第70回:2010年12月18日 青テーマ 本音フィードバックを貰おう!!〜明日の成長のために〜中部支部

中部支部 12月定例会 青テーマ 議事録

■日 時: 2010年12月18日(土) 13:00〜17:30
■場 所: ウィルあいち 3F会議室3
■参加者: 11名(会員10名、一般1名)
■担 当: 田畑 裕史、中野 由里、西野 靖江、柴田 朋浩(FAJ会員)


◆テーマ: 本音フィード バックを貰おう!! 〜明日の成長のために〜

◆ねらい(定例会案内文より):
 中部支部12月定例会担当のたばたです。
皆さんはご自身のファシリテーションに自信がありますか?
残念ながら私は無いです。

時々不安に思うことがあります。
『多様な視点を提供できているか?』
『声の大きい人に流されていないか?』
『恣意的なファシグラになっていないか?』
その一方で他人に自分のファシリテーションの評価をしてもらうのはとても怖いです。

会議の参加者から『議論の邪魔だよね』とか言われたら立ち直れないかも。
今回は安心・安全な定例会の場で改善点を指摘してもらうことで
明日からの成長の糧を得る場としたいと思います。

自分が実践しているファシリテーションにモヤモヤしてる人、
さらなる高みを目指したい人、
自信が無いので本番になるとつい腰が引けてしまう人、
各々レベルの違いはあれど、それぞれに気付きのある定例会にしたいと思いま す。
本音が言える人
本音のフィードバックを聴く覚悟のある人
歓迎いたします。
勇気ある(?)皆さんの参加をお待ちしております。

◆内容:
I.オープニング
挨拶および連絡事項
II.オリエンテーション
(1) チーム分け
FAJ定例会参加回数でラインナップ
(2) 一言チェックイン
参加者全員が「何を求めて今日の定例会に来たか?」をコメント
(3) 「進め方」および「フィードバック」についての説明(田畑)

  <進め方>
  ・会議ファシリテーションを各テーブルで3回行なう
  ・各会議ファシリテーションごとに、ファシリテーター・グラフィッカー・観察者を決める
  ・会議ファシリテーションを始める前に、ファシリテーター役の作戦タイムを5分取る
  ・20分間の会議ファシリテーションを実践した後、観察役がファシリテーターとなり、フィードバックタイムを25分取る。

  <フィードバックについて>
  ・フィードバックを受ける心構え
  ・フィードバックを与える心構え
  ・フィードバックタイムのファシリテーターの心構え
  ・フィードバックべからず集

III.実践
 (3)の<進め方>に従って、各テーブルごとに休憩をはさみながら、3回戦行う
VI.フィードバックカードの記入
 フィードバックタイムでは、本音のフィードバック中心で厳しい指摘もあるため、
 「ファシリテーターの良かった点」だけを記入するフィードバックカードを作成する
V.クロージング
・全体での振り返りおよびシェア
・担当者振り返り・お礼のことば,連絡

◆担当より
 ・テーブルワークに参加したため、本音のフィードバックを自分自身で行なうことに なりました。受け手の状況や場の状況など、注意を払わなければならない点が多数あって、実際にフィードバックを伝えるのに苦労しました。参加者からの感想も「気づきが多かった」との声も多かった反面、チャレンジ・テーマのため次回への提案もたくさん寄せられたのが嬉しかったです。(中野)

・当日は参加できませんでしたが、参加者からの評判も上々、来年もという声も聞かれ、企画して良かったと思いました。FAJに入会したときから、「もっと厳しくも本音のフィードバックがほしい」と思っていましたので、ぜひやってみたいワークでした。内容をさらに磨き、定期的に開催できるコンテンツにしていきたいと思いました。(柴田)

・『本音のフィードバックが欲しい』という動機で始めた企画でしたが、やってみると本音でフィードバックすることの難しさを体感することになりました。
今後は日々の活動の中で『場の作り方』を意識しようと思います。(田畑)

・当日メインファシリテーターをしていたため、本音フィードバックを受けているテーブルファシリテーターの皆さんの様子を拝見させて頂きました。わかっていても、厳しいフィードバックを受けると、笑顔の奥に辛そうな表情が・・・。それでも、前向きに捉えて、「気づきが多くて、よかったです。」と言ってくださった言葉に、とてもさわやかな印象を受けました。
 長所のフィードバックであっても、短所のフィードバックであっても、素直に受け取ることができる雰囲気作りをすることを、今後の一つの課題と感じました。
 次回は、本音フィードバックを受ける側にチャレンジしたいと思います。
(西野)