第58回:2009年11月21日 知りたい!!質問力をトレーニング!中部支部

2009年度中部支部11月度定例会
■日時  2009年11月21日(土)13:00〜17:30
■場所  東桜会館 第二会議室
■参加者 会員49名 非会員6名
■担当  鈴木佳代子,でこぽん,上井,大山(全員FAJ会員)
■テーマ  知りたい!!質問力をトレーニング!
■内容
○オープニング (40分)
・ 本日のねらい   コーチングを体験することを通して
質問のもつ力や効果の理解を深める。 ファシリテーターとしての質問の作り方の手がかりをつかむ。
質問のバリエーションを増やす。 ファシリテーターとして質問を使いこなせる力を磨く。 
・ チーム分け(誕生日ラインナップ),6人×8チーム  
・チーム内自己紹介(メンバーにニーズ(聞いてみたい質問)を出し合い,自己紹介してもらう)
○ワーク1 「これが知りたい!」(60分)
・ ファシリテーターとして必要とされる質問力の何を知りたいか?をチーム内で出し合い,全体でも共有。
・ 参加者のニーズについて,解説を加え,出てきたキーワードを全体で共有。
・ 「質問のフレーズを作ってみよう!」質問づくりシートを記入,チーム内で共有。
○ワーク2「コーチングしてみよう!」(90分)
・ コーチング・デモを参加者で見る。(質問から相手の考えを引き出せていない例,引き出せた例を見る)
・ コーチング・セッション(コーチ役,クライアント役,オブザーバー役を決め,10分(コーチング7分,振り返り3分)×3セット),順番にコーチングをし合ってみての感想を出し合う。→解説
・ 「もう1回コーチングしてみよう」進め方は1回目と同様
○クロージング(50分)
・ 振り返りワーク 「今回のワークが,ファシリテーションにどのように生かせそうですか?」
チームで,模造紙に自由に記述。 →チームごとに発表し,全体で共有。
・ メンバーや担当へのフィードバック,振り返りを記入,チーム内で共有 ,担当者からの振り返り,連絡
■担当としての振り返り
○参加者からのフィードバック
・ 大変楽しく興味深いワークでした。「相手のための質問」いい言葉ですね。ぜひ心がけたいです。

・ ワークの機会を与えてくださり,ありがとうございました。クライアントになり,自分の心の動きが分かり,良い傾聴の効果を実感できました。自分自身,職場でやれているかどうか,意識してみたい。
・ コーチングを初めて体験して楽しめました。ありがとうございました。コーチング・セッションを1回にしてもふりかえりの時間を増やして,良かったかなと思いました。→自分の質問がどうだったのか,他人の質問がどうだったのかもっと考えたかった。
・ 時間に余裕がほしかったです。特に,コーチングをもとに,どう生かせるかの部分では。ワークの前提条件などを分かりやすくしておいてくださるともっと良くなったと思います。
○担当からのふりかえり(参加者からのフィードバック,ワーク中の様子,泡の会でのご指摘をもとに)
・ 準備の段階で,担当の私たちで, ファシリテーションや質問に関してたくさん話し,理解を深めることができた。ワークは,楽しんでもらえたように感じた。
・ 内容が盛り込みすぎ,学びのポイントが絞り切れていなかった。案内の内容と実際の内容が,少しずれてしまった。
・ コーチングのセッションでオブザーバー役に,コーチ役の質問がどんな質問だったかを記録してもらい,クライアント役から,その質問が,どんなはたらきをしていたのかを振り返ってもらうと,もっと,質問力について絞り込んだトレーニングになったかもしれない。
・  定例会の担当の機会を与えてもらったことに多謝!!