第48回 2008年12月20日 「チャレンジしてみました!ファシリテーション実践事例集(職場編)」中部支部

【テーマ】「チャレンジしてみました!ファシリテーション実践事例集(職場編)」
〜やってみたいが、なかなかね...と迷っているあなたに勇気を〜

【日 時】2008年12月20日(土)

【場 所】東桜会館

【参加人数】会員34名、一般11名 計45名

【ねらい】
・ファシリテーションに魅力を感じつつも、そんな本のとおりにいかないと思っている人が複数の実践事例(職場編)に触れてみる。
・触れることで「ファシリテーションを職場で使ってみたいけれども、どこから手をつけていいかわからない!」と悩んだり、「取り入れてみたけれどこの先どうしよう?」と迷っている状態から一歩踏み出す勇気を得る。
・実際にチャレンジしてみた5つの事例を紹介して、「どうしたらファシリテーションをうまく導入できるか」共に考え、ヒントをもらい合う。

【発表者&運営担当者】
小椋浩一、川上雅幸、鳥羽秀人、西野靖江、吉見浩久(FAJ会員)

【紹介事例】
1 人材組織活性化活動のご紹介(小椋) 
2 社内に「ファシリテーション」を広げよう〜掃除や会議室予約じゃないよ(笑)〜(吉見)
3 ファシリテーション探求と実践の旅(鳥羽)
4 会議ファシリテーション導入の試み(西野)
5 第一線事業場における現場力の向上(川上)

【当日の流れ】
13:00 オープニング  支部長あいさつ〜本日の進め方
13:15 グループ分け 
⇒ 定例会参加回数が多い順に1〜8まで番号を振り8グループを作る
13:22 自己紹介を兼ねたチェックイン(1人1分)
⇒ 氏名、今日持ち帰りたいこと

13:27 事例1発表「人材組織活性化活動のご紹介」
13:52 質疑応答〜入れ替え
13:56 事例2発表「社内に『ファシリテーション』を広げよう
〜掃除や会議室予約じゃないよ(笑)〜」
14:23 質疑応答〜入れ替え
14:28 休憩(5分)
14:33 事例3発表 「ファシリテーション探究と実践の旅」
15:00 休憩(10分)
15:10 事例4発表 「会議ファシリテーション導入の試み」
15:35 質疑応答〜入れ替え
15:40 事例5発表 「第一線事業場における現場力の向上」
16:05 休憩(5分)

16:10 全員で分かち合い(ワールドカフェ方式)
テーマ「ファシリテーション実践に向けて」
16:35 メンバーシャッフル(1回のみ)テーマは変更なし
17:05 クロージング  振り返りシートの記入〜フィードバック
17:15 担当から一言〜今後の予定
17:20 終了

【感想】(今回の定例会や担当者へのフィードバックより抜粋)
・皆さん、ご自分の立場を利用して(?)、こえて(?)ファシリテーションの普及に努力していらっしゃるのだなと思います。その方法は様々なのでしょうが、もがくことが大事だなあと思います。ビジネスであれ、なんであれ悩みは共有できるのでは?
・ファシリテーターの存在の重要性を感じました。会社では意見は出るが、空回りしているので小さなことから実践していきたい。
・実践している人入る。努力している姿に勇気をいただいた。
・テーマが5つと多過ぎた・・・発表後テーブル内で共有するのが5つ終了してからではうすくなってしまった。
・Fはどこでも必要(コミュニケーション不足はどこにでも起きている問題)どんな取り組みにも最初の冷たい反応と共に最終的には収穫があった。やはりFはやってみる勇気が大事(受けての対応力を信じて行なう)
・ファシリテーションの実際にふれられた感じがして、とてもたくさんのヒントをもらいました。ワールドカフェで初めてお話しする方と同じテーマを違う立場で語り合うのも楽しかったです。その場を「ファシリテーター」としてまとめる形での参加もあるのかと改めて思いました。
・今回のテーマはとてもよいと思いますが、事例間の違いなどがはっきりしていると良いと思います。また、5事例は多いと思います。3事例ぐらいにして内容を深めた方が良いと思います。
・良い企画でした。報告テーマを3つ程度に減らして後半のグループ討議に時間を割けるとさらに良かった。
・ビジネス系の大変参考になる話が聞けました。後のワールドカフェでは、自分の考えていること、考えたことが明確になり嬉しく感じています。ひとつだけ要望としてお伝えさせた頂くと、ファシリテーションを行なってうまくいかなかったドロドロの話と、それを乗り越えた話がもっと詳しく聞けたらと感じました。ただ全体的に気づきも多く、ファシリテーションとして最も大切なことも分かり感謝しています。
・短期間で効果を出してきたわけではなく、試行錯誤でみなさん頑張ってきたことがわかり、勇気付けられました。
・貴重な体験をありがとうございました。具体的なことも入れていただいて「体験」の重みを改めて感じました。勇気をいただきました。
・事例を紹介してもらい、とても分かりやすく実践に使えそうなネタを多くもらいました。ありがとうございます。

・年に一回はこの企画いいかも!と思います。色々な意見も聞け、生の声を聞き、場が共有できたことがとてもよかったと思います。
・ビジネスだけでなく他の関わり方も聞きたかったです。

○全体的には、事例も良かったけれど他の方と話をして良かった。たくさんのヒントをもらった。深まった。勇気づけられた...等などが多数を占め、ねらいとしていたことができたと言って良いかと思います。
一方で、5事例を発表したのに対しては多いという意見が7つほどありました。もっと全員で分かち合う時間を多くとって周りの人と意見交換してみたい。話をもっと深めたいという方が沢山いました。また、もっと規模の小さい話題や職場以外の実践事例も聴いてみたいという意見もありました。
○ファシリテーションを職場でどのように活用するかについてはその目的、対象とする相手と自分の立場、組織の規模や社風などの条件によって違うと思いますが、来年度も職場に限らず実践事例が聴くことができるように、そしてこれが中部支部の恒例企画になればいいナと思っています。