2022年5月 第201回赤テーマレポート:ファシリテーターは考え抜く!中部支部

1.実施日時:2022年5月22日 (日)13:30~17:00

2.会場:オンライン会議システム「Zoom」

3.担当者:とばっち、こめっと

4.参加者数: 会員15名、一般1名、担当者2名  [合計18名]

5.プログラム概要

◆告知文
みなさんは、FAJにどんなことを期待して入りましたか?
一方通行じゃない会議にしたい。みんなが納得できる結果にたどり着きたい。プロジェクトをうまく進めるには、ファシリテーションとかいうのがいいらしい...いろいろなことを思って入られましたよね。ところが、現実は???(泣)
ファシリテートできる状況があるとは限らない!抵抗多いんだよねとか?
でも、常に何かあったらファシリテートできるように、心の準備をしておくことが大切!
その時のために、ファシリテーターとして考えておくこと、会議やワークショップの場で考えることについて準備しましょう!
この定例会では、こんなことを考えておくとファシリテートできる日が来る!の準備をしようと思います。
いっぱい考える定例会となりそうなので、チョコレート等の糖分やお飲み物を準備してご参加ください!

◆目的
ファシリテーターはいつ、どんなことを考えて行動するのか?を共有し、今後のファシリテーションに活かす

◆進行
13:00 ☞始まり
13:10 ☞第1の挑戦   リンゴの幽霊?
13:30 ☞第2の挑戦   テセウスの船
14:00 ☞第3の挑戦   たった一人の反乱
14:25 ☞第4の挑戦   納得感をつくる
15:05 ☞第5の挑戦   全員の発言を促す
15:45 ☞最後の挑戦    考えるを考える
16:35 ☞もう一つの挑戦 ふりかえり
17:00 ☞終わり

6. 参加者コメント

◆良かったこと、役立ったこと
・考えることって大事
・じっくりと考えることができました。
・チャットで間違ったところを貼った後のフォローが良かったです。
・具体的事例をもとに挑戦課題があったが、正直メンバーが出したアイデアの方が良かったと思った。なので「答え」ではなく「実例」という開示がよかったのでは。
・この進め方は、事例研究のスタイルとして大変参考になりました。
・みなさまの考えていることが、都度都度共有されたので、ヒントを得られた
・明るい雰囲気!
・「最後の挑戦」のみんなのシート
・ワーク内のインストラクションが最小限だったので、チームごとに進め方がちがっていたことにふりかえりタイムで知りました。BOR内での最初に役割決めをするように持っていくように仕向けた方がいいんだな、ということを思い知らされました。

◆改善が望ましいこと
・PC環境を整えておきます!
・最低限のITリテラシーは持ってないと、トラブル時の対応は難しいなぁと思いました。
・進行時の役割は正副立てておくと、誰がやるんだ!?みたいな焦りはないと思います。
・ふりかえりタイムの時間配分調整するべきでした。
・初めの挑戦1,2がアイスブレイクなのか、演習なのか、わからず戸惑った。ただ定例会が2回目で自分が不慣れだからだと思う。
開始からしばらく、メインファシリテーターの話が謙遜を超えて自虐に受け取れて、説明がわかりずらいと感じた。自分の不慣れと緊張があったので、開始1時間程度は「安心の場」ではなかったように感じた。挑戦3,4辺りからご自身の経験を話されているのを聞き、全体の意図や本日の目標と演習が結びついて、落ち着いて参加できた。
あくまでも、感想で、変えてほしい!とは思いません。だんだん慣れていけばいいのだ!と思っています。感想を書いてみました。

7. 定例会担当によるふりかえり

・時間のほとんどをグループワークで費やすプログラムで参加の皆さんが疲れないか心配でしたが、楽しんでもらえたようでほっとしています。

漠然としたテーマで進める中、人それぞれ「考える」ことに対するとらえ方の違いや心の動きを知ることができ、ワークショップのファシリテーションという観点からも得るものは多かった定例会でした。

それぞれのワークではブレスト的な流れになってしまったので、一人で考える時間をちゃんと持って、グループワークでは考え方や発想の違いを知り合うような場にするとさらに目的に近づくプログラムになったかも、と思いました。(とばっち)

・「このごろ、考えるということが充分になされているのだろうか?」と自問自答していました。この定例会では「たくさん考えてみよう」と言うワークができればと、担当のとばっちと「考え」ました。なかなか定例会の場では、試行するということができなかったので、「考えたこと」を実行に移してみる、観察してふりかえる、そして「次にまた、考える」ということができると、よかったなぁと思っています。

定例会では、発散に偏っているとのアドバイスもいただいたので、より「考える」ということは、どういうことなのか?を考えていきたいと思いました。

アイスブレイクから最後の挑戦まで、ずっと頭を使ってくださったみなさま、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。(こめっと)