択を科学し、選択経験を積んで直感力(Serendipity)を向上させよう~中部支部

1.実施日時 2023年2月18日(土)13 :00~17:00

2.会場   Zoom(オンライン)

3.担当者 スミス(九州支部)、りょう

4.参加者数
 
会員:18名(担当(従業)者は含まず)
会員(従業者):2名
一般・見学:4名
合計:24名

5.プログラム概要 

1.オープニング
2.アイスブレイク
3.選択の科学のミニレクチャー
4.Choice(選択)について
5.Select(選定)について
6.Opt(イノベーション結合、複合選択)について
7.Bid,Auction(模擬入札オークション選択)について
8.ふりかえり
9.クロージング

6.参加者コメント

=良かった点=
・ワークシートが練られていて、話しやすかった。
・網羅的であったこと
・色々な「選択」を自ら行うことで説明の内容が体感的に理解することができました。
・初めての参加でしたが、他の方々がとても親切で和やかな雰囲気でした。
・グループワークが多く、情報の共有もしっかりできたので。
・選択するということ、それを活用することを体験できた
・今回は資料作り、進行方法など とても大変な準備されたかと思量いたしました。
・学ぶことたくさんで勉強になりました。
・選択手法について、理解が深まった
・想定外の事・質問を即興力でプラスに帰るスキル! Webルーレットで指名されなかったですが、もし自分だったら・・・と想像しながら回答してました。 
・最初はどうなるかと不安が過ぎりましたが、りょうさんの冷静なフォローもあり、その姿も参考になり良かったです。
・普段何気なく使っている「選択」という言葉も、さまざまなプロセスを含んでいる事に気付かされました。今後、自覚的に使っていきたいと思います🙏
・最初はどうなることかと案じたが、しり上がりに面白くなってきました。それぞれのワークから物語が浮かんできました。
・最後の資料は、選択する時のヒントになると思いました。ありがとうございました

=改善が望ましい点=
・一人旅だって、戻ってこなかった。ワールドカフェ方式で戻すのかと思いました。
・情報が多過ぎた、プログラムのワークの繋がりが乏しかった
 ①スライドの情報量が多く内容の理解が追い付かないまま進行していた
 ②ディスカッションのテーマがしっかりとおりないままグループワークに入っていったので戸惑いがあった
 ③各ワーク・ワークの意味はまだ分かるのだが、結局通してどういうことなのか?が理解できず、ぶつ切りに進んだ印象を受けた
 ④イノベーションの選択肢に偏りが多いように感じた(それにより発想の広がりが狭まった感じ)
 ⑤ディスカッション時のファシリ役を決めた方が進みが良かったように感じた
・モリモリの内容にとても興味が湧いたので、もう少し深堀り体験したくなった



7.定例会担当によるふりかえり 

「選択の科学」は 、10年程前からプログラムデザインをしたいと思っていた企画である。そのチャンスをいただきありがたく思っている。準備期間が十分にあったので、理論研究をする時間がたっぷりあり、プログラムもたくさん作ることができた。基本となる①選択の手法、②選択の思考法 ③選択の結合法を組み合わせて作成したのでたくさんのプログラムを試行することになった。オンラインの特性や効果も活かそうと欲張りすぎて、参加者がゆっくり対話する時間を確保できなかったのではないかと反省している。これから、取捨選択と修正を加えながら、魅力的なプログラムにバージョンアップしていきたい。

 また、今回はオンライン開催であったが使用ツールによってスムーズに進行ができない部分があることが分かった。オンラインでも同じプログラムがスムーズに進められるよう、ワークシートのデザインなど改良をしていきたい。