2024年5月 第223回 レポート:落語に学ぶアイスブレイクの技術 (落語から、ファシリテーションの極意を探る)中部支部

1.実施日時 2024年5月11日 (土)13 :30~17:00

2.会場   東桜会館 第2会議室

3.担当者 若松亭あなご(増井健介)、しばちゃん(柴田朋浩)、連絡係:がっくん(河村学)

4.参加者数
 会員:13名(担当(従業)者は含まず)
 会員(従業者):2名
 一般・見学:4名
 合計:19名

5.案内文
みなさんは落語を聴いたことがありますか?
落語は古いものだと江戸時代から語り継がれていますが、話の展開からオチまで知られてしまっているのに、何度聴いても笑えてしまう不思議な魅力があります。
ストーリー自体の面白さもさることながら、どうやら落語家が冒頭に話す「まくら」と呼ばれる部分にもポイントがありそうです。
今回は、会社員の傍らアマチュア落語家として活動している若松亭あなごさんに登壇してもらい、この「まくら」から、会議におけるアイスブレイクのヒントを探ります。
落語も聴けて会議のコツも探れる、一石二鳥の定例会議です。
ぜひ肩の力を抜いてご参加ください。

6.プログラム概要
0.オープニング
1.落語実演
2.落語の解説&講義
3.個人ワーク
 自分がファシリテータとなる会議を想定し、会議を円滑に進めるためのアイスブレイクを考える
4.グループワーク
 各自のアイデアと共有し、発表用を一つ選びグループでブラシュアップする
5.発表
6.振り返り
7.クロージング

7.参加者コメント
・無茶ぶりの進行でもなんとかなりましたね。
・素敵な機会をありがとうございました。
・十数年ぶりの参加でしたが、定例会の基盤は揺らぎなく継承されていました。そして落語とのコラボという新たな挑戦に感銘しました。

8.定例会担当による ふりかえり
・参加者が積極的に取り組んでくれたこともあり、良く盛り上がったと思う。班分けをファシリテーションの経験値がばらけるように工夫したところも良かった。一方でワークショップ全体を一つの会議(まくら→本編→オチ)と見た場合に、イマイチまとまりきっていなかったように思う。次の機会があれば、会として何をアウトプットとするか、もう一歩踏み込んで検討したい。その上で最初の落語パートも再検討したい。(あなご)

・最初の落語がよい場の雰囲気を作ってくれたこともあり、最後まで、一体感を感じる場となった気がします。それぞれの方が、アイスブレイクを考えるという、かなりハードルが高いお題でしたが、参加者の方がそれぞれ真剣に取り組んでいただいたようでした。定例会全体の最後のオチまで考えておくと、もっとみなさんの納得感が深くなったと思われるので、またどこかで挑戦したい。(しばちゃん)