第115回 「ファシリテーションで食っていく方法」 堀公俊さんが語る!堀さんと語る!−プロファシリテーターってどんな姿?−中部支部

2015年1月 中部支部定例会

テーマ:「ファシリテーションで食っていく方法」
 堀公俊さんが語る! 堀さんと語る!−プロファシリテーターってどんな姿?− 

◆日 時:2015年1月17日(土) 13:00〜17:30
◆場 所:東桜会館 第2会議室
◆参加者:会員50、非会員10名=計60名
◆担 当:おぐら、うわい、まりーな、ひなぴん、やなせ、みーこ(FAJ中部支部)
◆話題提供者:堀 公俊氏
プロフィール:日本ファシリテーション協会初代会長、現フェロー。
1995年より組織改革、企業合併、教育研修、コミュニティ、NPO、地方自治など、多彩な分野でファシリテーション活動を展開。ロジカルでハートウォーミングなファシリテーションは定評あり。『ファシリテーション入門』、『問題解決ファシリテーター』他、ファシリテーションに関する著書多数。

◆担当からのメッセージ:
「プロファシリテーターで食っていけたら...」
志をもってFAJに入会したあなたなら、何度かそんな考えが頭をよぎったことと思います。

■プロファシリテーターに必要なスキルとマインドって、どんなものだろう?
■そもそもプロファシリテーターって、どんな姿なんだろう?
■自分に必要なモノは何だろう?

そこで、この企画、、、
まずは、日本のファシリテーターの第一人者、堀公俊さんに聞いてみよう!
という、とっても素直な発想で生まれました(^_^)。
ダメもとでお願いしてみたところ、さすがは堀さん、若干の交換条件が付いたものの(^_^;)、二つ返事でご快諾いただけました。
が、やはり堀さん、「単なるインタビューでは面白くない!」ということで、第一次案は、あっさり却下に。。。

さらに担当で、うんうんと練り上げた結果、当日はまず「プロファシリテーターのこれまで」について、堀さんからご経験や知識を披露いただくことに落ち着きましたが、後半は「今後どうあるべきか」について、みんなでガチンコで話し合いましょう、という形になりました。

さあ、何が飛び出すか? 進行もワークのテーマも、当日その場で決めていきます!
ですから、当日その場にならないと分かりません。。。
逆に言えば、参加者によって二転三転する!というドキドキの企画。
志を持つあなたには、ぜひとも参加して欲しい!
というわけで、たくさんのご参加をお待ちしておりますー(^^)。

◆当日の進行
1.オープニング
・本日のテーマの背景説明
・チェックイン
2.プロになるための条件を考える
・堀から話題提供
・グループワーク(1) 活用領域を考える
・グループワーク(2) 得意能力を考える
3.プロファシリテーターの実態を学ぶ
・ケース討議(1) 組織開発ファシリテーター
・ケース討議(2) 企業再生ファシリテーター
・ケース討議(3) まちづくりファシリテーター
4.目指すプロフェッショナル像を明らかにする
・個人ワーク:目標とアクションプラン
・少人数で分かち合い
5.クロージング

◆担当者の感想
・師匠とはいえ話題提供者からほとんどの事前準備をボツにされた上で進行を任される(汗)、という、実に担当泣かせのチャレンジでした。さらに、次の進行が決まっていない、というのは想像以上のプレッシャーであり、終始、口の中がカラカラ。。。が、その分、五感をフルに場を観られた結果、中盤からは参加者のニーズがつかめてきて、後半にはできあがった場の一体感と相まって、素晴らしい発表もあって盛り上がり、感謝・感激・感動の幕となりました。
そして、終わった後の達成感と自己成長感!と、何より苦労を共にした担当スタッフ皆での泡の会の乾杯のビールの美味さと言ったら!...個人的な反省点は数ありますが、確かに面白かった上、変な自信もついたので、ぜひまたやりたい!と思っています、、、というのは、今だから言えること、です、もちろん...(^^;)。堀さんはじめ助けていただいた皆さんに感謝です。(おぐら)


・改めて、ファシリテーションを使って、自分のやりたいことを実現していくという覚悟があるかないかを考えさせられました。ありがとうございました。
また、ワーク中の際に、堀さんといろいろな話ができたことで、自分らしいファシリテーターとしての在り方を探ることができました^_^(うわい)


・小椋さんからお誘いしていただき、今までにないテーマと、当日の様子を見ながら進行していくという、斬新かつ少しドキドキしてしまうような内容に緊張とワクワクした気持ちを持って当日は担当として参加させていただきました。実際ワークが始まり、堀さんの軽快な喋りと小椋さんの掛け合いにフィールドも盛り上がり、また一人一人が自分ごとと捉えて真剣に考えていたように思います。また、最後の「どのような、何のプロフェッショナルになりたいか」という問いかけが、より具体的にファシリテーションをこれから活かしていきたいか、というところに焦点を当てることができ、自分自身にワクワクすることができました。
堀さん、小椋さんがビシッと決めてくださったので担当者として何ができた、ということはありませんがお誘いをしてくださった小椋さん、引き込まれるようなワークをしてくださった堀さん、また各担当者の方々ありがとうございました。今回立てた目標を心に、さらに自分のファシリテーションを追求していたいと思います。(まりーな)


・「堀さんのワーク」を初めて体験したので、まずそれ自体が新鮮で、さすが堀さんだと思わされました。何も骨組みのないところから見切り発車かと思いきや、緻密にプログラムされていて、気づいたらワークに熱中していました。主催者側としての参加でしたが、純粋に一参加者として参加させていただくことができたのも、良かったです。
学生最後の総括として、大学で学んだファシリテーションの大切さを感じるとともに、これからビジネスの場へ出ていく上で学ぶべきものがたくさんあることを実感しました。
堀さんには本当に感謝です。定例会に呼んでくださった小椋さんには感謝しかありません。
ありごとうございました!(ひなぴん)


・担当者というものの、当日は一参加者として関わる時間が多かったですが、堀さんのプロとしての鋭い視点や、小椋さんの機転の利いた立ち回り、他の参加者のみなさんの活躍のフィールドとファシリテーションの関係など、学ぶことが非常に多い時間でした。個人的に印象に残っているのは事例紹介の一例で、ファシリテーターの努力ではどうしようもならない場合もあるけれど、そんな時には粘り強く待つことで扉が開けたというお話が、何かファシリテーターに限らず、日常にも繋がってくる大事な視点であり、教訓だなと感じました。堀さん、小椋さんをはじめ、共に時を過ごしていただいたみなさんに感謝したいです!(やなせ)


・ずっと参加者のみなさんと同じグループにいたので、今回はいち参加者という気持ちでこの時間を過ごしました。
「本当にプロファシリテーターになりたいと思っていますか?」という問いかけから、参加者のみなさんのアツイ思いを聴くことができ、自分も社会の中でファシリテーションを活かしていきたいという思いが一層強くなりました!
「ファシリテーションはツールでしかない、あなたは何のプロフェッショナルですか?」という言葉を、今後も心に持ち歩き、今学んでいることを社会へ出てから最大限に活かしていきたいと強く感じました。
良い機会をありがとうございました!
また定例会の担当をぜひやりたいです\(^o^)/(みーこ)