第41回:2008年4月19日(土)体験!ファシリテーション・グラフィックス〜自分流を見つけよう!〜定例会中部支部

■日時  2008年4月19日(土)13:00〜17:30
■場所  東桜会館 第1会議室
■参加者 会員45名 一般6名
■担当  山内のり子さん(FAJ東京会員)
安藤幹人さん、鈴木正史さん、松本理恵さん、森愛喜子さん、(FAJ中部会員)

◆テーマ 体験!ファシリテーション・グラフィックス 〜自分流を見つけよ!〜
合言葉は 「よし!私もまずは書いてみよう!」

◆狙い ・中部支部会員の「4月定例会への要望」を取り入れた、まさに『中部支部の、中部支部による、中部支部のための ファシリテーション・グラフィックス企画』      
・「ファシリテーション・グラフィックスってなんだろう?」という方から「もうちょっとステップアップしたい」という方まで、描く体験と仲間からのフィードバックを通して、仲間とともに自分流を見つけていくこと

◆内容
○スタート&ウォーミングアップ (60分)
・今日の過ごし方、担当の紹介
・ちょこっとFG説明
・各人ファシグラのイメージをA4半分に自由に描き、G内自己紹介+発表
・アイスブレイク(グループ対抗 熟語しりとり、絵しりとり)
・スタートライン(感想をポストイットに書いて自分のに貼る)        

○描く練習1 (35分)
・模写 (模擬会議を担当2名がファシグラしている中、リアルタイムで参加者全員が模写していく。このとき、各グループ2種類が模写される様にする)
・気付きシェア(グループ内+全体)

○描く練習2 (30分)
・自分で描く (模擬会議を参加者全員が自分流でファシグラする)
・ファシグラ展覧会&フィードバック 
(全員机上にFGを載せ、展覧場を周り、他の人のFGにポストイットでフィードバック)

○ストレッチ (7分)
・休憩後、参加者全員でリラックスタイム

○グループで振り返り(40分)
・メンバーからのフィードバック
(私のいいところ+私のファシグラポイントシートへ記入)
・私の描くポイント記入

○クロージング(25分)
・各人ファシグラのイメージをA4残り半分に書き、最初のイメージと比較、G内発表
・全体振り返り 

○ファシグラ実例紹介(15分)
・東京支部の対外的な活動などをスライドでご紹介

○定例会メイキング&振り返り(15分)
・定例会担当による振り返り

○終了、会場復元

◆担当振り返り

今回は東京支部より山内さんに来て頂きました。
3月定例会にもご参加頂いて中部支部会員の要望を聴き、中部支部の為にプログラムを企画、実行してくださいました。感謝致します。

また中部支部においては、運営委員以外の支部会員が定例会担当として参加するという新たなスタートとなりました。

主に当日プログラムに関して担当者間の振り返りとしては以下です。

<続けたいこと>
・その場でプログラムを調整
・プロセスチェッカーを置く(議事録作成と兼務)
・アイスブレイクが効果的だった
・個々の気付きを自然発生させるプロセス 付箋紙によるFBの時間
・心身リラックスタイム(ストレッチ)
・テーマについて「私の考えるFGとは?」を最初と最後に行ったこと その比較で参加者に気付きが生まれた
・描く機会が多かった
・全員のFGを共有できた
・公開振り返り
・チームを信頼すること

<改善できること>
・メイキング振り返りのとき、ファシリテーターの想いだけでなく、プロセスとその中の変化を話す
・アイスブレイクの後、感想をきく
・空調
・会場の広さと人数のチェック

→座談会のようにならないよう、模擬会議メンバーがFGを見ながら話し合うことの出来る広さ確保

→模写でのストレス軽減 など


・そのとき必要な参加者へのアナウンスを感じて発信する模写のとき「見辛い席の方は見える範囲でいいです」
・質問時間の充実
・必要に応じてBGM(付箋紙のFB時間)
・展覧会FBで受け取る付箋紙枚数の個人差を減らす

<今後やってみたいこと>
・あえてアイスブレイクをしない
→自然な流れに出来ないか?
→自浄作用に期待(わざとアイスメイクする)
・ワークの後に「どうでしたか?」と意識を共有化する
・打ち合わせのときのやまのりさんのファシグラ

この定例会を通じて、ファシリテーション・グラフィックスが、より身近になったと感じます。
ご参加くださった皆様、有難うございました。