第2回:2004年12月23日 アイスブレーク中部支部

第2回中部地区研究会議事録

■日 時:2004年12月23日(木)13:00 〜 16:45
■場 所:愛知県産業貿易会館 会議室
■参加者:明石、安藤、石田、伊藤、川端、下谷理恵、鈴木(博)、戸松、林、早川、東、 堀、前川、松下(50音順、敬称略)& 下谷定司  合計 15名
   泡の会から参加:鈴木(邦)、八木    書面参加:木津
■全体ファシリテーター:下谷(前半 アイスブレーク)、 林(後半 フリートーク)
■内容
【前半】 13:00 〜 15:00  ファシリテーター 下谷
リラックス系&紹介系アイスブレークで自己紹介&総合理解を深める

  1. アイスブレーク(1) リラックス系アイスブレーク
    「赤い糸で結ばれたパートナーをさがせ」
    数字を書いたカードを配り、数字の数だけ握手をして、同じ数字の カードを持つ人を探して回わる
     → 2班にグループ分けるために最初に行う

  2. アイスブレーク(2) 紹介系アイスブレーク
    「私を一文字で表すと・・・・」
    自分を一文字で表すと、どのような字(または記号での図形でも可)になるか紙に書いて、 その理由を説明する。
    ← 2グループに分けて行う

  3. アイスブレーク(3) リラックス系アイスブレーク
    「インパルス」 (この部分はファシリテーター:戸松さん)
    2グループに分け、円を作る。 全員が右手を上にして左手を下にして腰の当たりに置く。 
    最初の人が右手で右隣の人の左手をたたき、それを順番に隣に続ける。
    一周して最初の 人が、左手を左隣の人にたたかれたら「はい」を言う。 
    グループ間競争で先に「はい」と 言ったグループの勝ち。
    3回行う ← グループ間競争

  4. アイスブレーク(4) 紹介系アイスブレーク
   「3つの質問」
   最初に自己紹介をする。
   テーマは「今、私がここ(FAJ中部支部研究会)にいる理由」
   自己紹介の後に、他のメンバーから3つの質問を受け、答える。
   質問は誰でも自由にできる。(あまり同じ人ばかりが質問を しないように注意) 答える人は、答えたくない質問の 場合には
   拒否できる。 ← 2グループに分けて行う

  5. 全体交流 ← 1グループに集まる
    アイスブレークの感想、面白かった自己紹介、質問などを話し合う。
   ※ アイスブレークでは、トーキングスティックとしておもちゃ(棒の先に人形が付いたもので 棒を引っ張ると動かすことができる)と帽子を使ったが、おもちゃは動かせるため、そちらに気が散って、トーキングスティックとしては不向きとの意見があった。

【後半】 15:15 〜 16:45  ファシリテーター 林さん
                    グラフィッカー  東さん
    フリートーク:「中部支部で今後やりたいこと」

   1. 前回(第一回研究会)の振り返り
      前回、「中部で何がしたいか?」というテーマで、各グループが模造紙に作成した。
      マインドマップ図を掲示して、説明する。

   2. FAJの方向性の確認
      ・ 学びの場 ・ 人と人とのつながりの場 相互作用
      → そのために、メンバー一人一人が自分の居場所をつくることが大切。
      → やりたい人が興味のあることを中心となってやる
      → + メンバーを集める。

  3. フリートーク 
     テーマ:「中部支部で今後やりたいこと」
     ※ まず、各自のやりたいこと、自分の得意分野を順番に発言する。
       その後、フリートークをして自由に意見交換をする。
       アイスブレークの効果があり非常にリラックスした雰囲気で活発な意見交換ができた。(参加者の発言を抜粋して下記に掲載)

<やりたいこと>
・ ファシリテーションのルーツ(起源)から勉強したい
・ 感情に焦点を当てたファシリテーションと事に焦点を当てた
ファシリテーション
・ 街系とビジネス系の共通点と相違点
・ コンテンツの乏しい中小企業や街へのファシリテーション
・ EQや感情をコントロールする能力を使ったファシリテーション
・ システム思考、ロジカル・シンキング、クリティカル・シンキング
・ インプロビジョン(ファシリテーターの即興力)
・ ツールの開発 (初めての人でも使える基本的なもの)
・ ファシリテーターの中立性 & ファシリテーターとジェンダー
・ 家族関係(親子、夫婦関係)など身近な関係での合意形成
・ 中部ならではの地域文化を活かしたファシリテーション
・ 異文化コミュニケーション(中部地域は外国人労働者が多いため)
・ 感情部分を掘り下げるファシリテーション
・ ファシリテーション・グラフィック
・ 感情の対立が発生したときのファシリテーターのかかわり方
・ 言葉の裏側(真意)を理解する方法、真意を引き出す方法
・ ファシリテーションの国際間の相違点

<中部支部研究会への要望>
・ 誰でも理解できる言葉、方法でファシリテーションが勉強できる場にして欲しい
(できるだけ英語や専門用語を使わないようにして欲しい)
・ 自己開示しても傷つかない「安全な場」にして欲しい
(→ 信頼関係、受容、相互理解、尊重)
・ ビジネスや街で使えるファシリテーションスキルを学べる場にして欲しい

夫婦ファシリが板についてきた下谷氏

何やら怪しげなトーキングスティックが・・・