第78回:2011年8月20日 青テーマ 「真夏の名古屋で『組織と自分を変容」させる探求の旅にでかけませんか?』中部支部

中部支部 8月定例会(青テーマ)議事録

■日 時:2011年8月20日(土)10:00〜21日(日)16:15
■場 所:タナベ研修センター 大研修室B
■参加者:35名+講師2名
■講 師:中土井僚 (オーセンティックワークス株式会社)
荒金雅子 (関西支部)
■担 当:西野靖江、柴田朋浩、上井靖、大山裕之、檀野隆一(中部支部)

◆テーマ:
真夏の名古屋で「組織と自分を変容」させる探求の旅にでかけませんか?

■ねらい:
U理論について知る。ファシリテーションにおけるU理論の可能性を探る。

■プロセス:

−◎1日目−
【導入】(10:00 〜 11:10)
1 あいさつ、スタッフの自己紹介(15分)
2 合宿会場、スケジュールの説明(15分)
3 アイスブレイク(40分)
似ている人、似ていない人のインタビュー(2人1組)

【本体(講義1)】(11:00 〜 15:30)(途中45分昼食休憩)
・U理論概論紹介
・U理論のレベル1〜4についての紹介

【本体(ワーク1)】(15:00 〜 18:00)
・対立ループダイアグラム
1.最初に方法のレクチャー
2.1人でワーク
3.3人一組でワーク

【本体(ワーク2)】(19:30 〜 21:00)
・ストーリーテリング
1.4人一組になって自分のストーリーを語る。他の人はただ聞くだけ。

−◎2日目−

【導入】(8:30 〜 8:45)
朝の挨拶、出席確認

【本体(ふりかえり1)】(8:45 〜 9:15)
全体でシェア

【本体(講義2)】(9:15 〜 9:45)
創発について

【本体(ワーク3)】(9:45 〜 10:30)
ポジティブ・ネガティブエピソード
赤い紙にポジティブなことを一つずつ書く
青い紙にネガティブなことを一つずつ書く
それを床に置く。
赤い紙を置くゾーンと青い紙を置くゾーンを分ける。

【本体(ワーク4)】(10:30 〜 11:00)
コンステレーションワーク
相手との立ち位置を調整することで相手の主張と自分の考えの
距離感を表すワーク

【本体(ワーク5)】(11:00 〜 12:00)
ソロサイレンス&直感ピクチャー
沈黙の時間を取って、聴き手とは逆の手で絵を書くワーク
1人で書いて、後で3人一組になってその絵について話し合う

【本体(ワーク6)】(12:00 〜 13:00)(途中で昼食を挟みながら)
エンパシーダイアログ
似たようなテーマの人が集まって行うダイアログ

【本体(ふりかえり2)】(13:00 〜 13:30)
全体でシェア

【本体(ワーク7)】(13:30 〜 15:00)
ヴィジュアライゼーション
全員で映像を見る

【クロージング】(15:00 〜 16:15)
1 未来の自分&企画者への手紙
2 全体で一言チェックアウト
3 撤収  

■参加者コメント

 感想
1 U理論がなんとなくわかった。
2 有意義な2日間だった
3 こういった場が持てたことに感謝したい
4 考えるのではなくて感じるのだといわれたがなかなか難しかった
5 本だけでは理解できなかったU理論が理解できるようになった
6 U理論自体は理解できなかったが、凝り固まっている自分がいるのは感じた。
7 満足感があった
8 いろんな方と交流できたことがよかった

■担当者コメント
1 アンケートではなくて手紙という形にしてみたが、アンケートとは違う意見が聞けたかもしれない
2 初の合宿だったが当日の運営面では特に問題なかったのではないかと思う
3 1日目夜の懇親会には、宿泊者全員が自主的に参加していたので、合宿の雰囲気もいい状態を保てていたと思う
4 合宿にすると他支部からも(今回は出席者の半分)参加頂けるので、支部間交流の場としても機能しているのではないかと感じた
5 ワーク内で支部運営に対する、ポジティブネガティブな気持ちというのを言葉で表現してもらったが、なんらかの行為とそれをいいと感じるか悪いと感じるかにかなりギャップがあるように感じた。このあたりはまた別の機会に取り上げたい。


1 成果(良かった点)
(1) 参加者からフィードバックをもらい、定例会そのものを柔軟に調節できた。
・ 1回目の発表後に、参加者からフィードバックをもらい、ワークの目的や時間配分などを柔軟に調節することができた。
(2) 4ターンやりきって良かった。
・ ほぼ全員がファシリテーターをつとめ、発表できた。

2 課題(問題、改善点)
(1)発表中に、スタッフが打ち合わせするのは避ける。・ 必要ならば外に出て行う。
(2) 説明を入れるタイミングに気をつける。  
・ 説明(タイムスケジュール)を入れるタイミングがワークの途中だと頭に入ってこない。
・ 1回45分のワークはフィードバックを含めて1ワークなので、切ってはよくない。
(3) 全体の時間配分(バランス)に気を配る。 
・ 4ターンにするなら、あらかじめ各ターン合体をして、長めにしてもよかった。
・ 終了時間を守るため、4ターン目(最後)の実践及び発表時間が短くなってしまった。

 以上