1.実施日時 2024年8月24日(土)13 :30~17:20
2.会場 東桜会館 第一会議室
3.担当者 角谷(すみやん)
4.参加者数
会員:6名(担当(従業)者は含まず)
会員(従業者):1名
一般・見学:0名
合計:7名
5.案内文
第三者委員会調査報告書を読んでみよう!第2回を開催します。 2023年10月定例会では、大手製造業の品質不正を取り上げました。参加者の高い集中力に支えられ、深い理解と組織内でファシリテーターができることに対する意見が交わされる場となりました。また、参加者からは、次に違うテーマを取り上げて欲しい、かつ、参加できなかった方からは次の開催を望む声もいただきました。 そこで今回は、実際にリクエストのあった、旧ジャニーズ事務所の調査報告書を取り上げます。 ご存じのように、この問題は英国BBCの報道をきっかけに日本のマスコミやメディアが目を瞑っていた性被害・人権侵害が明らかになりました。そして、多くのジャニーズファンによるセカンドレイプを受けた被害者から自殺者を出すに至った悲惨な事件であり、現在も補償に向けた作業が進行中です。 この調査報告書の原典を自ら読むこと、また、一年経ってマスコミの喧騒が去った後にこの報告書が持つ意味、そして、私たちファシリテーターは、大きな圧力の前で、どうふるまうか、何ができるのかなどを対話したいと考えています。 手法としては前回同様アクティブブックダイアローグ®(ABD)を用います。調査報告書は67ページなので、ひとり当たり数ページの分担を考えています。 皆さまのご参加をお待ちしています。
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6.プログラム概要
1.チェックイン(4象限:呼ばれたい名前、普段は何をしているか、今日ここまでのルート、今日の期待・参加の動機)
2.企業不祥事と第三者委員会についての説明
3.ABDの説明
4.ABDの実施「ジャニーズ事務所 外部専門家による再発防止特別チーム 調査報告書(公表版)」
・本調査の概要(全員)
・サマライズ(個人ワーク)
・リレー・プレゼン
・対話
5.クロージング
7.参加者コメント
・ABD初体験でした。面白かったです。ABDに向いている読み物、向いてない物があることも。
・みんなで読み物することで効率的にてきることがわかった
・また参加します。
8.定例会担当による ふりかえり
第三者委員会報告書をアクティブブックダイアローグ®(ABD)で読む定例会は第2回目でしたが、今回も参加者の皆さんの集中度が高く、個人でのサマライズの時間を追加することになりました。 また、リレープレゼンも熱が入っていましたので、最後の対話の時間が予定より短くなってしまったことは反省すべき点でした。前回の経験から、書籍と報告書では1ページの文字数が大きく違うので、一人当たりの分配を調整し、事前の参加人数によって、どこの章・節で区切るかを考えていたのですが、当日の参加者の増減までは考慮できずに、その場で区切りを変えることになり焦りました。プランAだけでなく、B・Cも考えておけば進行がスムースにできたと思いました。 対話の時間はひとりずつの発言の機会を増やすために、2つのグループに分けました。ABDはどんな文献に適しているか、不都合な真実の隠ぺい、自己犠牲、外圧、同調圧力、日本人の法意識・権利意識などのポイントが上がっていました。 今回のテーマは、前回の参加者からのリクエストでした。もし、ABDで読んでみたい報告書がありましたら、お知らせください。三回目の企画があるかもしれません。
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