2025年2月 第232回 テーマ1 レポート:実践発表:やっぱり使えたファシリテーション ~一度は消えたあの人が復活したわけ~中部支部

1.実施日時 2025年2月15日(土) 13:00~17:00

2.会場   大曽根つどいタウン内 喫茶はじまり(2階スペース)

3.担当者 高野(ひとろん)、林(こめっと)、茅野(ちぇ)、角谷(すみやん)

4.参加者数 
 会員:9名(担当(従業)者は含まず)
 会員(従業者):4名
 一般:1名
 合計:14名

5.案内文
いつの間にかFAJから消えたあの人が、本年度から会員に復活しました!
FAJから消えていた間、いったいどこで何をしていたのか!?
実践発表をメインに皆さんと共有し、深めていきたいと思います。
・FAJで学べる事・得られる経験
・ファシリテーションの実践の場で起きたこと
・そして、改めて気が付いたファシリテーションの有用性と学び続ける意味

 【メインファシリテーター】
 高野仁美(ひとろん)
 2019年~2020年 中部支部長
 名古屋の喫茶文化を次世代につなげるため、小倉トースト普及委員会委員長として活動中。
また、2023年8月に名古屋市北区大曽根商店街で「喫茶はじまり」を開業し、喫茶店を拠点とした地域コミュニティづくり、商店街のまちづくりに取り組んでいます。
 今回は、商店街のまちづくりでのファシリテーションの実践事例をお話しします。

 【主な内容】
・実践発表
・身近な場面で使えたファシリテーション
・喫茶店でできるファシリテーション体験ワークを考えよう

 【こんな方におすすめ】
・FAJ飽きてきたな...笑
・FAJでの学びを実生活にどう活かしたらいいのかわからない
・FAJへの入会(再入会)を検討中

6.プログラム概要
1.チェックイン:絵本を輪読
2.事例発表:前半
3.事例発表:後半(ファシリテーションはどこで発揮されたか?)
4.グループワーク:喫茶店を起点として、ファシリテーションを広めるには?
5.発表
6.ふりかえり

7.参加者コメント
・ひとろん、話題提供、ありがとうございました。ファシリテーションの有用性、再認識できました。
・大曽根のまちづくり活動の成り立ちみたいなものを実感できました。
・あんトーストがすごく美味しかった
・久しぶりのFAJ定例会、そして話題提供、たくさんの学びがありました!ありがとうございます。変わらない温かい雰囲気で良かったです。
・実践の事例が良かった
・高野さん最高です。
・気づきが多かった。
・実践報告からファシリテーションを考える良い機会になった

8.定例会担当による ふりかえり
[ひとろん]
 FAJの活動から離れていた間にどんな実践を行い、どんな体験を経てFAJに戻ることを決めたのか、わずかではありますが、実践からの学びを会員の皆さんに還元できたかなと思います。
 定例会全体のプロセスふりかえり:
 ①実際の喫茶店を会場にし、普段の会議室より人と人との物理的距離感が少し近くなることで、打ち解けやすい雰囲気になったと思う。
 ②アイスブレイクの絵本の輪読は、まちづくりというコンテンツのゴールを画像で共有すると同時に、セリフがあったり擬音語があったりと、口慣らしとして思った以上に効果が感じられた。③MFへのフィードバックを最後に入れればよかったかもしれない。

[ちの]
①時間について
参加しやすい時間だったと思います。途中でコーヒーを飲みながら参加者と交流ができたのも良かったです。
②開催時期について
 2月の中旬で、年度末よりも参加がしやすかったと思います。ベストのタイミングでした。
 続きがあるのであれば、5月6月あたりが良いような気がします。何となくですが...
③参加者数について
 この人数がちょうど良いと思います。ひとろんとの対話で、さらに伝わったので、あまり多くならない方がいいと実感しました。
④これとは別に...
 大曽根の魅力は、もしかしたらそこに住んでいない人の方が、見える可能性もあると思い、そんな人たちも関われると面白いと感じてます。(勝手な話で、すみません)
⑤お詫びも込めて
 今回、何もできずに申し訳ございません。次回、何か協力をさせてください。また、よろしくお願いいたします。 
 ひとろんの魅力を再発見する1日でした。

 [すみやん]
 MFから定例会のアイデアがあることを聞いたのは、確か1年半ほど前で、かつての中部支部にあった緑テーマ(少人数で実践報告と対話を行う場)として行いたいとのことでした。実際に和やかで、安全・安心の対話の場ができたように感じました。参加者アンケートを見ても、満足度と次も参加したいかのスコアが稀に見る高さであったことに現れています。
 商店街の人間関係は、会社等の組織内の関係性とは大きく違うことが、報告の中から感じられ、そこではファシリテーションのスキルと言うよりは、当事者でありながらも、ファシリテーターのマインドセットを軸として持ち、アイデアと行動力に加えて、どんな不可解なことが起きても動じない胆力が成功のカギだと思いました。

[こめっと]
 話しやすい雰囲気の喫茶店で、コーヒーを片手に話を聴き、対話する。とても、和やかで話しやすい雰囲気の中での定例会でした。事例発表も地域の中でファシリテーションの有用性、必要性がじわっと心に沁みてくるものでした。ファシリテーションは机上のものではなく、実際に使うものだ!と改めて感じました。そして、素敵なまちになっていくためには、まだまだファシリテーションでできることはたくさんあるなぁと思いました。
 ひとろんの人柄で成り立った定例会でした。ありがとうございました。