第129回青テーマ:「実験!ファシリテーション力を測ってみよう!」中部支部

第129回FAJ中部 2016年4月定例会 青テーマ報告

◆日 時:2016年4月16日(土)13:00〜17:30
◆場 所: 東桜会館 第二会議室
◆参加者:担当チーム8名、参加者14名(会員7名、非会員7名)
◆担 当:柴田朋浩、檀野隆一、鳥羽秀人、林加代子、宮田基、徳山可之、井上拓志、高野仁美(FAJ中部支部)
◆告知文:
皆さんはご自身のファシリテーションに関する強み、弱みをどのように把握していますか?
健康診断や体力測定のように測定、診断できたらいいな、なんて思いませんか?
FAJでは2013年からシンポジウムで「F(=ファシリテーション)力測定」として全国の有志による測定方法の研究、実施を行なってきました。
そして、今年のシンポジウムは中部支部のお膝元、ナゴヤでの開催です。中部支部でも有志メンバーによるF力測定方法の検討を進めています。
4月定例会では、「F力測定 中部バージョン」を試してみて、皆さんと一緒にファシリテーションに必要な能力とは?測定するには?を考えてみたいと思っています。
皆さんの思いやアイデアをシンポジウムで全国へ発信してみませんか!
ご参加お待ちしてます(^^)
(※)シンポジウムは「ファシリテーションの深化」を主な目的に、参加した会員が自身のファシリテーターとしての成長を確認したり、 さらなる成長を目指そうと意欲を持ったりする場として開催されるものです。
全国から多くの会員が集まるFAJ最大の全国的なイベントです。⇒『ファシリテーション・シンポジウム 2016 in 名古屋』についてはこちらから

プログラム概要:
(1)オープニング:シンポジウム、本日のタイムスケジュールの説明
(2)チェックイン
(3)F力説明:F力の目的、過去の実績
(4) F力体験(働きかけ力)
(5)振り返り:F力を体験しての率直な感想や自分ならこうするをグループ&全体で共有
(6)F力ブラッシュアップ:振り返りの内容からF力測定方法についてブラッシュアップのアイデアを考え、F力担当へフィードバックする。
(7)F力体験(フィードバック力)
(8)振り返り:全プログラムについて振り返り、チェックアウトを兼ねて全体で共有する。

参加者コメント:
・15分で1セットは短い、特に働きかける時間が1分間は短かった(働きかけ力)
・説明のパワーポイントだけでは測定方法が分からなかったので、説明を加えながらスライドショーを流せば良いと思った。(働きかけ力)
・相互評価は厳しい点を付けにくい。(働きかけ力)
・働きかけをする以外の人の役割として、場の参加者としての振る舞いであったが難しかった。(働きかけ力)
・様々な場への働きかけが見れて面白かった(働きかけ力)
・シンポジウムには参加したことがなかったが、他のF力も興味があるので参加しようと思う。
・相手への傾聴の大切さを感じた。
・フィードバックの大切さ。観察して場の状況をみて働きかけることの大切さに改めて気付かされました。
・フィードバックの20項目、それ自体が気付きでした。今後に活かします

担当者振り返り:
【働きかけ力】
・F力チームでは直前まで測定プログラムを作っていたのでリハーサルが全く行えていなかったので、定例会参加者の皆さんの率直な意見や感想が非常に参考になりました。これからシンポジウムまで1か月あるので、定例会での気づきや参加者からのフィードバックを基にブラッシュアップしたいと思います。

【フィードバック力】
・4人1組で行動した結果をフィードバックしあうという試みをしました。事前の定例会で試行できたおかげで当日に向けさらにブラッシュアップすることができました。ご参加いただき未完成ながら真剣に測定に取り組んでいただきありがとうございます。