第51回 2009年3月21日 「その時何が起こり、何を感じたか」   〜話し合いのプロセスをじっくり見つめてみよう〜中部支部

■日時
2009年3月21日(土)13:00〜17:30

■場所
ウィルあいち

■参加者
38名(会員34名、非会員4名)

■テーマ
「その時何が起こり、何を感じたか」
〜話し合いのプロセスをじっくり見つめてみよう〜。

■担当
木村正士、柴田朋浩、鳥羽秀人、林加代子、西野靖江、森愛喜子、小椋浩
一、野口朋之(中部支部

■内容

○オープニング(20分)

・あいさつ、事務連絡、スタッフ紹介 (10分)

・グループごとチェックイン。「本日期待することは?」(10分)

○ミニレクチャー(15分)

・「プロセスとは何か?」「どんなところを見れば良いか」などとばっちさんのミニレクチャーを聴く。

○進め方の説明(5分)
・本日のワークについて説明。

○1回目セッション 「話し合いのテーマを決める」(30分)
・2回目のセッションで話し合うテーマを話し合う。
10分話し合いを行うたびに話し合いを中断。
・プロセスについて感じたことを黙ってプロセスチェックシートに記入。(2〜3分)

  ・その後10分間 話し合いの続きを行い各班テーマを決定する。
・話し合い終了後、プロセスチェックシートの記入と個人で感じたこと等をまとめる。(5分)

○1回目セッションのふりかえり(20分)
・話し合い終了後のふりかえりを行う。

○休憩(15分)

○2回目セッション「グループで決めたテーマで話し合う」(60分)
・10分話し合いを行い中断、3分程プロセスチェックシートに記入する時間をとる。
これを4回繰り返す。

○2回目セッションのふりかえり(40分)
・2回目セッションのふりかえりを行う。

○グループ発表(20分)
・各班、プロセスと話し合いの中身についての発表を行う(各3分程度)

○グループごとふりかえり (15分)
・ふりかえりシートの記入。
・グループごとのチェックアウト。

○クロージング(10分)
・事務連絡

■参加された皆様の感想
・プロセスを意識しながら話し合いを進めることの大変さを強く感じたがその重要性は十分理解できた。

・ふりかえりの機会が多く、気づきが沢山あった。

・進行については、説明の後追いが多く、とまどいがあった。

・主観的な自分と客観的な自分を同時に持てることがファシリテーターの条件かもしれないと思った。

・観察者と発言者を同時に行うことはとても難しかった。

・時間を区切ってプロセスをふり返るやり方は少しフラストレーションが残った。


■担当から

今回は企画への参加と、実際にワークに参加するという初めての試みでした。

まず参加者としての感想ですが、個人的には充実した時間を過ごすことができました。
2回目のセッションで私たちのグループではポストイットを使って進めていったのですが後のふりかえりの時に、それを使ったタイミングが「あれで良かった」という人と「もう少し話し合ってから使った方が良かった」という人がおり『じゃあどうすれば良かったのか?』という話し合いに発展できたことが一番楽しかったです。

実際のワークの進め方については、説明が分かりづらかったり、説明が後追いになったことなど皆さんを混乱させてしまったことが一番の反省点です。
自分の準備不足が最たる原因ですが、ワークの進行者と参加者との切り替えにも少し苦労しました。
ですが得るものも非常に大きかったです。自分の悪いところが目に見えて感じ取ることができました。

一度に色んな立場を経験することができて、本当に幸せでした。
ご参加いただいた皆様、運営を助けていただいた皆様、ありがとうございました!