高野山の僧侶として初めて性転換手術を行った尼僧になった柴谷さんをお迎えして、当たり前の価値観が渦巻く中で、新しい価値観を拓くことについて対話します。また、対話を通して僧侶の持つ説法や、聞く技術がファシリテーションにどう活かすことができるかを考えます。
FAJ関西支部イベントだからこそ実現した、特別な場に参加してみませんか?
本分科会番号は「#06」です。申込ページでは「#06」のチケットをお求めください。
性善寺(大徳山浄峰寺)代表役員住職。
1954年大阪市生。早稲田大卒。
高野山大学大学院博士課程修了。博士(密教学)。
高野山大学密教文化研究所研究員。
巡礼遍路研究会会長。
園田学園女子大学公開講座講師。
元読売新聞記者。
2010年、岡山大学病院で性再適合手術、戸籍・僧籍の性別も変更。
四国八十八ヶ所霊場会公認大先達。西国三十三所札所会公認特任大先達。四国ヘンロ小屋プロジェクトを支援する会副会長。高野山真言宗権少僧正。高野山本山布教師心得。高野山金剛峯寺境内案内人。
レインボーフェスタイン和歌山2018実行委員。
著書
『公認先達が綴った遍路と巡礼の実践学』(高野山出版社、2007)
『江戸初期の四国遍路 澄禅『四国辺路日記』の道再現』(法蔵館、2014)
『四国遍路こころの旅路』(慶友社、2017)
『空海名言法話全集 空海散歩』(筑摩書房、2017、共著)第1巻~ など。
あなたは自分がいる会社、組織、地域、家族などを息苦しいと思ったことはありませんか?
その息苦しさはどこからくるのでしょう。「〇〇〇するのは当たり前。」「〇〇〇だから、しなければならない。」という空気が渦巻いているかもしれません。あなたには、周りに合わせることにしんどさを感じつつも、周りに合わせる自分がいませんか。
性的マイノリティが抱える将来への不安とどう向き合っていくか、仏教を通しての支援などの経験や考えをお伝えしながら、参加者のみなさんとともに、多様な社会を作るために必要なものを考える対話の場とはなにか、僧侶の持つ説法や聞く技術をファシリテーションにどう活かすことができるかなどについて、考えあいたいと思います。
本分科会番号は「#06」です。申込ページでは「#06」のチケットをお求めください。