第98回:2013年6月15日 青テーマ 第3回はじめのいっぽの踏み出し方中部支部

中部支部6月定例会 レポート
青テーマ: 第3回はじめのいっぽの踏み出し方

■日 時: 2013年6月15日(土) 13:00〜17:30
■場 所: 名古屋港湾会館 第6会議室
■参加者: 6名+スタッフ2名
■担 当: 村岡千種、檀野隆一(FAJ中部支部)

◆テーマ: 第3回はじめのいっぽの踏み出し方

■ねらい:
ファシリテーションって初めて体験するんだよね、という、あなた。
ファシリテーションという言葉は聞いた事があるけれど、気後れしてしまったり、機会がなくてやったことがない、あなた。
ファシリテーション基礎講座は興味があるけれど、まだ出たことのない、あなた。
私たちと一緒にまずは「はじめのいっぽ」の踏み出し方を学んでみませんか?
今回は小講義と練習を交えながら、ミーティングでのファシリテーションを実際に体験する場をご用意しています。
「いっぽめ」にふさわしいように、今回はポイントを絞って実践していただきます。
その後、自分のファシリテーションをファシリテーター経験のあるメンバーと一緒に振り返りますので、あなたの体験はより興味深いものになるでしょう。
「体験から学ぶ」ことを通じてあなたのファシリテーションの「はじめのいっぽ」を踏み出してみませんか?明日から使えるヒントが見つかるかもしれません。
参加者はみなさんファシリテーションの初心者ですし、心配はご無用です。少人数で進めますので、気後れせずに質問できます。
企画スタッフ一同あなたの参加をお待ちしています。

■プロセス:
※このワークショップは4人チーム+1〜2名のフィードバッカーという組み合わせにする必要があるが、人数の関係でフィードバッカーがチーム内に入る形となった。

1)本日の狙い・趣旨説明(10分)

2)アイスブレイク 自己紹介(10分)
・誕生日
・今の気持ち
・どこから来ましたか?
・今日の期待・チャレンジしてみたいこと
を書いて、相手に見せながら自己紹介する

3)ファシリテーションについてのイメージを共有(10分)
ファシリテーションについて、今の時点でどういうイメージを持っているかということをチームで共有する。

4)少講義 ファシリテーションの役割/プロセス(20分)
ファシリテーションそのものをよく知らない方もいるので、そもそもファシリテーションとは何かについて説明を行う。

5)ワーク説明(10分)

6)ワーク(150分)
4人チームで、1人ずつ交代でファシリテーションを行い
1つの課題を結論まで持っていく。
今回の課題は、「新人歓迎旅行の内容の企画」
(1) 旅行のねらい(キャッチフレーズにまとめてください)と目的地
(2) 旅行先での新人歓迎イベント(旅行先で誰が何をどうするか)
(3) 旅行期日、交通手段、集合と解散の時刻などの詳細
について、企画内容を含んだキャッチフレーズのある1枚の告知ポスターを作成するのが目的

 1人のファシリテーターが20分のワークを行い、その後すぐにフィードバッカーがファシリテーターにフィードバックを行うというプロセスを4回繰り返す。

7)成果発表物作成(15分)

8)成果発表(20分)

9)振り返り・チェックアウト(10分)

■担当者コメント
少人数でじっくり取り組むワークショップということもあり、参加者の理解度に合わせた説明がある程度できたように思います。
実際のワークでは、人数の関係でフィードバッカーがチーム内に入ることにより、前回までのはじめのいっぽの踏み出し方とは少し違った形で、関わることになりました。
今回は、チーム内で実際にファシリテーションを見せながら、どういう場合はどのような行動をファシリテーターが取るべきかをチーム内の皆さんに振り返ってもらうというような方法を取りました。
気づき方にもいろいろあると思うので、次回機会があればいろんな方法を模索しながら進めていきたいと思います。