第119回 赤テーマ:「中部支部イベント プレゼン大会」中部支部

FAJ中部 2015年5月定例会 赤テーマ 報告

◆日 時:2015年5月21日(土) 13:00〜17:30
◆場 所:東桜会館 第二会議室
◆参加者:29名(24名+スタッフ5名)
◆担 当:徳山可之、西野靖江、星野利夫、松井大、柴田 朋浩(FAJ中部支部)
◆テーマ:「中部支部イベント プレゼン大会」

【担当者からのメッセージ】
5月の赤テーマは「支部イベントコンセプト プレゼン大会」です。
今回の定例会では、「見える化」と「共感」をキーワードに、2015年度FAJ中部支部イベントのコンセプトを話し合います。
イベントコンセプトのプレゼンテーションのどんなところに「共感」したか、板書とは違う「見える化」を通して、支部イベントのコンセプトについて
一緒に考えてみませんか。
支部イベントに興味のある方、「見える化」に興味のある方、皆さんの参加をお待ちしています。

【当日のプロセス】
1. オープニング
(1) あいさつ・事務連絡・担当者紹介
2. 今日のプログラム説明
(1) プレゼン大会の趣旨説明
 1) 例年との違いの説明
(2) 本日のプログラム、ゴール、等の説明
 1)最終的にはコンセプトを一つに決める。
3. イベントに対しての思いの共有
(1) 個人ワーク
 1)支部イベントに対して、個人の感想、期待をA5ポストイットに記入
 2)「感想」・「期待」・「その他」に分けて、ポストイットの左上に記入
(2) グループワーク
 1)自己紹介後に、自分のカードを読みあげる。
(3) 全体の共有
 1)「感想」・「期待」・「その他」ごとに壁に貼り付け
 2)休憩時にバザール
4. プレゼンの説明とプレゼンタの紹介
(1) 二人のプレゼンタを紹介
5. プレゼンテーションの実施
(1) 二人のプレゼンタによるプレゼンテーションの実施
6. プレゼンされたコンセプトに対する質疑応答
7. コンセプトを決定するワーク
(1) オーバーザエッジ
8. 振り返り

【結果】
コンセプトとして、わかばさんが提案した「あなたは何をかけてますか?」に決定した。

【参加者の感想】
・失敗の経験は、何よりの学び。様々な気づきを得られた。
・究極の尖がりをさらに作ってみてもいいかも。
・いろいろと壁にぶつかることも多かったが、それもよいのではないかと思いました。みんなの思いが伝わりました。
・数ではない合意形成、win-winの可能性と仕組みがもう少し考えられていたらよかった。
・対立をあおるワークは、収束が難しいと実感。楽しかったです。

【担当者の感想】
今回の定例会では参加者に対して事前に定例会の意図と参加者の役割についての説明が不足していたために、場が混乱したり参加者が戸惑っている場面が多かったと反省しています。
反省の多かった定例会ではありましたが、その分いつも以上にしっかりと振る返りが出来たと思います。 (徳山)
今年の支部イベ(中部支部イベント)のコンセプトを募集し一つに決める、ということを実現できたという点では、非常に満足しております。応募者の皆さん、参加者の皆さんのお蔭です。
真にありがとうございました。
一方で、その見せ方(見える化)で良かったの? 全体構成は大丈夫だったの?
応募者、参加者の気持ちをちゃんとキャッチしていたの?などなど、今後の課題がたくさん見つかりました。
必ずや次に活かして行きます。この定例会で得たことをステップに支部イベをもっと楽しいものに、もっと素敵なものにしましょう。支部イベ、頑張ります、これからもよろしくお願いします。(星野)
反省の多い定例会でした。 自分自身、お手伝いの感覚でプログラム作りに参加していたため、「なぜこのテーマなのか?」「なぜ定例会でやるのか?」といった疑問を解消しないまま、
思い入れの強い人の意見に流されていたように思います。また、定例会当日も『思い入れの強さ=意見の正しさ』という『思い込み』がどこかにあったのではないか、と思います。
定例会担当者としても、ファシリテーターとしても、「参加者の目線を合わせる」「平等に意見が言える」といった場作りの重要性を再認識させられました。 そして、ファシリテーターとしての『覚悟』というものが少しだけわかったような気がします。(気のせいかもしれませんが...) ありがとうございました。(松井)
事前準備に多くの時間をかけたが、想定のようにワークは進みませんでした。
テーマ自体がチャレンジングなものだったこともありますが、ファシリテーターとしてのあり方を問われた時間でした。この経験を今後の定例会に活かし、もちろん、
支部イベントの成功につなげていきたいと思いました。(柴田)
今回の5月定例会は、今まで支部イベントの実行委員会の中で行われてきたコンセプト決定のプロセスを、定例会という、(会員に)公開された場で行ったことが、新しい試みでした。
振り返ると、決定プロセスとは何だろう、どういったプロセスを踏めば納得感のある決定ができるのか、という、ファシリテーションの根本的な、答えのない問いかけに辿りついてしまいました。
よりよいプロセスとするために、
・参加者が考える時間を十分にとる。
・比較する軸を明確にする。→(フレームワークが有効?)
と感じています。その場に応じて、参加者に寄り添うということが何より重要ですが、プログラムをこなすことに一生懸命になると、とかく、参加者に寄り添うことに注意が向きにくくなってしまうことに反省です。
参加者の頭に「!?」が灯ったときに、上手に拾い上げるファシリテーターの技が自然に使えるといいのですが。
今年の支部イベントの実行委員会が始まろうとしていますので、イベントがよいものになるよう、みなさんと力を合わせて行きたいと思います。(西野)