第86回:2012年5月19日 青テーマ 「はじめのいっぽの踏み出し方」中部支部

中部支部5月定例会(青テーマ) 報告

■日 時:2012年5月19日(土) 12:45〜17:15
■場 所:名古屋市芸術創造センター
■参加者:11名(会員7名、非会員4名)
■ファシリテータ:村岡 千種(中部支部)
■担 当:檀野隆一(中部支部)
■テーマ:はじめのいっぽの踏み出し方


【担当者からのメッセージ】
ファシリテーションを体験してみたいけど、最初の一歩を踏み出せないというアナタ! まずは最初の一歩の踏み出し方を学んでみませんか?
予防注射の前の予防注射というような感じでじっくりゆっくり進めていきます。いきなりファシリテーションしてみるのが不安な方もぜひ、この機会にファシリテーションに触れてみてくださいね。
今回の定例会の内容は、小講義の後で実際にファシリテーションを体験して頂きます。その後、自分のファシリテーションがどうだったか、ファシリテーター経験のあるメンバーと一緒に振り返りますので、アナタの体験はより深いものとなるはずです。
みなさん初心者ですし、少人数で進めますので、気後れせずに参加してください!企画スタッフ一同お待ちしています。

合わせて初心者の皆さんのお手伝いをして頂くフィードバッカーを若干名募集しています(2名〜3名程度)
はじめのいっぽに参加された事のある方で協力してもいいよという方は、ぜひお手伝いください。 (申し込みの際にコメントで記載ください)

【ねらい】
ファシリテーションという言葉は知っているが未経験な人に、ファシリテーションの一歩目を踏み出してもらう。
ファシリテーションの基礎について一通り体験してもらう。

【プロセス】
1.オリエンテーション
・ワークの概略説明を行う。
2.アイスブレイク
・「4象限自己紹介」でグループメンバー個々人の情報を共有する。
各人がこの場に居る目的を知ることと、場の空気をなごませる効果をもたせる。
3.小講義
・ファシリテーターの役割はコンテントではなくプロセスを管理することを説明する。
・コンテントとプロセスの違いを説明する。
4.ワーク説明
・「新人歓迎旅行の計画づくり」について、旅行のテーマ・目的地・日程を決定する、というワークを行う。
5.ワーク1〜4
・約30分を1セットとして、計画づくりのファシリテーターを1人ずつ担当する。
4人で1グループなので、ワーク1〜4を通して、各人1回ずつファシリテーション、を行うことになる。
各グループにはフィードバッカーが各1名観察者として座っているので、各ワークの終了後にフィードバッカーからファシリテーターにフィードバックを行う。
6.成果物発表
・ワークの内容の結果作成された成果物を別のグループに対して発表する。
7.ふり返り
・ファシリテーターとして、また参加者としての関わり方について、ふり返りを行う。

【担当者の感想】
・初心者の方にファシリテーションの最初の一歩目を体験してもらえることができた。
・フィードバッカーという仕組みを使うことで、ファシリテーター初心者に適切なフィードバックが行えた。
・どうしてもやることが多くなってしまい、最後のふりかえりの時間が少なくなってしまった。
・繰り返しファシリテーション体験を得てもらうために、どんどん場を作っていきたいと感じた。
・今後の課題として、フィードバッカーの養成(もっとたくさんの方に経験していただきたい!)、小講義のブラッシュアップがあるかなあと思いました。
・参加者の方の多くが、非会員、もしくは初めて参加だったにも関わらず、活発な場となっていました。これからも、初めての方がチャレンジできる場として継続的に開催していきたいと感じた。