第127回「定例会年間計画を立てよう!2016」中部支部

第127回FAJ中部 2016年2月定例会 報告

◆日時:2016年2月20日(土) 13:00〜17:30(12:30より受付開始)
◆場所:東桜会館集会室
◆担当:安達洋、徳山可之、星野利夫(FAJ中部支部)
◆狙い
中部支部恒例の定例会年間テーマ決め。今年は中部支部のビジョン・ミッションに沿った枠組みを事前に準備して、参加者の体験・気付きの共有から次年度の中部支部の定例会について参加者と話し合いながら一緒に作り上げていく。
またこの定例会を通じで、参加者が定例会で学びたいこと、試したいことが整理できている状態になっていることを目指す。

◆プログラム
(1)グループ分け
1グループ5人で話し合うためにFAJ履歴が均等になるようにグループ分け
(2)定例会について話し合い
グループ毎に定例会での体験談や現場での実践結果について話し合い、定例会で何を学びたいか、試みたいかをイメージしていく。
(3)定例会3枠の説明
1)チャレンジ枠
定例会という場を活用したい人のためのテーマ決め/活用したい人が主担当
2)スタディ枠
ファシリテーションを学びたい人のためのテーマ決め/中部支部運営委員会が主担当
3)招聘/コラボ枠
FAJフェロー、ゲスト等呼んでみたい人を軸にしたテーマ決め/中部支部運営委員会が主担当
(4)テーマキーワードの抽出
(2)の話し合いを通じて気が付いたキーワード若しくはテーマアイデアをA5ポストイットに書き出し、グループごとに発表してホワイトボードへ掲示
(5)テーマの整理
この時点でテーマアイデアが具体化されているものを抽出して提案者を確認
まだ具体化されていないがテーマアイデア、キーワードで、興味のあるものについて3〜5人程度にグループ分け
(6)テーマの具体化
(5)で選んだテーマアイデア、キーワードについて話し合いながら具体化していく。
内容は公募シートにまとめる。
(7)テーマアイデアの共有
(6)の結果を発表
(8)全体振り返り

◆参加者の感想
・スキル系のテーマだけでなく、「お寺」など一見するとファシリテーションの関係が無いように見えるテーマもあり驚いた。(初参加者の感想)
・どのようにテーマが決まるのか興味があったので参加したが、担当まで決めるのに驚いた。
・気軽な気持ちで参加したが定例会担当にまでなるとは思ってなかった。
・定例会にあまり参加したことがない人のお話が聞けて良かった。
・毎年、2月定例会の参加者は少ないがマイナスに考えず、少人数だからこそ深めることができたと思う。
・全体的(プログラム、会場)にゆったりとしていて安心して参加できた。
・例年と違い、開催月や具体的なテーマが決まっていないのでこの後が大変だと感じた。
・発散(テーマ候補出し)だけだと思っていたが・・絞込み、担当決めまで必要は無かったと思う。

◆担当の感想
・当初、感じていた参加者数の少なさとテーマ候補が出揃うだろうかという不安は少人数だからこそ、ゆっくりとまた全体の意見が共有できたおかげで、予定していたテーマ数が候補としてあがりました。ただし2月定例会参加者だけでテーマを考えるという方法では、定例会に参加しようとする人たちの要望と乖離が産まれるので、その乖離を如何に少なくするかは課題として今後考えて行きたいと思います。 (とく)

・ここ何年か、2月の定例会は次年度の定例会テーマ決め、さらにはスケジュールまである程度決めていたので、時間が足りなくなることが多く、もやもやが残ったメンバーもいると聞いていました。今回はプロセスを大事にして、参加者が定例会で学びたいこと、試したいことが整理できている状態になっていることをゴールに設定しました。
このゴール設定については、じっくり話し合いができ、うまくいったと思います。
ただ、定例会後に実際の日程を調整する作業がやはり大変になり、ジレンマを感じました。
参加していただいたメンバー、運営メンバーに感謝したいと思います。 (アダチ)