10月は昼テーマ2、夜テーマ2のワークショップを行います。当日の開催概要は、下記のページでご確認ください。
兵庫県西宮市六湛寺町10-11 ○阪神西宮駅「市役所口」改札北へすぐ ○JR西宮駅から西へ徒歩約10分
FAJ定例会に初めてご参加の方は、12:30~12:45にFAJの活動等について、説明会を行います。
リフレクションアワーでご案内いたします。それぞれ、振り返り等話したい人が集まって頂ければ幸いです。
「批判しない」「メモをとらない」というルールのもと、守られた空間の中でグループメンバーの相互作用から問題解決のヒントを生み出し、事例提供者の心理的成長を目指す事例検討法、PCAGIP(ピカジップ)法。
対人支援職であるカウンセラーやコーチ、ソーシャルワーカー、看護師などが従事する現場で事例検討法として活用されています。
PCAGIP(Person-Centered Approach Group Incident Process)は九州大学の名誉教授である村山正治先生が考案されたもので、パーソンセンタードアプローチ(PCA)のグループ観とインシデント・プロセス法を組み合わせた事例検討法です。
※パーソンセンタードアプローチ(PCA)
臨床心理学で有名なカール・ロジャースが考案したもので"個人の価値と尊厳に基づく自立性・主体性" を最大限に尊重する基本的な態度を持つカウンセリングとして実践されてきました。
※インシデント・プロセス法(IP法)
事例提供者が短く事例を紹介した後、参加者の質問を通して出来事を明らかにし、問題点の対応について考える事例検討法のひとつです。グループは、事例検討者・ファシリテーター・グラフィッカー、メンバーで構成され、情報の可視化と情報共有のためのホワイトボードを利用しながら、事例検討を進めていきます。
大切なことは、「グループメンバーの相互作用を通じて問題解決に役立つヒントを生み出す」ことや「事例提供者の心理的成長を促進する」ことです。このような成果が発生する、安心・安全・成長の場を皆さんで考えて作りながら事例を検討してみたいと思います。
事例検討法としてのPCAGIPを体験することによって、
・グループメンバーの相互作用を生み出すファシリテーターやメンバーとしての関わり
・安心・安全の場を生み出すためのプロセスづくりこれらを促進するファシリテーターとしてのあり方
を一緒に学んでいきましょう。グラフィッカーの練習にもなります!
今回のテーマでは、現在のところ、2つの事例について扱う予定です。
①ワークショップの事例 ②心理面接の事例
〜こんな人に参加してもらいたい〜
・質問を通じて、話題者の見えなかった課題を見つけたり、可能性を探したりすることを深めたい方
・事例検討法を体験し、ファシリテーターやグラフィッカー、メンバーとして場に貢献する方法を学びたい方
・グラフィックを駆使しながら、質問の整理をする方法を学びたい方
■話題提供者:岡村祐一(おかむん)、FAJ会員。
行動科学ファシリテーション研究サロン世話人。 研究領域は、健康心理学、家族心理学、産業保健心理学。
「よく、場を実践した後は、振り返りが大事だ!と言われますが、振り返りにはいろんな種類があります。今回は、対人支援職の方が行なっている、PCAGIP法を用いて、事例検討会をしたいと思います。
●どなたでも/非会員参加可
12名まで
会員 /無料
非会員/2,000円 ※参加費は、当日受付にて現金でお支払いください。
※入会手続き中の方は、会員としてお申込みください。
現在非会員の方で、会員として参加希望の方は入会手続きをお願いします。
岡村祐一(おかむん)【FAJ会員】
おかむん、あっきー【すべてFAJ会員】
受付は終了しました。
FAJへの入会検討のために、一般(非会員)の方には、一回限り無料での定例会への「お試し参加」が可能です。
一般(非会員)の方の二回目以降の参加には、参加費をいただいています。
ただし、テーマによっては、会員のみの参加とし、一般の方の参加をご遠慮いただく場合があります。