2017年6月赤テーマレポート:イノベーションの現場でファシリテーターが知っておきたいアイデア発想法中部支部

「イノベーションの現場でファシリテーターが知っておきたいアイデア発想法」レポート

◆実施日時:2017年6月17日 (土) 13:00~17:30 ※実際の実施時間
◆MF: 斉藤俊哉(中部支部)
◆定例会担当: 小野寺公美子(中部支部)、早川鋭、冨永博之(東京支部)
◆会場 / 部屋番号: 名城大学 社会連携ゾーンShake
◆参加者数: ファシリテーター(チーム) [3] 名 + 参加者 [30] 名

◆プログラム概要:
<告知文>
イノベーションのための新たなアイデアが求められているけれど、自分の組織や周囲には発想力が足りないと感じているあなたへ。
アイデア創出のヒントを求めている方にアイデア出し手法を体験していただき、ファシリテーターとして新たな発想を生み出す場を提供するきっかけを掴んでいただくプログラムです。
東京支部のイベントや定例会で好評を博した本プログラム、いよいよ中部支部に上陸です!!
■今、さまざまな分野で「イノベーション」が求められています!
多くの社会課題が山積される現在、ビジネス分野のみならず、行政・教育・医療・NPO・NGOなどにおいて「イノベーション=変革」が求められています。これまでにない新たな戦略を打ち出そうと、ブレインストーミングをはじめとしたアイデア出しの会議が随所で開催されているのではないでしょうか?
...でも、ちょっと待ってください!
なんの心構えも準備もなく「さぁ、アイデアを出してください」と言われても、そうそう出てくるものではないですよね。
どうしたらもっと画期的なアイデアをたくさん生み出すことができるのでしょうか?
■脳の筋トレ
本プログラムでは、アイデアを生み出す脳を作るべく、発想のトレーニングとそれを支援するさまざまなツールを体験します。
アイデア脳を作るには、繰り返し訓練する必要があるのです。これはまさに「脳の筋トレ」とも言えるでしょう。定例会終了時には汗が吹き出し(イメージ)、息を切らし(イメージ)、心地よい疲労感を感じていること請け合いです。
また、アイデア出しを支援するツールには、自由な発想を促進するものと、強制的にヒラメキを提供するものがあります。これらを実際に体験するだけでも、おトクです。
■ファシリテーターとして
発想のトレーニングやツールはわかったとして、いざアイデア出しのワークショップでファシリテーターに立った時、どのように活用する?どんなことに注意する?
...ぜひみなさん、一緒に考えましょう!ご参加をお待ちしています。
【対象者】どなたでもOK

<プログラム>
1.オープニング
・アイデア発想の必要性
・狙い
・ゴール
・本日の流れ
・本日のルール
2.グループ分け
・FAJ会員歴順のラインナップからグループ分け
3.アイスブレイク
・自己紹介
・ウォーミングアップ
4.自由発想を支援するツールを体験する
・ツール解説
・ワーク(個人)
・振り返り(グループ)
・共有(全体)
5.視点を転換するツールを体験する
・ツール解説
・ワーク(ペア)
・振り返り(グループ)
・共有(全体)
6.グループでのアイデア出しを実践してみる
・ワーク(グループ)
・振り返り(グループ)
・共有(全体)
7.グループでのアイデア発想のためのファシリテーションについて考える
・対話(グループ)
・発表(全体)
8.クロージング
・おわりに

参加者コメント:
・チームで色んな意見をきき、アイデアを出すことがおもしろかった。ファシリテーターとしてどのようにしなければいけないのか反省会でわかった。
・ファシリテーター次第で、そのテーマの結果が大きく変わることを知ることができました。頭が柔らかくなければ、意見も出てこないことも実感しました。
・自分自身が実践することによって、個人ワーク、ペアワーク、グループワークの大切さを理解できた。アイデア出しで大切なアイテムを使うなどを学べた。
・アイデアの発散法、苦しい時にはツールや他の人の意見を聞いて、発想すると、広がることがわかりました。ツールの紹介と実践(練習)も段階的に行われていたので分かりやすかった。
・強制的に発想を促すツール、またそのツールの使い方、離れ方(頼りすぎない)など、体感できた点が非常に勉強になりました。
・アイデアを出すためのツールがあるだけではダメで、使うタイミングなどを理解しておく必要がある。グループワークに入っていく前に、個人→ペア→グループと段階を
ているのが良かった。
・シンプルなプログラムで「アイデア発想」にテーマをしぼって集中できたので、実践に活かしやすそう。
・アイデアを出す苦しさを個人ワークで、出す楽しさをペア、グループワークで味わいました。とてもよくねられたプログラムだったと思います。
・アイテムを使うことで発想を拡げ、視点を変えることが出来ることがわかった。使ってみたいと思います。
・発散だけで多く意見が出たので、このまま収束までやってみたいと思いました。

担当者振り返り:
・東京支部で実績のあるテーマ内容なので、自信をもってMFを務めることができました。中部のみなさんにもアイデア発想の苦しみと楽しさを十分味わっていただけたようです。本テーマを今後さらにブラッシュアップできたらと思います(斉藤)