第32回:2007年7月21日 アイスブレイク特集中部支部

■日時  平成19年7月21日(土) 13:00〜17:30
■場所  東桜会館
■参加者 30名(うち会員」24名)
■担当  チームマッキー(マッキー、安藤、野口)
■テーマ 「アイスブレイク特集」
■目的 アイスブレイクとは、直訳すれば氷を壊すこと。氷のように固まった人の心や気持ちを溶かし、雰囲気をなごませるために活動のこと。
 (1)アイスブレイクの効果や使い方は体験してみないと解らないので、まずは、体験してみましょう。
 (2)体験を通じて、気持ちの変化、効果、活用法を一緒に考えてみよう。


■当日の流れ

13:00 はじめに
●狙いとグランドルール
●四隅でアンケート
  好きな季節は?(春夏秋冬)
 参加の動機は?(体験したい、使ってみたい、ネタを提供、何となく等)
●ザ・マップ(提供:猪子さん)
 参加者全員が居住地の位置関係を示すマップを移動しながら作成!
 移動しながらマップを作る中で、自然と「どこに住んでいますか?」などと

  自己紹介が始まる。
 マップができあがってから、北から順番に住所と名前を発表。

13:30
◆体験したいタイトルを5?ずらそう(多重投票)
 40程度のアイスブレイク候補(名前だけ)の中からその場で参加者の投票で選んだ6つを体験してみることに。
  前半は、比較的動きの多くグループ分けの必要のないものを 後半は、グループディスカッションものにするプログラムを配置。
  ※タイトルの幅が広すぎました。30名で一人5?なら、間は60?位が適当でした。
●これが本当のラジオ体操!
    ラジオ体操の開発者(日体大)が伝える本当のラジオ体操(本当に体に効く、キツイ!)を面白おかしく体験!(提供:とばっち)
●サザエさんゲーム
   3人一組(北側をサザエさん、南側をマスオさん、タラちゃん)を作る。
   サザエさんとマスオさんは手を繋ぎ、その中にタラちゃんが入る。
   真ん中に円を作る。
  オニ役が、「サザエさん」と言ったら、サザエさん役は、真ん中の円にたって他の3人組に移動して手をつなぐ。
   一人が余る。その人が次のオニとなる。
「フクダさん」といったら、全員が3人組を作り直す。
   ※盛り上がるとみんな必死に走り回るため、真ん中の円はもっと大きく作る必要がありました。
  ●デートゲーム
   参加者の男女比が同数に近いと盛り上がる!
  ナンパ感覚の自己紹介系のアイスブレイク。
  金・土・日(午前・午後)のマスを書いて、適当に移動しながらデートの約束を取り交わす。
   デートの予定がうまったら、金曜日の午前になりましたと言って、約束の相手と落ち合って、「映画を見に行くことなりました」などテーマを決めて会話する。

14:50  休憩
 ◆キャンディによるジャスト6名へのチーム分け
  ●トレード(提供:堀さん)
    チームから納得のゆく理由で1名を別テーブルに移動願うワーク。
    自然発生的に自己紹介と基準づくりの話し合いが始まった。
  ●ヒーローインタビュー
    成功体験に光を当たるインタビュー(各自10分)
  ●コインが語るストーリー(提供:上井)
    グループ人数+1枚のコインを用意して、選んだコインの製造年の出来事等を語る自己紹介系のアイスブレイク
    対象、場所を選ばない
16:20  休憩
  ●短所を長所に(提供:野口)
   短所を長所に視点を換えて変換するアイスブレイク。

16:50
  ●振り返り(円座で感じたことを)
17:25 終 了

〔担当の感想〕
 アイスブレイクは動きが伴うものや、立って行うものを多く、また、自己開示にエネルギーを相当使うので、のんびり話し合えるグループ討論の比重を増やせば良かった。
 詳細な説明とか準備する道具などを記録する係を参加者の順番で用意するなどの配慮が必要でした。
 体験しただけのアイスブレイクでは、説明不足や勘違いに色々気づきました。アイスブレイクは芸なんだ。練習が必要なんだと気づきました。
 説明の仕方、参加人数によるルールの微調整、自分の醸し出す雰囲気などが結果に大きく影響しました。
 本当に、今回の定例会を担当させてもらい多く感じ、学ぶことができたと思います。
 みなさん、ありがとうございました。(マッキー)

今回多くのアイスブレークを体験したり、実践する中で改めて10分や20分使って行うゲームだけがアイスブレークでは無い、と感じることができました。
あくまで自分の中の定義ですが、今回のワークから学んだことでアイスブレーク = 「相手の感情への配慮」と思うようになりました。

 ・参加者への声のかけ方
 ・初めての人でも話しやすい/参加しやすいテーマ
 ・(参加者が眠気を感じていたら)眠気を取り除く  など

参加者の方がどんなことを求めているか、それに合わせてちょっとした配慮をするだけで場の雰囲気が良い方向に変わるのではと思います。

アイスブレークは参加者ありき。
それをよく肝に銘じておきたいと思いました。
皆さんありがとうございました(野口)。

〔参加されたみなさんの感想〕
・短くて実効性があるものを模索していきたい。
・サザエさんゲーム、何で興奮したんだろう?
・子供遊びで使いたい。
・初めてでもすんなり入れた。
・プレゼンでも使ってみたい。
・やってみないと分からない。
・ラジオ体操ならできそう。
・重ため。アイスブレークというよりワークだった。
・アイスブレークの後で何をやるかが大事。
(アイスブレークは「つなぎ」)
・迎えられている感じがした。
・アイスブレークの導入部分もアイスブレーク。
・ハジけるのがアイスブレーク?
・スベったことも意味がある。
・ホメられたので気持ちよく終われた。
・なにげなく出せるようにしたい。
・アイスブレーク嫌い。
・日本人に合わない。
・アイスブレーク的なことは必要(飴など糖分の投入)
・ふるまい方が重要。
・はじめの宣言がアイスブレークにもなる。