2021年12月 第196回 青テーマレポート:ファシリテーター成長の秘訣!やってみよう!ふりかえり  プロセスの中にはお宝ザクザク中部支部

1.実施日時:2021年12月19日 (日)13:00~17:00

2.会場:オンライン会議システム「Zoom」

3.担当者:いけちゃん、じゅげむ、とばっち

5.参加者数: 定例会担当者3名+参加者13名(会員13名) 合計16名

6.プログラム概要

・目的
話し合いのプロセスを「視る・伝える」ことの基本とポイントをつかむことで、ファシリテーターの成長における「ふりかえり」と「フィードバック」の意義を考える
・目標
「ふりかえり」と「フィードバック」をやるための自分なりのコツが見つかり、実践の場でも活用してみたい気持ちになっている
・スケジュール
13:00~ Ⅰ.オープニング(テーマ紹介とチェックイン)
13:30~ Ⅱ.ふりかえりとプロセスについて知ろう
13:55~  休憩
14:00~ Ⅲ.プロセスを視るを体験してみよう
15:10~  休憩
15:20~ Ⅳ.プロセスを視てフィードバックしてみよう
16:40~  休憩
16:45~ Ⅴ.クロージング(今日の学び共有)
17:00  終了


7. 参加者コメント:

<良かったこと、役立ったこと>
・どういう視点でふりかえりを見ればいいののか分かった
・ゆったりとした時間設定で、じっくりとふりかえることができました。
・ワークの問いそのものが、学びになった。ファシリテーターとして大事なものベスト3!など
・じっくり、観察したり、考えたりすることができる時間配分だったこと。
・7人でのグループワーク、そしてその振り返りでの多様な視点や多様な意見が出され、とても有意義でした。気づきも多く、学び多い時間でした。とてもよかったです。
・「失敗も間違いもない」というルールが良かった。実際に何を答えてもすべて肯定してくれていた。
・"この内容では無いですが、とばっちさんがスケジュール合わせのサイトを展開されて、真似して活用してみました(#^^#)
今日の内容は、じっくりと観察できて自分の中でどうしようかなと考えることができました。
いつも難しい運営や企画をありがとうございます。"
・練習できてよかったです。
・「ふりかえり」に焦点を当てたテーマ設定がとてもよかった。プロセスに注目した過程の中で様々な気づきがあって大変勉強になった。
・プロセスを視ることへの意識が高まる気がする

<改善が望ましいこと>
・休憩時間も確保されていて良かった
・2回目のワークを役割を変えて2回できるようにして欲しい。ファシリテーターは無理でも観察者の役を全員ができるとよい。1回目のワークや休憩時間は削ってもいいので。
・特にありません。プログラムの量・質共に事前にとてもよく設計されれていると思いました。ご苦労様でした。有難うございました。
・ふりかえりタイムの方のグループふりかえりはシートが必要だったかなぁ。
・進行が丁寧で、安心感がありました。


8. 定例会担当によるふりかえり

序盤でファシリテーターを担当しましたが、参加者の皆さんがとても協力的で、とてもやりやすい場の雰囲気でした。
中盤以降は、ワークにメンバーとして参加しつつ、参加者の方の観察もしていました。今回のテーマである『ふりかえりで「プロセスを視る」』という点において、ワークで観察者という立場を置いたことがよかったと感じられました。参加者からの声にもありましたが、普段の会議などでは、一人でファシリテーターやタイムキーパーを兼任するといったことも多く、プロセスまで視る余裕はありません。観察者という立場で、プロセスを視ることに特化できたことは、今回の目的であったファシリテーターとしての成長のきっかけに寄与したように考えられます。また、グラフィッカーの役割の大きさを感じたという意見や、ファシリテーターとグラフィッカーの連携の大切さに改めて気付いたという意見もありました。この点は、このテーマでは意図していなかった点で、想定外の収穫でした。
また、役割分担をすることで、当事者意識を持つことになる、団結するといった意見もありました。全てを抱えるのではなく、弱みを見せて、役割をお願いすることにより、役割分担からの当事者意識の醸成は、新たな視点でありました。今後、これを取り入れていこうと考えています。
担当としても、参加者としても非常に有意義な定例会でした。
(いけちゃん)

共にふりかえりを学んだ皆様、ありがとうございました。そしてこの場を共に作ってくれたいけちゃんととばっちにも感謝です!当初、担当者が私一人になりそうなところで手を挙げてくれた時はとても嬉しく感じ、今回の定例会へのモチベーションにもつながりました。定例会を検討する中では、ワークの問いを考える際に実際にやってみることで良い問いになっていく経験ができました。これは今後も心掛けていきたいです。

プロセスを見ることはファシリテーターの成長に欠かせない要素だと思っています。今回はそこに焦点をあてました。皆さんと学ぶ中で、プロセスを観ることに意識を向けるだけではなく、プロセスを観る余裕や状態をどうつくっていくかという観点も必要なんだなと感じました。
(じゅげむ)

これまで何度も定例会で扱ってきたテーマですが、今回は詰め込みすぎずゆったりとしたプログラムに心がけたことで、ファシリテーターとしてのふりかえりやフィードバックの意義、あり方にまで迫る話し合いができました。
会議を進めながらプロセスを視ることの難しさ、それを乗り越えるやり方等、参加の皆様が得るものも多かったようです。
いけちゃん、じゅげむのMF担当に加え、バーチャルの特別参加者登場等、担当としてもチャレンジングで刺激に満ちた準備・運営をすることができました。
この場をお借りした参加者の皆様、担当の皆様にお礼申し上げます。
(とばっち)