第52回:2009年4月18日 対話(ダイアローグ)を極める!〜「学習する組織」を促進する技術〜中部支部

2009年度中部支部4月度定例会

■日時  2009年4月18日(土)13:00〜17:30
■場所  東桜会館 第一会議室
■参加者 会員49名 非会員6名
■担当  チーム TaKI −対話力向上委員会−
堀公俊、堀江剛(企画協力)、西野靖江(FAJ会員)
■概要  対話(ダイアローグ)を極める!
〜「学習する組織」を促進する技術〜
■内容
○オープニング (30分)
・本日の狙いと流れ、ファシリテーターチームの紹介。
・<ミニ講義>ダイアローグとは? 活用法は?
・チーム分け。(読書軸とFAJ歴軸で4人1組に分ける)
・チーム毎にチェックイン
○ワーク1 ペア(2人)でダイアローグ (40分)
・ダイアローグの進め方の説明。 
・{ペアでダイアローグ→軽い振り返り→コツ解説}×2セット
→人生、感情、労働、社会など20個の対話テーマから選ぶ
○ワーク2 小グループ(4人)でダイアローグ(40分)
・メンバー退室、リーダー入室。
・リーダーは回答を考える。
○休憩 (10分)
○ワーク3 大グループ(8人)でダイアローグ(50分)
・<ミニ講義>集合的対話とは? ビジョンづくりへの応用
・FAJのビジョンをもとに8人で対話する
「人と人が響きあう社会にとって大切なものは何?」
・振り返り
○ワーク4 ダイアローグの深め方や現場での活用を考える(50分)
・大グループで討議。テーマは下記から選ぶ。
(1)対話と議論のファシリテーションとの違いは?
(2)ダイアローグのよいFとは?/悪いFとは?
(3)ダイアローグのFに必要なスキルやマインドは?
(4)ダイアローグの参加者に求められるものって何?
(5)ダイアローグはどういう場面で応用できるか?
○Gr討議内容の共有(20分)
・壁に張り出した模造紙を各自閲覧して回り、内容の共有と質疑応答。
○全体振り返り、まとめ(15分)
・今日学んだこと、気付いたことの話し合い。(大グループで。)
・ファシリテーターからの感想。
■担当から
今回のダイアローグのセッションを通じて、話には流れや勢いがあることに、あらためて気がつきました。川が流れていくように、参加者の話には、流れや勢いがあると。その流れに乗って行くと、今まで参加者の中で暗黙知であったものが、表面に出て来やすくなるのではと・・・。ファシリテーターは、メンバーの言葉の端から、流れになりそうな部分に注意を向け、働きかけてやることが、話を広げ、深めていくコツなのかもしれません。
これからも、こういった思考の流れに注意を向け、今まで気がつかなかったことを発見できるような、大勢で話す醍醐味を楽しんで行きたいと思います。(西野)