第23回:2006年9月16日 きちんと気持ちを伝えよう!(ロジカル・コミュニケーションしてますか?)中部支部

■日時   9月16日(土)13:00〜17:30
■場所   東桜会館(フォーラムと同じ場所ですね)
■参加者 (担当者含め)11名
■担当   林さん(中部支部会員)
■テーマ 「きちんと気持ちを伝えよう!(ロジカル・コミュニケーションしてますか?)」
■参加者11名
     上井さん、北川さん、久田さん、牧野さん、石井さん、川上さん、
     天野さん、内藤さん、堀さん、林さん、安藤さん、です。(申込み順)

■目的
 日常の会話の中でも、「そんなつもりじゃ、なかったのに・・・」と相手の反応から、初めて自分の気持ちがきちんと相手に伝わっていなかった!と分かることがよくあります。
 また、ファシリテーションをするときには、話し手の本音はどこにあるのかを考えながら進めなくてはならないこともたくさんあります。
 きちんと伝えるコツ、話し手が本当に言いたいことは何かを引き出すコツを探ってみましょう。

■当日の流れ
 12:55〜13:10 あいさつ、
         アイスブレーク  出身地別で地図を作る
         (これでグループ分けしようと思いましたが、固まってしまったので)
         1週間、過ごすならどこでしょう?と地図の上に立ってみました
         (これも、固まってしまったので)
         3日間、妻と過ごすならどこ?
         (やっと、2つにグループ分けできました)
 
 13:10〜13:20 ケーススタディ 1 雪国の出だしの部分
         ケーススタディ 2 宿泊のお客さまへのお願い文(韓国と日本)
         ケーススタディ 3 編集者と雑誌購入者のクレームの会話(読み合わせ)
 
 13:20〜14:15 グループワーク 1 
         3つの文章、会話から、足りないものは何かを話し合う。
 
 14:15〜14:30 振り返り
         (ここで、フォーラム当日の参加者の立場に立ってのフィードバック)
          分科会の目的、方法について

 14:30〜14:45 休憩

 14:45〜15:00 分科会の目的と方法についての絞込み

 15:00〜17:20 二つのグループで、分科会のワーク1、ワーク2の内容についてグループワーク
         ワーク1担当チームでは
         「あいまいなことば」が誤解を生む ということから
         「あいまいなことば」をふんだんに使った会話を考える
          場面設定  上司と部下の会話
          目的     ことば使い方に敏感になってもらう
          方法     この文章をフォーラム参加者にどう変えたらいいかを考えてもらう

          ワーク2担当チームでは
          3人で(話し手、聞き手、観察者)ワークをするにあたりその話し合う内容について考える
          チームで仮説をたてながら検証する
          ここからは、クニ坊さんのブログから転載しました
          仮説(1)
           5W1HやNLPでいうメタモデルのように話を明確にすることによりコミュニケーションが向上するため、質問役は、話し手に対して明確になるような質問を投げかける。
           テーマは身近であまり専門知識を必要としない話題がよい。

           実験テーマ 時計とカレンダーはどちらが重要か?

           結果:話し手の価値観が主となり質問しにくい。
              5分間では難しい。

          仮説(2)
           テーマは専門知識を有するものが良い。

           実験テーマ 小学校の英語教育は必要か?

           結果:話が具体的であり、メタモデル的な質問をする必要が無かった。
            話の流れに論理的な矛盾が出てくるため、そこを確認する質問が重要である。
            質問者のスキルが求められるため初心者には難しいと考える。
            しかしながら観察者からは論理的矛盾が良く見えるため、ワークとしてはその振り返りに十分な時間を掛けて実施することにより目的を達成する。」

17:20〜17:40 全体振り返り

          ・本格的な中部ラボだった。みんなの持っているものがでた。
          ・シナリオをつくりのは思ったよりも難しかった。しかし、学びが多かった。
          ・教材づくりも楽しい。
          ・当日来た人が失敗、成功の両方を体験すると学びが大きい
          ・実験できたのが楽しかった
          ・少人数だからこそできたワークだった。挑戦するテーマがあって楽しかった。
          ・ロジカル・シンキングが得意でない人が多い。その人の言いたいことは何かを、みんなで修正できるのはいいことだ。
          ・ラボらしいワークだった。運営委員会もこんなふうにできたら楽しい。  

 最後に担当者から
      予定は変更になってしまいましたが、終わりよければすべてよしということで(反省はもちろんですが)フォーラムにむけてとってもありがたいワークでした。    

      内藤さん、上井さんが第2分科会にお付き合いくださることになりました。感謝、感謝です。