2021年11月 第195回赤テーマレポート:共感・共有のコミュニケーションツール 防災ゲーム「クロスロード」を体験しよう!中部支部

1.実施日時:2021年11月20日 (土)13:00~17:15

2.会場:オンライン会議システム「Zoom」

3.担当者いっちゃん、うわーい、こめっと、みゅう

4.参加者数: 会員13名、一般0名、担当者5名  [合計18名]

5.プログラム概要

【プログラム】
13:00~   オープニング
13:20~   クロスロードとは
13:35~   体験クロスロード
15:00~   ネタだし
15:30~   問づくり
15:50~   体験クロスロード
16:35~   ふりかえり
17:15~   クロージング

<告知文>

「クロスロード」とは、阪神・淡路大震災で災害対応にあたった神戸市職員へのインタビューをもとに作成されたカードゲーム形式の防災教材です。
ジレンマを抱えた質問に対し、イエスかノーの2択で答え、その答えを選んだ理由をお互いに聴き合うことで多様な視点や価値観に出会うことができます。
「クロスロード」は東日本大震災以降、全国の危機管理・防災分野で注目を集めています。
一方、ファシリテーションの視点ではシンプルなつくりの中に対話を生み出すための仕掛けが盛り込まれています。
これらのことを受けて、地域活動からビジネスまで「クロスロード」の応用範囲は無限に広がろうとしています。

今回は元神戸市職員の西修氏をお招きして、中部支部ではなんと10年ぶりの話題提供!!
阪神・淡路大震災の経験から南海トラフ巨大地震に備える心構えが学べるとともに、もう一段ステップアップして、問いづくりの体験もできます。
さらに今回、中部支部としては1年半ぶりの対面開催です!

話題づくしのこの機会を見逃すな!
是非ご参加を!


6. 参加者コメント


・準備する時間が30分と短かった...
・感染対策はしっかりできていた
・初めてのリアルワークショップ。この感覚を忘れずに持ち帰ります。
・人の背景が知れてよかった
・久しぶりのリアルでたくさんの対話ができた。グループ内の化学反応を実感した
・多くの人の議論の中で、それぞれの意見を守ることができた
・神戸の経験とクロスロードのキモを同時に、うまく結合されてワークされていました。めっちゃ、よかったです。
・西さんの生のクロスロード、素敵でした。ファシリテーターの口調、あり方はとても重要だなと思いました。


7. 定例会担当によるふりかえり

  • 名古屋での10年ぶりのクロスロード、かつオンラインばかりの1年半が続いた後のリアルクロスロードで私自身が本当に楽しませていただきました。
    反省点としては、
    ・前半の解説などに力が入りすぎて問いづくりの時間が押してしまったこと
     毎回その傾向はあるのですが、今回はちょっと押しすぎました。
     予定していた問いづくりについての振り返りを割愛したのは残念でした。
    ・細部の作りこみや指示が緩かったこと
     意識的に甘くしたところもありますが、グループ分けやグループでの役割り振りなど...ベテランの会員が多かったので大きな問題になりませんでしたが、ビギナーの方が多いと混乱したかもしれません。
    人数と会場の関係はちょうどよかったですね。
    4グループ入れると窮屈だったと思います。
    チームの皆さんには準備から実施、そしてアフターケアーまでお世話になり、本当にありがとうございました。
    いっちゃんに声をかけていただいた時は先が長いなぁと思っていましたが、終わってしまうとあっという間でした。
    最後に参加者のみなさんに感謝(^^)/
    また中部で出演の機会があると嬉しいです。
    次は問いづくりのアドバンスドコースを是非!
    (話題提供者:西修)

    今回、中部支部の定例会としては、1年8ヵ月ぶりとなる対面での開催となりました。
    おかげさまで、無事、何事もなく開催することができました。
    まずは、ご準備いただいた皆さまと当日、ご参加いただいた皆さまに深謝いたします。

    今回の定例会を企画しようと思った原点は、26年前に発生した「阪神・淡路大震災」です。
    当時、神戸市内の実姉家族が被災し、自宅が全壊しました。
    その後も、東日本大震災など、日本列島は毎年のように地震・台風などの大規模自然災害に見舞われ続けています。
    また、30年以内に南海トラフ巨大地震が70~80%の確率で発生すると言われております。
    今回、西さんを話題提供者にお呼びし、「阪神・淡路大震災」の教訓が少しでも活かされるきっかけになったとすれば、とてもありがたいことです。
    また、今回は「クロスロード」を通じて、問いづくりの難しさ・楽しさを体感してもらうこともねらいといたしました。
    私自身としては「クロスロード」の奥深さの一端、可能性の大きさを強く感じることができました。
    話題提供をしていただいた、西さん、ありがとうございます。
    (担当:いっちゃん)

    クロスロードは、何度やっても楽しく対話が進みます。
    今回は、問いづくりにもチャレンジ。
    この問いづくりでは、合意形成が求められます。
    ファシリテーションの色々なスキルを駆使したなと感じました。
    1年8ヶ月ぶりのリアル定例会は新鮮でした。もっと参加者が増えると思っていたのですが、まだまだ安心はできないですね。
    コロナ対策をしっかりしながら、時折、対面定例会が開催されるといいなと思いました。
    皆さんに多謝です。
    (担当:うわーい)

1年8か月ぶりの対面定例会。これだけでも楽しみでしたが、クロスロード(しか

も、西さんの!)でより、楽しみでした。
実際に、写真で当時の様子を見せていただいて様子も分かった上でのクロスロードで、より臨場感のあるものとなりました。
数年前に、西さんをお招きしてクロスロードの定例会をしたことを思い出していました。そのときは「語り部さん」もご一緒でしたので、強く印象に残っています。
ゲーム形式で進めていくと、集中できるし楽しめるしで、ゲームの効果も体験できました。
そして!クロスロードの応用の幅広さ!いろんなところで活用しようと思いました。
西さん、ご参加くださったみなさん。スタッフの方々。ありがとうございました。
そして、参加したかったけどできなかったみなさま。次回は、ぜひ、ご一緒に!
(担当:こめっと)

初めての定例会担当であり、対面開催、そして念願の西さんのクロスロード、それに加え会場や備品担当とドキドキしたと同時に楽しみでした。
オンラインでのクロスロードよりもグッと「阪神淡路大震災」が目の前に感じられ、当事者の体験はより訴えるものがあると感じました。
また応用としての問いの作り方は、ファシリテーターとしてのあり方も含めて学びが深く、今後の活用を頭に巡らせる時間となりました。
応用編の問いの作り方のみでの会も面白そうです。
西さんはじめみなさま、大変ありがとうございました。
(担当:みゅう)

以上




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